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第17話 集会へ
噛まれてちょっと血が出たし歯形も薄っすらついていたので、オレは「ありえない!」とぷんすこしながら自分に「いたいのいたいの とんでいけ」をした。
綺麗に消えたのでよかったが、リッカは不満げだった。
傷害事件の加害者が文句を言うんじゃないよ、まったく。
リッカには「噛んだら絶交」だと言い聞かせて寝た。
我慢しているのかウーウー唸っていてうるさかったが、オレはふかふかの尻尾を握って寝たし、案外リッカの体温が心地よくて快眠だった。
まだ空は暗い早朝。
朝食作りを手伝うために起きると、リッカも薄っすらと目を開けたのだが……。
「かなり眠そうだな」
「チハヤが噛んだらだめだって言うから、我慢してたら眠れなかった」
なんだその理由。
好きな女の子と一緒だとドキドキして眠れない! なんて、ラブコメのワンシーンみたいなことを言うな。
「噛んだら二度とオレの部屋には泊めないからな」
そう言って注意したが、噛まなくても生徒を泊めるのは駄目だよなあ?
何だかリッカに毒されてきた気がしつつ、たまごちゃんに朝の小回復をかけ、ついでに「大きくなあれ」もやっておいた。
そして、寝不足で起きられないリッカをベッドに残し、オレは調理場へ向かった。
「あ、シオン先生、シュロ先生おはようございます!」
「チハヤ先生、おはようございます」
シュロ先生だけだと思っていたのだが、甚平のような楽な格好のシオン先生の姿もあった。
「シオン先生、その恰好いいですね!」
「ありがとうございます。よかったら似たようなものを差し上げますよ」
「本当ですか? やった!」
朝からいい収穫があって嬉しい。
部屋着として毎日着たいな。
「おはよう。ちゃんと遅れずに来てえらいじゃないか」
褒めてくれたシュロ先生は、割烹着のようなものを着ていたので女将感があってドキッとした。
目でも朝からいい収穫を貰ったとほくほくだ。
「寝坊しなくてよかったです!」
「来なかったら白衣没収してたよ」
「!」
あっぶなー!
着る前から失うルートを回避できて本当によかった……。
「じゃあ、取りかかろうか」
「はい!」
シュロ先生の掛け声で、朝食作りを始める。
朝食は食べない子も多いそうで、夕飯の半分以下の食材で済むという。
おにぎりの安全性が確認できたら、朝食に出してもいいかもしれない。
メニューは固そうなパンと野菜スープ。
そして、カットした果物だ。
食材は多少変わるが、大体これがデフォルトらしい。
オレは黙々と果物を切っていったのだが、リンゴをウサギカットをしたら喜ぶかなあと思って披露してみたら、「アリスが泣くよ?」と言われたのでやめた。
たしかに……オレも人型にカットされた食事を出されたら、深読みして食べられるのかと思って泣いちゃうかもしれない。
準備が終わると同時くらいから生徒達が訪れ、にぎやかな夕食とは違った和やかな朝食タイムが進んだ。
思っていたよりも楽だったけど、これが毎日なのだから大変だ。
シュロ先生の偉大さを身を持って知ったなあ。
片付けが終わると部屋に戻った。
一人になって落ち着いたのか熟睡しているリッカを起こし、初出勤の準備を始める。
貰った新しいシャツとズボンを身に着け、白衣に袖を通すと何だか感動した。
「写真撮りたいな」
スマホの充電は貴重だが、記念すべき日なので撮らない方が後悔しそうだ。
電源を入れて自撮りしようとしていると、やっと体を起こしたリッカが声をかけてきた。
「何をしているんだ?」
「自分の写真を撮ってるんだよ。あ、そうだ。リッカが写真を撮ってくれよ」
スマホを見せて説明する。
興味深そうにしているリッカに写真の撮り方を伝えて、全身を写して貰えるように少し離れると、カシャッという音が鳴った。
確認に行くと、オレの素晴らしい白衣姿がばっちり取れていた。
「いいじゃん、ありがとう!」
「これ、おもしろいね。元の世界のもの?」
「そう。でも、充電——エネルギーがなくなると使えなくなるんだ」
いつか充電する方法が見つかるといいが……。
そう思いながら、また自己満足にはなるけど京平に写真を送っておいた。
京平は勇者として立派な格好で送り出されるんだろうな。
城で別れたときにはすでにかっこいい姿だったもんな。
まあ、オレの白衣も中々のものだけどな!
