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領主と女中と口紅
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「え。何お前、まだマリアちゃんと何もシてないの? だっせぇなァ」
「いきなり情緒のない下ネタ振ってくるのやめてくれませんか先生」
夏のある日。クロワ家の屋敷を突然来訪したのは、いかにも健康そうな褐色の肌と、見事な銀髪を短く刈り込んだ女性だった。
彼女はライア・ロビンソン。
かつてロアがまだ少女だった頃、1か月間だけ家庭教師を務めた女性だ。
今は隠れ里に身を隠し、怪しげな薬をつくってはこっそり売っているらしい。
ライアはまるで我が家のようにクロワ家の居間のソファーにふんぞりかえる。
「せっかく私がとっておきの媚薬をくれてやったのにー。あの薬結構人気なんだぞ? 噂では回りまわって首都の貴族様界隈でも目をむくほどの高値で取引されてるらしいんだぞ?」
「威張るな! どうせくれるならもっと役に立つもの下さいますか!」
「じゃあ売ればいいじゃん。冗談抜きに結構良い値つくぜ?」
「……」
「ははっ、売るには勿体ないとか思ってる顔だな? どうせ鍵のかかる引き出しにでも大事にしまい込んであるんだろ~」
図星をつかれてロアはうぐ、と黙り込む。
それを見てライアは一層にんまりと笑った。
「お前はほんとにわかりやすいなあ。ま、人にもらったものを大事にするのは良いことだネ。そんな可愛げのあるロアちゃんにはお土産にこれをあげよう」
そう言って、ライアは足元に置いていたリュックのポケットから人差し指サイズの小さな箱を取り出し、ロアに差し出した。
「……これは?」
「いぶかしげな眼で見ているが、別に変なものじゃないヨ?
口紅だよ口紅。マリアちゃんにあげてみ?」
マリアは厨房で今晩の夕食の準備をしているところだ。
久しぶりに来訪したライアのために腕をふるってくれるらしい。
「マリアにあげるなら先生から直接渡せばいいじゃないですか。
なんだかんだ、マリアは先生のこと慕ってますし、喜ぶと思いますよ」
不本意ですが、とロアはしっかり付け加えた。
「それは嬉しいなァ~。でもほら、私が渡すとかえって使ってくれない気がするんだよなァ。だからお前から渡せ?」
ずい、とライアは物をロアに押し付けた。
「私が渡したところで同じことのような気もしますけど。
マリア、普段は口紅使わないし……」
「だからだヨ! 一番近しいお前が『使って見せて?』って渡すんだよ! そのほうが使ってくれるだろ、オーケイ?」
ライアの妙な押しに負けて、ロアはそれを受け取った。
いつもより少し豪華な夕食を終えて、葡萄酒や発泡酒を散々飲み散らかしたライア・ロビンソンは居間のソファーで居眠りこけていた。
「先生、こんなとこで寝ないで部屋で寝てください」
自身も赤い顔をしながら、ロアはライアの肩をゆする。
が、ライアは気持ちよさそうにいびきをかくだけで、目を開こうとはしなかった。
「……タオルケットでも掛けとこうか」
「そうですね」
マリアは別室からタオルケットをとってきて、ライアにかぶせた。
「ロア様ももうおやすみになっては?」
「……そうする」
重くなってきた瞼をこすりながら、「そうだ」とロアはポケットから箱を取り出す。
「これ、マリアにあげる」
「何ですか、これ」
「先生からのお土産。口紅だって」
「口紅ですか。なら私ではなく貴女が持っていたほうがいいのでは?」
案の定、マリアはそう言って素直に受け取らなかった。
「私はいくつか持ってるから。ね、どうぞ」
「……そうですか?」
しぶしぶといった感じで、マリアはそれを受け取る。
マリアはそのままそれを給仕服のポケットに入れて、厨房へと下がろうとしたが
「待ってマリア。どんな色か見てみたいから開けてみて?」
「……もう、気になるならご自身で確かめればいいのに」
マリアは呆れた顔をしながらもポケットに手をやって、箱の中身を取り出す。
箱から出てきたその口紅は、ロアとマリアの想像と少しだけ違った形状をしていた。
一般的な固形のスティック型ではなく、どちらかと言えば爪に塗るマニキュアのような小瓶だったのだ。
