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第15話 始まりの日の夜
(聖女)
勇者と色を合わせた赤いドレスを揺らし、一人でバルコニーに出る。
夜空を見あげると「ふう」と一息をついた。
背後の大広間では、華々しく勇者を歓迎するパーティーが開かれているというのに主役が姿を消した。
わたくしを置いていくなんて、勇者でなければ生かしておかない。
勇者であっても、それなりの報いは受けて欲しいところだけれど、召喚がうまくいって気分がよいから……まあ、いいでしょう。
我ながら寛大になったものだと感心する。
勇者はこの世界に共にやってきた『風邪薬』が連れ去られたと昼に騒いでいたけれど、それを説得してなんとか参加させていたのだが……我慢できなくなったらしい。
『やっぱり千隼を取り戻さないと……! あいつはこの世界では自分を守れない! 俺がそばにいないと駄目なんだ!』
そんなことを言って飛び出していった。
幸い主役がいなくなってもパーティーはつつがなく進んでいるが、あの勇者にはどうしたものか……。
「…………。勇者はみつかったの?」
わたくしの命を受けて隠密に動いている者が来たことを察知してつぶやく。
「まだ、必死にご友人を探しておられるようで……」
姿は見えないが、報告ははっきりと耳に届く。
その内容には呆れて思わず「はっ」という声を漏らしてしまったが、優雅ではなかったとすぐに表情を戻す。
「今も城下町を駆け回っているの?」
「……はい」
パーティーの前も何時間もずっと走り回っていたのに、素晴らしい体力だこと――。
もっと有意義なことに使って欲しいけれど。
「風邪薬に関する情報は勇者の耳に入らないようにしなさい。あれを連れて行った連中についてもね」
「承知しました。獣人たちはやはり学校に戻ったようですが、始末しなくてもよろしいのですか?」
「……あそこは放っておきなさい。手を出した方が面倒だわ」
目障りな獣人の処理は進んでいるけれど、あれは放っておく方が害がない。
気に入ったペットもいることだし、見逃してあげましょう。
「勇者はご友人がみつからないなら出発しない、とおっしゃっているようですが……」
はあ、とまたため息をついてしまう。
どうして勇者というものは、こうも無駄な情に振り回されるものなのか。
「こちらで探し出すことを条件に、塔に向けて出発するよう説得しなさい。そろそろ、土地勘のないこの世界で闇雲に探してもみつからないとあきらめがついている頃でしょう。塔をなんとかしないと、あの風邪薬も危険にさらされることになることだし……なんとか丸め込むように」
「はい」
わたくしの指示を聞くと、隠密の気配は消えた。
「あの風邪薬……忌々しいわね」
勇者にくっついて現れたときから、懐かしい『愚か者』を思い出してしまって不快になった。
それにペットを奪われるなんて思っていなかったけれど、代わりに勇者を頂いたと思うことにしましょう。
……今度の勇者は死なせないわ。
※
(千隼)
食堂の片付けを済ませたオレは、職員寮の自室に戻ってきた。
硬いベッドの上で大の字になり、今日のできごとを振り返る。
「すごい一日だったなあ……」
昨日までただの学生だったのに、今は保健室の先生だもんな。
「京平は今頃何しているかなあ」
まだ城にいると思うけど、豪華な部屋のふかふかのベッドで寝ているんだろうな。
ここのベッドは固いし白一色で病室みたいだけど、オレの城だと思うと誇らしい。
日付が変わる前のこの時間だと、いつもはスマホでゲームをしていた。
これからはネットがない生活をしていくことになるのか。
不便だなと思ったけれど、誰もスマホを持っていないから案外気にならないかもしれない。
スマホはポケットに入れていたから持っているのだが、充電がなくなったら二度と見ることができないと思うので、今は電源を落としている。
「少しだけつけてみようかな」
データ通信もWi-Fiもないから、誰とも連絡取れるはずがないのだが気になった。
電源を入れてメッセージアプリを開くと、一番上に名前があるのは京平だった。
『今日はバッティングセンターに行くぞ』
六時間目の授業中に、オレがこっそりと送ったメッセージが最後になっている。
あいつはいつも通り既読をつけただけだったが、返事の代わりに「ふっ……」という余裕の笑みをオレに向けてきた。
バッティングセンターでの対決は何度もやってきて、いつも打ち返せた本数で勝負してきたけど、パワーは圧倒的に京平が上だったよなあ。
悔しくてよく家に帰ってから素振りをやったけれど、今思えばさすがに勇者には勝てないと苦笑いだ。
『オレは百を超えて……【千】って漢字があるから千点だ!』
ゲームで百点以上のいい結果を出せたと思い、オレがそう言うと……。
『それをいうなら俺は【京】だ』
京平は俺より良い結果を出して、ドヤ顔でそう返してきたなあ。
京は千の一兆倍……か? だめだ、桁が違い過ぎて分からない。
「ほんとに、お前のすごさは『桁違い』だったよ。……京平、がんばれよ」
届かないとは思うけど、メッセージアプリに『がんばれ、親友』と送っておいた。
――ゴトッ
「……うん?」
音がした机の方を見ると、先ほどシオン先生が届けてくれたたまごが目に入った。
今はふかふかの布が敷かれたカゴに入れて貰っている。
ゴトッという音が聞こえたけど、まさか動いた?
