【R-18】妖しい魔術師と捕らわれた姫君

黒子猫

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「またお会いしましょう、姫様」

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「姫様……姫様……」
(主人公「ん……?」)
〈主人公、ゆっくりと目を開ける〉
「ふふ……、起きられましたか……。昨夜のこと、覚えていらっしゃいますか……?」
(主人公「……なんとなく……」)
(主人公、自分の服を見る)
[衣擦れの音(大きめ)]
「ふふふ……。服は、最初着ていらっしゃったドレスを、また着て頂きました……。あのネグリジェもとても似合っていたのですが……」
〈主人公、自分の体を抱き締める〉
「(クスッと笑う)そんなに警戒しなくても……。昨夜は、あまりの快楽に気絶されてしまったのです……。なんとなく覚えているということは、あなたが感じた快楽の数々も、覚えているでしょう……?」
〈主人公、目をそらす〉
[SE:衣擦れの音]
「ふふ……。そうやって、目をそらすということは……、図星、ですね……。ふふ……、可愛い姫様……(耳にキス)昨夜はあんなことがあったのに、(耳元で)今はこんなに恥じらって……」
[SE:衣擦れの音]
〈ラティス楽しそうに言う〉
「囁かれただけで、体が少しビクっとした……。媚薬はもう切れておりますが……。姫様は元々感じやすいのでしょうね……」
〈ラティス、主人公の耳に息を吹き掛ける〉
「ほらまた……ビクっ、とした……」
〈ラティス、面白そうに、少し笑う〉
(主人公「遊ばないでよ!」)
[SE:衣擦れの音]
「あぁ……、ふふ……、あまりに可愛らしいので、つい……。お別れの時間が名残惜しいのです。……ですが、あなたをそろそろ解放しないと……。あなたの今日あった記憶は、魔術で消しておきます……。時間も、私があなたを捕らえた数時間後に戻します。……ですから、あなたは、いつも通り城を抜け出した状態まで戻るのです」
〈主人公、ラティスを見つめる〉
「……ですが、少しだけ、あなたの記憶に仕掛けをしておきます。あることを思い出すと、今日あったこと全てを思い出す仕掛けを……。あなたが快楽に溺れたことも、全て……。」
(主人公、「……そんなこと……」)
「(楽しそうに笑う)そんなこと、ない……ですか?ふふ……」
〈主人公、顔を赤くする〉
[SE:衣擦れの音]
「さて……、いつまでもあなたと一緒にいたいですが、そろそろ時間です。あなたはゆっくり目を閉じて……。あなたが目を覚ましたとき、いつもの見慣れた景色が広がっています……。あなたはここであったことは、全て忘れています……。ですが、また近いうちに私たちは再開します。
あなたを退屈で窮屈な日常生活から抜け出させてあげる……。また、迎えに行きますから、お待ち下さいね……。私の可愛い姫様……」
〈ラティス、主人公のまぶたに1回キスをする〉

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