透明な瓶からはきらきらとした薄紅色が覗いており、可愛らしい。
「綺麗、ですけど。これ、口紅なんですか?」
「口紅って言ってたんだけどな……。液状だね?」
首を傾げつつも、マリアは蓋を回して開ける。蓋にはそれこそマニキュアを塗るような、小さな筆が取り付けられていた。
「……口紅なんですよね?」
「ちょっと貸してみて」
ロアは瓶を受け取り、鼻を近づけ匂いを嗅ぐ。瓶から香る匂いは、マニキュア独特の刺激臭ではなく、まるで花のような甘い香りだった。
「形は変わってるけどちゃんと口紅っぽい。試しにつけてみる?」
「え、今ですか?」
「うん。駄目?」
「……駄目ではないですが、……」
マリアは少し逡巡を見せる。
普段化粧をしないので、いきなり試すかと言われてすぐに乗り気になるものでもない。
「不安なら私が先に試そうか? 間接キスになっちゃうけど」
「前から思っていましたけど、酔うとわりとひどいこと言いますよねロア様って」
「え⁉ 待って、そんなに酔ってないよ!」
「そうですか。では忘れてください」
「無理そう! 引きずる! うわーん!」
半泣きのロアに、マリアはやれやれと溜息をつく。
本人は酔っていないと言い張っているが、顔色や言動を見れば酔っているのかそうでないのかぐらい分かる。
こういうときは面倒なので、はやく寝てもらうに限る。
「私が口紅を塗ったら満足して寝てくれます?」
「うん!」
まるで忠犬のように頷くロアからマリアが口紅を受け取ろうとすると、
「塗らせて?」
「え」
それはちょっと恥ずかしい、とマリアが言う前に、ロアは鼻歌混じりに筆の先を瓶の中の紅に丁寧につけ始めた。
筆に紅を乗せると、ロアは一歩踏み込んで、マリアとの距離を詰める。そして自身より身長の低いマリアの目線に合わせるように、少しだけ前かがみになった。
「少しだけじっとしててね」
……酔っている割には、真剣な眼差しでロアはマリアの唇に筆を添わせた。
こうなれば動くわけにもいかず、マリアは大人しく唇を差し出す。
ロアはそんなマリアを見て少しだけ目を細め、丁寧に色をつけていく。
花の蜜のような、甘い香りがマリアの鼻孔をくすぐった。
ロアの顔がすぐ目の前にあることが恥ずかしく、かといって目を閉じるのも憚られて、視線が泳いでしまう。
そのせいで頬が徐々に火照ってくる上に、唇の上を走る小筆の感触が存外にこそばゆく、足を一歩引きたくなるのをマリアは必死に我慢した。
マリアの小さな唇をなぞるのに、時間はそこまでかからない。
けれど、マリア自身はこの時間を妙に長く感じた。
いや、体感時間ではない。
実際、ロアの手が途中で止まっているのだ。
「……あの、ロア?」
「ああ、ごめん」
マリアの声にはっとして、ロアは慌てて手を引き口紅の蓋を閉めた。そして、どことなくぎこちない動作でマリアに口紅を返す。
調子よく塗り始めたのはロアのほうだというのに、中途半端な終わり方をされてマリアは少しだけ眉をひそめる。
「満足しました?」
「う、うん」
「そうですか。では私は後片付けがありますので」
そう言って厨房に下がろうとしたマリアを、ロアは「待って」と引き留めた。
「何です?」
「あ、あのね……その……」
ロアが口ごもるのは珍しく、マリアは余計に不審に思った。
まさか塗るのを失敗しておかしなことになっているのかと疑ったが、手近なところに鏡もなく、それを確かめることもできない。
いや、それとも。
「私にはやはり似合わなかったでしょうか。何でしたら、ロア様にお返ししますけど……」
「違う! そうじゃないよ! とっても綺麗」
酒のせいなのかそうでないのか、真っ赤な顔でロアは言った。
言ってから、彼女は非常に申し訳なさそうに視線を床のほうに落とす。
「その口紅、すごく滑らかで、艶っぽくて……」
「大人向けということですか? やっぱり似合っていないのでは」
「ちがうーー! 綺麗なんだってば! 綺麗で、吸い寄せられそうだから、だからね」
顔を真っ赤にしたまま、ロアはマリアの耳元でささやいた。
「……私以外の前ではあんまり使わないで……」
ロアはそれだけ言って、耳まで赤くしてそそくさと居間を出ていった。
マリアはその言葉の意味を数秒考えてから、ようやく意図を理解する。
「……」
動悸が収まらない。