しばらくジーッと観察してみたが、動く気配はない。気のせいかな。
「そうだ、小回復をかけてあげないと」
たまごをカゴごとベッドに持ってきて、あぐらをかいた足の上に乗せる。
「いたいのいたいの とんでいけ」
そっと抱えてたまごを撫でると、オレの手がぽわっと光った。
『…………』
変化はないが……何となく喜んでいる気がする。
「元気に育ってくれよ」
たぶん鳥が孵ると聞いたけど、異世界ならオレを背中に載せて飛べるくらい大きな鳥になるかもしれない。
「オレに空の散歩をさせてくれ」
そのままたまごを撫でていると、眠たくてぐずる弟たちを撫でて寝かしつけていたことを思い出した。
このたまごの中にいる命も、弟たちのようにすくすくと成長して欲しいものだ。
「大きくなあれ 大きくなあれ」
おまじないのように唱えながら撫でていると……。
『…………』
「……うん?」
なんとなく、小回復のスキルを使っているような感覚になった。
手は光ってはいないのだが、すごく光りそうな……ムズムズする感じだ。
もしかすると、封印されているというオレの能力に関係しているのかも……?
明日、シオン先生に相談しよう。
「ふあぁぁ……ねむ」
疲れているのか、急に眠気が襲ってきた。
明日は集会で生徒たちの前で挨拶をする予定なのでもう寝よう。
「おやすみ、たまごちゃん。……うん?」
たまごを机の上に戻していると、扉の向こうに誰かいる気がした。
……向いの部屋のシュロ先生が遊びに来てくれたとか?
実は焼きリンゴをあげたお礼に、シュロ先生が着ている白衣を貰ったのだ。
明日着るためにもうハンガーにかけていて、目に入るたびにニヤニヤしてしまう。
最初のことを思えばかなり仲良くなれたと思うが、シュロ先生はもっと仲良くしようとしてくれているのかな!? と扉を開けてみたが……誰もいなかった。あれー?
「うわ……真っ暗な廊下って怖いな」
部屋に戻って来たときは他の部屋から明かりが漏れていたし、廊下の天井にも証明がついていたのだが、もう消灯時間なのか真っ暗だ。
周囲は森で明かりがほとんどない、純粋な闇という感じが恐ろしい。
トイレが一階だから、夜中に行きたくなるとここを通らなければいけないのが嫌だ。
毎日ちゃんと済ませてこよう。
「……うん?」
扉を閉めようとしたのだが、何かが通った気がした。
この寮の誰かだろうか。
ジーッと見ていると、ぼんやりと人影が浮かび上がってきた。
光っているような、透明なような……全体的に白のシルエットで――。
おばけか? なんて軽い気持ちで思ったのだが……。
『女性はもれなく長い白髪の亡霊を見たり、憎まれている夢を見続けるようになって精神を病んでいったため――』
シオン先生が言っていた言葉がよみがえってきた。
え、『長い白髪の亡霊』ってあれのこと?
見えるのって女子だけなんじゃなかったの!?
……あれ、何か言っている?
『……じていたのに……どうし…………るさな……』
「!!」
断片的にだが、声が聞こえたオレはゾッとして勢いよく扉を閉めた。
鍵もしたことで少しホッとしたが、心臓がバクバク鳴っている。
おばけっぽいものを見ちゃったけど……見間違いだよな!?
オレ、呪われちゃう!?
どうしよう、シュロ先生の部屋に行って一緒に寝て! と頼むべきだろうか!
でも、部屋に行くためには廊下に出ないといけないわけで……。
たまごを抱えて守りながら、布団に潜った方がいいのだろうかと悩んでいたら……。
――ガチャガチャ
「!」
オレの部屋のドアノブに誰かが手をかけている……!
