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第23話 塔へ
(京平)
飛び掛かってきた犬に似た魔物を斬り捨てる。
知能が高いようで、五十頭ほどの群れで陣形を組んで襲い掛かってきたことに驚いたが、今倒したのが最後の一匹だ。
息絶える魔物たちを見て、つくづく千隼が勇者じゃなくてよかったと思う。
あいつに生き物は殺せない。
俺は『そういうものだ』と割り切れるけど千隼は動物が好きだし、魔物といえども命を奪うことに抵抗があるはずだ。
多くの生き物の血が流れているこんな光景は、つらくて見ていられないだろう。
「さすが勇者様、魔物退治を始めたばかりとは思えません!」
「素晴らしい動きでしたよ」
世辞を言ってくる騎士にうんざりする。
俺の護衛として五人ほど騎士がついているが、今の戦闘でも邪魔だった。
守るどころか、俺の方が死なないように気をつけてやっているのに、それに気づいてもいない。
聖女にも同じ数の騎士がついているのだが、そいつらは聖女を守ることが最優先だから、ほとんど戦力にはならない。
一人でいる方がもっと早く戦闘を終わらせることができたのに、完全に足手纏いでしかない。
「?」
手に違和感があると思ったら、いくつか切り傷ができていた。
大したことはないが……。
この場に千隼がいたなら、必要ないと言っても治してくれただろう。
『風邪薬だけじゃなくて絆創膏にもなるだろ?』
日本にいたころの千隼なら、そんなことを言いそうだ。
……今の千隼でも、そう言ってくれるだろうか。
風邪薬と言ってからかってしまったあのときのことを、本当に後悔している。
負けず嫌いな千隼が、体格の違いなどの自分ではどうしようもないことで、俺に勝てなくなっていることに苦しんでいるのは感じていた。
だから、勝負することがつまらなくなって、俺から離れようとしないか気がかりだった。
そんなことにはならないよう、気をつけているつもりだったのに……。
「勇者様、大丈夫ですわ。わたくしが傷を癒します」
「?」
近づいてきた聖女がそっと俺の手を掴み、傷を癒した。
「……どうも」
別に治さなくてもいいのだが、礼は言っておく。
返事と礼くらいはちゃんと言え! と千隼に言われているからな。
千隼のことを考えてずっと手を見ていただけなのだが、痛がっていると思ったのだろうか。
「当然のことをしたまでですわ」
得意げに見えるが、それが役目なのだからそれはそうだろう。
未だに掴まれていた手を離し、移動に備える。
塔には『転移』を使いながらであれば二、三日で行けるというのに、わざわざ馬に乗って移動している。
異世界から来た勇者を民に見せることで、塔が出現しても混乱を起こさないようにという配慮らしいが、俺にとってはどうでもいいことだ。
何度も断ったが、道中に魔物を倒す戦闘訓練をすることを条件に引き受けた。
「勇者様、もうすぐ町に到着します。身だしなみを整えましょうね」
「このままでいい」
戦闘で汚れているが、見栄えなど気にする必要はない。
「休憩も兼ねてお召しものを変えましょう」
「いや、通り過ぎるだけでいい」
「……そうですか」
不服そうにしているが、これでも俺はかなり譲歩しているつもりだ。
聖女の服装は、多少動きやすくはされているが真っ白のドレスのような服で、がっちりと守られていて汚れはない。
自分はちゃんと人前に出られる服装でいるのだからいいじゃないか。
町に入ると、大通り沿いに人が押し寄せていた。
騎士に先導され、俺は馬に乗ったまま道を進んでいく。
「勇者様~!」
元気よく俺を呼ぶ声があちらこちらで上がる。
よく知らない俺に歓声をあげるなんて、どういうつもりなのだと不思議だ。
自分たちの生活を命がけで守ってくれる奇特な奴の顔を見てやろう、とでも思っているのか。
どの町を通っても同じ歓声、同じ景色だ。
無駄な時間だとしか感じない。
町で休んでいくようにと再び要望があったが、俺は進むから他の奴は勝手にしてくれと突っぱねた。
大した働きもしていないのに疲れている騎士たちは残念そうにしていたが、結局全員俺についてきたのだった。
日が暮れ、比較的安全だという一帯で野営を始めた。
騎士たちはまだ暖かいベッドで休みたかったと愚痴を零しているが、野営の方が緊張感もあって鍛えられる。
もっと危険な場所でもよかったくらいだ。
俺は一人になるため、離れたところで夜空を見ていると聖女が近づいてきた。
「勇者様のお姿を見て民も喜んでおりましたわね」
……とてもどうでもいい話だ。
「千隼は見つかったか?」
「…………」
『また聞くのか』という顔をしているが、俺が聖女に尋ねたいことはこれしかない。
「みつかりましたら、すぐにお耳に入れますわ」
「何の情報も入っていないのか?」
「……申し訳ありません」
聖女は自分が思うような話はできないと悟ったのか、騎士たちの元へ戻っていった。
「千隼がみつからないのは、国の連中が無能なのか、分かっているけど隠しているのか……どっちだ?」
直感的には後者だと感じているが、どうして俺と千隼を離そうとするのか分からない。
千隼がいるのなら、俺は今後の生活のためにある程度従うから、今よりずっと扱いやすくなると思う。
それを国や聖女も感じているはずなのだが……。
単に気に食わないだけか?