少し、胸が痛いくらいに。
マリアは返してもらった口紅をぎゅっと握り、自身も少し早足で厨房に向かった。
「いきなり情緒のない下ネタ振ってくるのやめてくれませんか先生」
夏のある日。クロワ家の屋敷を突然来訪したのは、いかにも健康そうな褐色の肌と、見事な銀髪を短く刈り込んだ女性だった。
彼女はライア・ロビンソン。
かつてロアがまだ少女だった頃、1か月間だけ家庭教師を務めた女性だ。
今は隠れ里に身を隠し、怪しげな薬をつくってはこっそり売っているらしい。
ライアはまるで我が家のようにクロワ家の居間のソファーにふんぞりかえる。
「せっかく私がとっておきの媚薬をくれてやったのにー。あの薬結構人気なんだぞ? 噂では回りまわって首都の貴族様界隈でも目をむくほどの高値で取引されてるらしいんだぞ?」
「威張るな! どうせくれるならもっと役に立つもの下さいますか!」
「じゃあ売ればいいじゃん。冗談抜きに結構良い値つくぜ?」
「……」
「ははっ、売るには勿体ないとか思ってる顔だな? どうせ鍵のかかる引き出しにでも大事にしまい込んであるんだろ~」
図星をつかれてロアはうぐ、と黙り込む。
それを見てライアは一層にんまりと笑った。
「お前はほんとにわかりやすいなあ。ま、人にもらったものを大事にするのは良いことだネ。そんな可愛げのあるロアちゃんにはお土産にこれをあげよう」
そう言って、ライアは足元に置いていたリュックのポケットから人差し指サイズの小さな箱を取り出し、ロアに差し出した。
「……これは?」
「いぶかしげな眼で見ているが、別に変なものじゃないヨ?
口紅だよ口紅。マリアちゃんにあげてみ?」
マリアは厨房で今晩の夕食の準備をしているところだ。
久しぶりに来訪したライアのために腕をふるってくれるらしい。
「マリアにあげるなら先生から直接渡せばいいじゃないですか。
なんだかんだ、マリアは先生のこと慕ってますし、喜ぶと思いますよ」
不本意ですが、とロアはしっかり付け加えた。
「それは嬉しいなァ~。でもほら、私が渡すとかえって使ってくれない気がするんだよなァ。だからお前から渡せ?」
ずい、とライアは物をロアに押し付けた。
「私が渡したところで同じことのような気もしますけど。
マリア、普段は口紅使わないし……」
「だからだヨ! 一番近しいお前が『使って見せて?』って渡すんだよ! そのほうが使ってくれるだろ、オーケイ?」
ライアの妙な押しに負けて、ロアはそれを受け取った。
いつもより少し豪華な夕食を終えて、葡萄酒や発泡酒を散々飲み散らかしたライア・ロビンソンは居間のソファーで居眠りこけていた。
「先生、こんなとこで寝ないで部屋で寝てください」
自身も赤い顔をしながら、ロアはライアの肩をゆする。
が、ライアは気持ちよさそうにいびきをかくだけで、目を開こうとはしなかった。
「……タオルケットでも掛けとこうか」
「そうですね」
マリアは別室からタオルケットをとってきて、ライアにかぶせた。
「ロア様ももうおやすみになっては?」
「……そうする」
重くなってきた瞼をこすりながら、「そうだ」とロアはポケットから箱を取り出す。
「これ、マリアにあげる」
「何ですか、これ」
「先生からのお土産。口紅だって」
「口紅ですか。なら私ではなく貴女が持っていたほうがいいのでは?」
案の定、マリアはそう言って素直に受け取らなかった。
「私はいくつか持ってるから。ね、どうぞ」
「……そうですか?」
しぶしぶといった感じで、マリアはそれを受け取る。
マリアはそのままそれを給仕服のポケットに入れて、厨房へと下がろうとしたが
「待ってマリア。どんな色か見てみたいから開けてみて?」
「……もう、気になるならご自身で確かめればいいのに」
マリアは呆れた顔をしながらもポケットに手をやって、箱の中身を取り出す。
箱から出てきたその口紅は、ロアとマリアの想像と少しだけ違った形状をしていた。
一般的な固形のスティック型ではなく、どちらかと言えば爪に塗るマニキュアのような小瓶だったのだ。
透明な瓶からはきらきらとした薄紅色が覗いており、可愛らしい。
「綺麗、ですけど。これ、口紅なんですか?」
「口紅って言ってたんだけどな……。液状だね?」
首を傾げつつも、マリアは蓋を回して開ける。蓋にはそれこそマニキュアを塗るような、小さな筆が取り付けられていた。