勇者と色を合わせた赤いドレスを揺らし、一人でバルコニーに出る。
夜空を見あげると「ふう」と一息をついた。
背後の大広間では、華々しく勇者を歓迎するパーティーが開かれているというのに主役が姿を消した。
わたくしを置いていくなんて、勇者でなければ生かしておかない。
勇者であっても、それなりの報いは受けて欲しいところだけれど、召喚がうまくいって気分がよいから……まあ、いいでしょう。
我ながら寛大になったものだと感心する。
勇者はこの世界に共にやってきた『風邪薬』が連れ去られたと昼に騒いでいたけれど、それを説得してなんとか参加させていたのだが……我慢できなくなったらしい。
『やっぱり千隼を取り戻さないと……! あいつはこの世界では自分を守れない! 俺がそばにいないと駄目なんだ!』
そんなことを言って飛び出していった。
幸い主役がいなくなってもパーティーはつつがなく進んでいるが、あの勇者にはどうしたものか……。
「…………。勇者はみつかったの?」
わたくしの命を受けて隠密に動いている者が来たことを察知してつぶやく。
「まだ、必死にご友人を探しておられるようで……」
姿は見えないが、報告ははっきりと耳に届く。
その内容には呆れて思わず「はっ」という声を漏らしてしまったが、優雅ではなかったとすぐに表情を戻す。
「今も城下町を駆け回っているの?」
「……はい」
パーティーの前も何時間もずっと走り回っていたのに、素晴らしい体力だこと――。
もっと有意義なことに使って欲しいけれど。
「風邪薬に関する情報は勇者の耳に入らないようにしなさい。あれを連れて行った連中についてもね」
「承知しました。獣人たちはやはり学校に戻ったようですが、始末しなくてもよろしいのですか?」
「……あそこは放っておきなさい。手を出した方が面倒だわ」
目障りな獣人の処理は進んでいるけれど、あれは放っておく方が害がない。
気に入ったペットもいることだし、見逃してあげましょう。
「勇者はご友人がみつからないなら出発しない、とおっしゃっているようですが……」
はあ、とまたため息をついてしまう。
どうして勇者というものは、こうも無駄な情に振り回されるものなのか。
「こちらで探し出すことを条件に、塔に向けて出発するよう説得しなさい。そろそろ、土地勘のないこの世界で闇雲に探してもみつからないとあきらめがついている頃でしょう。塔をなんとかしないと、あの風邪薬も危険にさらされることになることだし……なんとか丸め込むように」
「はい」
わたくしの指示を聞くと、隠密の気配は消えた。
「あの風邪薬……忌々しいわね」
勇者にくっついて現れたときから、懐かしい『愚か者』を思い出してしまって不快になった。
それにペットを奪われるなんて思っていなかったけれど、代わりに勇者を頂いたと思うことにしましょう。
……今度の勇者は死なせないわ。
※
(千隼)
食堂の片付けを済ませたオレは、職員寮の自室に戻ってきた。
硬いベッドの上で大の字になり、今日のできごとを振り返る。
「すごい一日だったなあ……」
昨日までただの学生だったのに、今は保健室の先生だもんな。
「京平は今頃何しているかなあ」
まだ城にいると思うけど、豪華な部屋のふかふかのベッドで寝ているんだろうな。
ここのベッドは固いし白一色で病室みたいだけど、オレの城だと思うと誇らしい。
日付が変わる前のこの時間だと、いつもはスマホでゲームをしていた。
これからはネットがない生活をしていくことになるのか。
不便だなと思ったけれど、誰もスマホを持っていないから案外気にならないかもしれない。
スマホはポケットに入れていたから持っているのだが、充電がなくなったら二度と見ることができないと思うので、今は電源を落としている。
「少しだけつけてみようかな」
データ通信もWi-Fiもないから、誰とも連絡取れるはずがないのだが気になった。
電源を入れてメッセージアプリを開くと、一番上に名前があるのは京平だった。
『今日はバッティングセンターに行くぞ』
六時間目の授業中に、オレがこっそりと送ったメッセージが最後になっている。
あいつはいつも通り既読をつけただけだったが、返事の代わりに「ふっ……」という余裕の笑みをオレに向けてきた。
バッティングセンターでの対決は何度もやってきて、いつも打ち返せた本数で勝負してきたけど、パワーは圧倒的に京平が上だったよなあ。
悔しくてよく家に帰ってから素振りをやったけれど、今思えばさすがに勇者には勝てないと苦笑いだ。
『オレは百を超えて……【千】って漢字があるから千点だ!』
ゲームで百点以上のいい結果を出せたと思い、オレがそう言うと……。
『それをいうなら俺は【京】だ』
京平は俺より良い結果を出して、ドヤ顔でそう返してきたなあ。
京は千の一兆倍……か? だめだ、桁が違い過ぎて分からない。
「ほんとに、お前のすごさは『桁違い』だったよ。……京平、がんばれよ」
届かないとは思うけど、メッセージアプリに『がんばれ、親友』と送っておいた。
――ゴトッ
「……うん?」
音がした机の方を見ると、先ほどシオン先生が届けてくれたたまごが目に入った。
今はふかふかの布が敷かれたカゴに入れて貰っている。
ゴトッという音が聞こえたけど、まさか動いた?