「よし、行くか!」
気合を入れて部屋を出ると、ちょうどシュロ先生も出てくるところだった。
オレと同じ白衣姿だ。
「シュロ先生! 白衣、ありがとうございます」
「いいね、様になってるよ」
「へへっ、お揃いで嬉しいです!」
笑い合っているとリッカが頭の上にまた顎を置いてきた。
離れるように肘で攻撃していると、シュロ先生の隣の部屋の扉が開いた。
「あ、キオウ先生、おはようございます」
シュロ先生が声をかける。
廊下に出てきたのは、オレがまだ挨拶できていない先生だった。
で……でっか!
ここに来て一番大きいと思ったのは、少しだけ見かけたクマの獣人だった。
でも、クマ獣人よりも縦にも横にも大きい。
髪はグレーで帽子を被っている。
ちょっと怖そう……いや、強そうな印象だ。
「シオン先生から聞いていると思うけど、この子は新任のチハヤ先生だよ」
「よろしくお願いします!」
大きさに呆気に取られてしまったが、シュロ先生が紹介してくれたので慌てて挨拶すると無言で頭を下げてくれた。
そして、そのまま先に行ってしまった。
同じところに行くのだから一緒にいけばいいのに。
少し話したかったなあ。
「キオウ先生は何の担当?」
大きな背中を見送りながら、シュロ先生に聞く。
「キオウ先生は冒険に必要な知識を教える『冒険学』や『地理』の授業、あと実践を含んだ『戦闘』だよ。それと学校の警備もしてくれている。この辺りは安全だけど、たまにやっかいな魔物が出るからね」
「それは大変そうだなあ」
シュロ先生もそうだけど、授業をやりながら他のこともやるなんてかなり忙しいだろう。
前に「あと一人いる先生はシュロ先生を手伝わないで何をやっているんだ」みたいに思ったことが申し訳ない。
「シュロ先生はライトエルフなんだよね? キオウ先生は……?」
「ゾウの獣人だよ」
ゾウ! それで体が大きいのか!
それらしい特徴は見られなかったけど、帽子や服に隠れていたのかもしれない。
「怖そうに見えるけどリンゴが好きだから、焼きリンゴをあげると仲良くなれると思うよ」
あ、そうか。
ゾウって草食獣で、鼻を使ってリンゴを食べているイメージがある。
見た目とギャップがあって可愛いかも。
「それはいいことを聞きました! ありがとうございます」
「チハヤは僕以外と仲良くしなくてもいい」
背後霊になっていたリッカが口を挟んできたが、ハイハイと流した。
さあ、これから集会だ!
※
体育館は校舎から少しだけ離れたところにある。
オレが通っている高校の体育館より小さい。
バレーとかバスケのコートは一面しか入らないだろう。
校舎や寮以上にボロくて、獣人の生徒達が暴れたら倒壊しそう……。
そんなことを考えて、ちょっとドキドキしながら入っていくと、集まっていた生徒達が一斉にこちらを見た。
「あれがリッカが執着してるっていう……」
「ほんとに人間だ……」
「小さいな……」
「シュロ先生みたいな綺麗枠が増えた……!」
自分に視線が集中しているのを感じて一気に緊張してしまったが、アリスたちが手を振ってくれているのを見つけてホッとした。
「リッカ、君はあっち」
シュロ先生はオレにぴったりとくっついてリッカを引きはがし、生徒たちの方へと押して行った。
その間にオレは生徒たちに目を向ける。
みんなは整列していないけど、大きく三グループになっていた。
恐らく、肉食、雑食、草食に分かれているのだろう。
それぞれの先頭に、スカーフっぽい布をつけている生徒が立っている。
カンガルー獣人のシャルを含めたグループの前にいるのはウサギ獣人のアリスで、首元に緑の布をリボンにしてつけている。
リッカやスノウ、肉食獣の獣人たちの前にいる生徒は昨日も見かけたライオン獣人の生徒で、二の腕のところに赤い布を巻いている。
残り……おそらく雑食の獣人たちの前には、全体的に白と黒の二人が立っていて、両方の手首に青い布がある。
昨日スノウが言っていたカラスの双子かもしれない。
スラッとした背の高い二人で、不思議な空気を纏っている。
「あ、そうか。寮のマークになっている動物の獣人たちが布をつけてますね」
戻ってきたシュロ先生に、今気づいたことを伝える。
「そう。マークに該当する獣人は寮長になるのが慣例なんだよ」
綺麗に消えたのでよかったが、リッカは不満げだった。
傷害事件の加害者が文句を言うんじゃないよ、まったく。
リッカには「噛んだら絶交」だと言い聞かせて寝た。
我慢しているのかウーウー唸っていてうるさかったが、オレはふかふかの尻尾を握って寝たし、案外リッカの体温が心地よくて快眠だった。
まだ空は暗い早朝。
朝食作りを手伝うために起きると、リッカも薄っすらと目を開けたのだが……。
「かなり眠そうだな」
「チハヤが噛んだらだめだって言うから、我慢してたら眠れなかった」
なんだその理由。
好きな女の子と一緒だとドキドキして眠れない! なんて、ラブコメのワンシーンみたいなことを言うな。
「噛んだら二度とオレの部屋には泊めないからな」
そう言って注意したが、噛まなくても生徒を泊めるのは駄目だよなあ?