そうだとすると、調査を任せていても無駄だ。
俺の力で探すしかないが、金で誰かを雇っても王族を出し抜けないだろう。
信用できる人間を作るしかない。
「友達を作れ、か」
千隼の別れ際のアドバイスが頭に浮かんだ。
何を馬鹿なことを言っているんだと思ったが、アドバイスとしてはよかったのかもしれない。
思い返せば千隼と会うまでは、授業などで「ペアやグループを作れ」と言われても、俺は一人を選んでいた。
でも、千隼と出会ったからは、俺が何も言わなくても当たり前のように千隼がいてくれた。
『お前と組めるのはオレくらいしかいないでしょ!』
大きなお世話だ、と返してあの頃を思い出すと笑みが零れる。
もうお前と別の道を歩くなんて考えられない。
千隼ならどこにいても人といい関係を築き、うまくやっていけるだろう。
でも、俺にはお前しかいない。
千隼を連れて行ったのは、獣人と呼ばれる種族の者だった。
情報を求めて城内や王都を駆け回ったが、めぼしい情報はなかった。
やはり、土地勘がないのがつらいところだ。
千隼の顔が見たくて、持ち歩いているスマホの電源を入れた。
メッセージアプリの一番上には千隼の名前がある。
やり取りを辿っていくと、二人で撮っている写真があった。
おそらく体育祭のときで肩を組んでいる。
「……いい写真だな」
充電がなくなるとこの写真も見られなくなる。
電池の消費をできるだけ少なくしてこの写真が見られるよう、待ち受けに設定して電源を落とした。
聞くよるところによると、あと数日で塔が出現するという。
「さっさと攻略して、千隼を探しに行かなければ…………うん?」
何かの気配がすると思い、目を凝らしてみるが……何もいない。
姿を隠せるタイプの魔物かと思ったが、それでもなさそうだ。
周囲を見回してみるが——。
暗闇の中、風で木々が揺れているのを感じるだけだ。
「気のせい、か……」
そう思った直後、遠くで白い人影が通った。
何かの光かと思ったのだが……違う。
髪の長い人で、俯いてゆっくりと歩く姿には絶望が見える。
近づいてみようと思った瞬間——。
『信……くれ……俺は裏……て……い!』
「!?」
俺の近く……いや、俺の中で誰かが叫んだ気がした。
誰に言っている?
もしかして、今の人影に……。
そう思って視線を戻したが、そこにはただ暗闇が広がっていた。
飛び掛かってきた犬に似た魔物を斬り捨てる。
知能が高いようで、五十頭ほどの群れで陣形を組んで襲い掛かってきたことに驚いたが、今倒したのが最後の一匹だ。
息絶える魔物たちを見て、つくづく千隼が勇者じゃなくてよかったと思う。
あいつに生き物は殺せない。
俺は『そういうものだ』と割り切れるけど千隼は動物が好きだし、魔物といえども命を奪うことに抵抗があるはずだ。
多くの生き物の血が流れているこんな光景は、つらくて見ていられないだろう。
「さすが勇者様、魔物退治を始めたばかりとは思えません!」
「素晴らしい動きでしたよ」
世辞を言ってくる騎士にうんざりする。
俺の護衛として五人ほど騎士がついているが、今の戦闘でも邪魔だった。
守るどころか、俺の方が死なないように気をつけてやっているのに、それに気づいてもいない。
聖女にも同じ数の騎士がついているのだが、そいつらは聖女を守ることが最優先だから、ほとんど戦力にはならない。
一人でいる方がもっと早く戦闘を終わらせることができたのに、完全に足手纏いでしかない。
「?」
手に違和感があると思ったら、いくつか切り傷ができていた。
大したことはないが……。
この場に千隼がいたなら、必要ないと言っても治してくれただろう。
『風邪薬だけじゃなくて絆創膏にもなるだろ?』
日本にいたころの千隼なら、そんなことを言いそうだ。
……今の千隼でも、そう言ってくれるだろうか。
風邪薬と言ってからかってしまったあのときのことを、本当に後悔している。
負けず嫌いな千隼が、体格の違いなどの自分ではどうしようもないことで、俺に勝てなくなっていることに苦しんでいるのは感じていた。
だから、勝負することがつまらなくなって、俺から離れようとしないか気がかりだった。
そんなことにはならないよう、気をつけているつもりだったのに……。
「勇者様、大丈夫ですわ。わたくしが傷を癒します」
「?」
近づいてきた聖女がそっと俺の手を掴み、傷を癒した。
「……どうも」
別に治さなくてもいいのだが、礼は言っておく。
返事と礼くらいはちゃんと言え! と千隼に言われているからな。
千隼のことを考えてずっと手を見ていただけなのだが、痛がっていると思ったのだろうか。
「当然のことをしたまでですわ」
得意げに見えるが、それが役目なのだからそれはそうだろう。
未だに掴まれていた手を離し、移動に備える。
塔には『転移』を使いながらであれば二、三日で行けるというのに、わざわざ馬に乗って移動している。