しばらくジーッと観察してみたが、動く気配はない。気のせいかな。
「そうだ、小回復をかけてあげないと」
たまごをカゴごとベッドに持ってきて、あぐらをかいた足の上に乗せる。
「いたいのいたいの とんでいけ」
そっと抱えてたまごを撫でると、オレの手がぽわっと光った。
『…………』
変化はないが……何となく喜んでいる気がする。
「元気に育ってくれよ」
たぶん鳥が孵ると聞いたけど、異世界ならオレを背中に載せて飛べるくらい大きな鳥になるかもしれない。
「オレに空の散歩をさせてくれ」
そのままたまごを撫でていると、眠たくてぐずる弟たちを撫でて寝かしつけていたことを思い出した。
このたまごの中にいる命も、弟たちのようにすくすくと成長して欲しいものだ。
「大きくなあれ 大きくなあれ」
おまじないのように唱えながら撫でていると……。
『…………』
「……うん?」
なんとなく、小回復のスキルを使っているような感覚になった。
手は光ってはいないのだが、すごく光りそうな……ムズムズする感じだ。
もしかすると、封印されているというオレの能力に関係しているのかも……?
明日、シオン先生に相談しよう。
「ふあぁぁ……ねむ」
疲れているのか、急に眠気が襲ってきた。
明日は集会で生徒たちの前で挨拶をする予定なのでもう寝よう。
「おやすみ、たまごちゃん。……うん?」
たまごを机の上に戻していると、扉の向こうに誰かいる気がした。
……向いの部屋のシュロ先生が遊びに来てくれたとか?
実は焼きリンゴをあげたお礼に、シュロ先生が着ている白衣を貰ったのだ。
明日着るためにもうハンガーにかけていて、目に入るたびにニヤニヤしてしまう。
最初のことを思えばかなり仲良くなれたと思うが、シュロ先生はもっと仲良くしようとしてくれているのかな!? と扉を開けてみたが……誰もいなかった。あれー?
「うわ……真っ暗な廊下って怖いな」
部屋に戻って来たときは他の部屋から明かりが漏れていたし、廊下の天井にも証明がついていたのだが、もう消灯時間なのか真っ暗だ。
周囲は森で明かりがほとんどない、純粋な闇という感じが恐ろしい。
トイレが一階だから、夜中に行きたくなるとここを通らなければいけないのが嫌だ。
毎日ちゃんと済ませてこよう。
「……うん?」
扉を閉めようとしたのだが、何かが通った気がした。
この寮の誰かだろうか。
ジーッと見ていると、ぼんやりと人影が浮かび上がってきた。
光っているような、透明なような……全体的に白のシルエットで――。
おばけか? なんて軽い気持ちで思ったのだが……。
『女性はもれなく長い白髪の亡霊を見たり、憎まれている夢を見続けるようになって精神を病んでいったため――』
シオン先生が言っていた言葉がよみがえってきた。
え、『長い白髪の亡霊』ってあれのこと?
見えるのって女子だけなんじゃなかったの!?
……あれ、何か言っている?
『……じていたのに……どうし…………るさな……』
「!!」
断片的にだが、声が聞こえたオレはゾッとして勢いよく扉を閉めた。
鍵もしたことで少しホッとしたが、心臓がバクバク鳴っている。
おばけっぽいものを見ちゃったけど……見間違いだよな!?
オレ、呪われちゃう!?
どうしよう、シュロ先生の部屋に行って一緒に寝て! と頼むべきだろうか!
でも、部屋に行くためには廊下に出ないといけないわけで……。
たまごを抱えて守りながら、布団に潜った方がいいのだろうかと悩んでいたら……。
――ガチャガチャ
「!」
オレの部屋のドアノブに誰かが手をかけている……!
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