何だかリッカに毒されてきた気がしつつ、たまごちゃんに朝の小回復をかけ、ついでに「大きくなあれ」もやっておいた。
そして、寝不足で起きられないリッカをベッドに残し、オレは調理場へ向かった。
「あ、シオン先生、シュロ先生おはようございます!」
「チハヤ先生、おはようございます」
シュロ先生だけだと思っていたのだが、甚平のような楽な格好のシオン先生の姿もあった。
「シオン先生、その恰好いいですね!」
「ありがとうございます。よかったら似たようなものを差し上げますよ」
「本当ですか? やった!」
朝からいい収穫があって嬉しい。
部屋着として毎日着たいな。
「おはよう。ちゃんと遅れずに来てえらいじゃないか」
褒めてくれたシュロ先生は、割烹着のようなものを着ていたので女将感があってドキッとした。
目でも朝からいい収穫を貰ったとほくほくだ。
「寝坊しなくてよかったです!」
「来なかったら白衣没収してたよ」
「!」
あっぶなー!
着る前から失うルートを回避できて本当によかった……。
「じゃあ、取りかかろうか」
「はい!」
シュロ先生の掛け声で、朝食作りを始める。
朝食は食べない子も多いそうで、夕飯の半分以下の食材で済むという。
おにぎりの安全性が確認できたら、朝食に出してもいいかもしれない。
メニューは固そうなパンと野菜スープ。
そして、カットした果物だ。
食材は多少変わるが、大体これがデフォルトらしい。
オレは黙々と果物を切っていったのだが、リンゴをウサギカットをしたら喜ぶかなあと思って披露してみたら、「アリスが泣くよ?」と言われたのでやめた。
たしかに……オレも人型にカットされた食事を出されたら、深読みして食べられるのかと思って泣いちゃうかもしれない。
準備が終わると同時くらいから生徒達が訪れ、にぎやかな夕食とは違った和やかな朝食タイムが進んだ。
思っていたよりも楽だったけど、これが毎日なのだから大変だ。
シュロ先生の偉大さを身を持って知ったなあ。
片付けが終わると部屋に戻った。
一人になって落ち着いたのか熟睡しているリッカを起こし、初出勤の準備を始める。
貰った新しいシャツとズボンを身に着け、白衣に袖を通すと何だか感動した。
「写真撮りたいな」
スマホの充電は貴重だが、記念すべき日なので撮らない方が後悔しそうだ。
電源を入れて自撮りしようとしていると、やっと体を起こしたリッカが声をかけてきた。
「何をしているんだ?」
「自分の写真を撮ってるんだよ。あ、そうだ。リッカが写真を撮ってくれよ」
スマホを見せて説明する。
興味深そうにしているリッカに写真の撮り方を伝えて、全身を写して貰えるように少し離れると、カシャッという音が鳴った。
確認に行くと、オレの素晴らしい白衣姿がばっちり取れていた。
「いいじゃん、ありがとう!」
「これ、おもしろいね。元の世界のもの?」
「そう。でも、充電——エネルギーがなくなると使えなくなるんだ」
いつか充電する方法が見つかるといいが……。
そう思いながら、また自己満足にはなるけど京平に写真を送っておいた。
京平は勇者として立派な格好で送り出されるんだろうな。
城で別れたときにはすでにかっこいい姿だったもんな。
まあ、オレの白衣も中々のものだけどな!