異世界から来た勇者を民に見せることで、塔が出現しても混乱を起こさないようにという配慮らしいが、俺にとってはどうでもいいことだ。
何度も断ったが、道中に魔物を倒す戦闘訓練をすることを条件に引き受けた。
「勇者様、もうすぐ町に到着します。身だしなみを整えましょうね」
「このままでいい」
戦闘で汚れているが、見栄えなど気にする必要はない。
「休憩も兼ねてお召しものを変えましょう」
「いや、通り過ぎるだけでいい」
「……そうですか」
不服そうにしているが、これでも俺はかなり譲歩しているつもりだ。
聖女の服装は、多少動きやすくはされているが真っ白のドレスのような服で、がっちりと守られていて汚れはない。
自分はちゃんと人前に出られる服装でいるのだからいいじゃないか。
町に入ると、大通り沿いに人が押し寄せていた。
騎士に先導され、俺は馬に乗ったまま道を進んでいく。
「勇者様~!」
元気よく俺を呼ぶ声があちらこちらで上がる。
よく知らない俺に歓声をあげるなんて、どういうつもりなのだと不思議だ。
自分たちの生活を命がけで守ってくれる奇特な奴の顔を見てやろう、とでも思っているのか。
どの町を通っても同じ歓声、同じ景色だ。
無駄な時間だとしか感じない。
町で休んでいくようにと再び要望があったが、俺は進むから他の奴は勝手にしてくれと突っぱねた。
大した働きもしていないのに疲れている騎士たちは残念そうにしていたが、結局全員俺についてきたのだった。
日が暮れ、比較的安全だという一帯で野営を始めた。
騎士たちはまだ暖かいベッドで休みたかったと愚痴を零しているが、野営の方が緊張感もあって鍛えられる。
もっと危険な場所でもよかったくらいだ。
俺は一人になるため、離れたところで夜空を見ていると聖女が近づいてきた。
「勇者様のお姿を見て民も喜んでおりましたわね」
……とてもどうでもいい話だ。
「千隼は見つかったか?」
「…………」
『また聞くのか』という顔をしているが、俺が聖女に尋ねたいことはこれしかない。
「みつかりましたら、すぐにお耳に入れますわ」
「何の情報も入っていないのか?」
「……申し訳ありません」
聖女は自分が思うような話はできないと悟ったのか、騎士たちの元へ戻っていった。
「千隼がみつからないのは、国の連中が無能なのか、分かっているけど隠しているのか……どっちだ?」
直感的には後者だと感じているが、どうして俺と千隼を離そうとするのか分からない。
千隼がいるのなら、俺は今後の生活のためにある程度従うから、今よりずっと扱いやすくなると思う。
それを国や聖女も感じているはずなのだが……。
単に気に食わないだけか?
そうだとすると、調査を任せていても無駄だ。
俺の力で探すしかないが、金で誰かを雇っても王族を出し抜けないだろう。
信用できる人間を作るしかない。
「友達を作れ、か」
千隼の別れ際のアドバイスが頭に浮かんだ。
何を馬鹿なことを言っているんだと思ったが、アドバイスとしてはよかったのかもしれない。
思い返せば千隼と会うまでは、授業などで「ペアやグループを作れ」と言われても、俺は一人を選んでいた。
でも、千隼と出会ったからは、俺が何も言わなくても当たり前のように千隼がいてくれた。
『お前と組めるのはオレくらいしかいないでしょ!』
大きなお世話だ、と返してあの頃を思い出すと笑みが零れる。
もうお前と別の道を歩くなんて考えられない。
千隼ならどこにいても人といい関係を築き、うまくやっていけるだろう。
でも、俺にはお前しかいない。
千隼を連れて行ったのは、獣人と呼ばれる種族の者だった。
情報を求めて城内や王都を駆け回ったが、めぼしい情報はなかった。
やはり、土地勘がないのがつらいところだ。
千隼の顔が見たくて、持ち歩いているスマホの電源を入れた。
メッセージアプリの一番上には千隼の名前がある。
やり取りを辿っていくと、二人で撮っている写真があった。
おそらく体育祭のときで肩を組んでいる。
「……いい写真だな」
充電がなくなるとこの写真も見られなくなる。
電池の消費をできるだけ少なくしてこの写真が見られるよう、待ち受けに設定して電源を落とした。
聞くよるところによると、あと数日で塔が出現するという。
「さっさと攻略して、千隼を探しに行かなければ…………うん?」
何かの気配がすると思い、目を凝らしてみるが……何もいない。
姿を隠せるタイプの魔物かと思ったが、それでもなさそうだ。
周囲を見回してみるが——。
暗闇の中、風で木々が揺れているのを感じるだけだ。
「気のせい、か……」
そう思った直後、遠くで白い人影が通った。
何かの光かと思ったのだが……違う。
髪の長い人で、俯いてゆっくりと歩く姿には絶望が見える。
近づいてみようと思った瞬間——。
『信……くれ……俺は裏……て……い!』
「!?」
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