「……口紅なんですよね?」
「ちょっと貸してみて」
ロアは瓶を受け取り、鼻を近づけ匂いを嗅ぐ。瓶から香る匂いは、マニキュア独特の刺激臭ではなく、まるで花のような甘い香りだった。
「形は変わってるけどちゃんと口紅っぽい。試しにつけてみる?」
「え、今ですか?」
「うん。駄目?」
「……駄目ではないですが、……」
マリアは少し逡巡を見せる。
普段化粧をしないので、いきなり試すかと言われてすぐに乗り気になるものでもない。
「不安なら私が先に試そうか? 間接キスになっちゃうけど」
「前から思っていましたけど、酔うとわりとひどいこと言いますよねロア様って」
「え⁉ 待って、そんなに酔ってないよ!」
「そうですか。では忘れてください」
「無理そう! 引きずる! うわーん!」
半泣きのロアに、マリアはやれやれと溜息をつく。
本人は酔っていないと言い張っているが、顔色や言動を見れば酔っているのかそうでないのかぐらい分かる。
こういうときは面倒なので、はやく寝てもらうに限る。
「私が口紅を塗ったら満足して寝てくれます?」
「うん!」
まるで忠犬のように頷くロアからマリアが口紅を受け取ろうとすると、
「塗らせて?」
「え」
それはちょっと恥ずかしい、とマリアが言う前に、ロアは鼻歌混じりに筆の先を瓶の中の紅に丁寧につけ始めた。
筆に紅を乗せると、ロアは一歩踏み込んで、マリアとの距離を詰める。そして自身より身長の低いマリアの目線に合わせるように、少しだけ前かがみになった。
「少しだけじっとしててね」
……酔っている割には、真剣な眼差しでロアはマリアの唇に筆を添わせた。
こうなれば動くわけにもいかず、マリアは大人しく唇を差し出す。
ロアはそんなマリアを見て少しだけ目を細め、丁寧に色をつけていく。
花の蜜のような、甘い香りがマリアの鼻孔をくすぐった。
ロアの顔がすぐ目の前にあることが恥ずかしく、かといって目を閉じるのも憚られて、視線が泳いでしまう。
そのせいで頬が徐々に火照ってくる上に、唇の上を走る小筆の感触が存外にこそばゆく、足を一歩引きたくなるのをマリアは必死に我慢した。
マリアの小さな唇をなぞるのに、時間はそこまでかからない。
けれど、マリア自身はこの時間を妙に長く感じた。
いや、体感時間ではない。
実際、ロアの手が途中で止まっているのだ。
「……あの、ロア?」
「ああ、ごめん」
マリアの声にはっとして、ロアは慌てて手を引き口紅の蓋を閉めた。そして、どことなくぎこちない動作でマリアに口紅を返す。
調子よく塗り始めたのはロアのほうだというのに、中途半端な終わり方をされてマリアは少しだけ眉をひそめる。
「満足しました?」
「う、うん」
「そうですか。では私は後片付けがありますので」
そう言って厨房に下がろうとしたマリアを、ロアは「待って」と引き留めた。
「何です?」
「あ、あのね……その……」
ロアが口ごもるのは珍しく、マリアは余計に不審に思った。
まさか塗るのを失敗しておかしなことになっているのかと疑ったが、手近なところに鏡もなく、それを確かめることもできない。
いや、それとも。
「私にはやはり似合わなかったでしょうか。何でしたら、ロア様にお返ししますけど……」
「違う! そうじゃないよ! とっても綺麗」
酒のせいなのかそうでないのか、真っ赤な顔でロアは言った。
言ってから、彼女は非常に申し訳なさそうに視線を床のほうに落とす。
「その口紅、すごく滑らかで、艶っぽくて……」
「大人向けということですか? やっぱり似合っていないのでは」
「ちがうーー! 綺麗なんだってば! 綺麗で、吸い寄せられそうだから、だからね」
顔を真っ赤にしたまま、ロアはマリアの耳元でささやいた。
「……私以外の前ではあんまり使わないで……」
ロアはそれだけ言って、耳まで赤くしてそそくさと居間を出ていった。
マリアはその言葉の意味を数秒考えてから、ようやく意図を理解する。
「……」
動悸が収まらない。
少し、胸が痛いくらいに。
マリアは返してもらった口紅をぎゅっと握り、自身も少し早足で厨房に向かった。
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