「よし、行くか!」
気合を入れて部屋を出ると、ちょうどシュロ先生も出てくるところだった。
オレと同じ白衣姿だ。
「シュロ先生! 白衣、ありがとうございます」
「いいね、様になってるよ」
「へへっ、お揃いで嬉しいです!」
笑い合っているとリッカが頭の上にまた顎を置いてきた。
離れるように肘で攻撃していると、シュロ先生の隣の部屋の扉が開いた。
「あ、キオウ先生、おはようございます」
シュロ先生が声をかける。
廊下に出てきたのは、オレがまだ挨拶できていない先生だった。
で……でっか!
ここに来て一番大きいと思ったのは、少しだけ見かけたクマの獣人だった。
でも、クマ獣人よりも縦にも横にも大きい。
髪はグレーで帽子を被っている。
ちょっと怖そう……いや、強そうな印象だ。
「シオン先生から聞いていると思うけど、この子は新任のチハヤ先生だよ」
「よろしくお願いします!」
大きさに呆気に取られてしまったが、シュロ先生が紹介してくれたので慌てて挨拶すると無言で頭を下げてくれた。
そして、そのまま先に行ってしまった。
同じところに行くのだから一緒にいけばいいのに。
少し話したかったなあ。
「キオウ先生は何の担当?」
大きな背中を見送りながら、シュロ先生に聞く。
「キオウ先生は冒険に必要な知識を教える『冒険学』や『地理』の授業、あと実践を含んだ『戦闘』だよ。それと学校の警備もしてくれている。この辺りは安全だけど、たまにやっかいな魔物が出るからね」
「それは大変そうだなあ」
シュロ先生もそうだけど、授業をやりながら他のこともやるなんてかなり忙しいだろう。
前に「あと一人いる先生はシュロ先生を手伝わないで何をやっているんだ」みたいに思ったことが申し訳ない。
「シュロ先生はライトエルフなんだよね? キオウ先生は……?」
「ゾウの獣人だよ」
ゾウ! それで体が大きいのか!
それらしい特徴は見られなかったけど、帽子や服に隠れていたのかもしれない。
「怖そうに見えるけどリンゴが好きだから、焼きリンゴをあげると仲良くなれると思うよ」
あ、そうか。
ゾウって草食獣で、鼻を使ってリンゴを食べているイメージがある。
見た目とギャップがあって可愛いかも。
「それはいいことを聞きました! ありがとうございます」
「チハヤは僕以外と仲良くしなくてもいい」
背後霊になっていたリッカが口を挟んできたが、ハイハイと流した。
さあ、これから集会だ!
※
体育館は校舎から少しだけ離れたところにある。
オレが通っている高校の体育館より小さい。
バレーとかバスケのコートは一面しか入らないだろう。
校舎や寮以上にボロくて、獣人の生徒達が暴れたら倒壊しそう……。
そんなことを考えて、ちょっとドキドキしながら入っていくと、集まっていた生徒達が一斉にこちらを見た。
「あれがリッカが執着してるっていう……」
「ほんとに人間だ……」
「小さいな……」
「シュロ先生みたいな綺麗枠が増えた……!」
自分に視線が集中しているのを感じて一気に緊張してしまったが、アリスたちが手を振ってくれているのを見つけてホッとした。
「リッカ、君はあっち」
シュロ先生はオレにぴったりとくっついてリッカを引きはがし、生徒たちの方へと押して行った。
その間にオレは生徒たちに目を向ける。
みんなは整列していないけど、大きく三グループになっていた。
恐らく、肉食、雑食、草食に分かれているのだろう。
それぞれの先頭に、スカーフっぽい布をつけている生徒が立っている。
カンガルー獣人のシャルを含めたグループの前にいるのはウサギ獣人のアリスで、首元に緑の布をリボンにしてつけている。
リッカやスノウ、肉食獣の獣人たちの前にいる生徒は昨日も見かけたライオン獣人の生徒で、二の腕のところに赤い布を巻いている。
残り……おそらく雑食の獣人たちの前には、全体的に白と黒の二人が立っていて、両方の手首に青い布がある。
昨日スノウが言っていたカラスの双子かもしれない。
スラッとした背の高い二人で、不思議な空気を纏っている。
「あ、そうか。寮のマークになっている動物の獣人たちが布をつけてますね」
戻ってきたシュロ先生に、今気づいたことを伝える。
「そう。マークに該当する獣人は寮長になるのが慣例なんだよ」
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