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「宇大くんシャワーありがとー」
彼シャツなど貸してやるかと思った俺はきっちりスウェットの上下を脱衣所に置いてやったのだが、シャワーから出てきた真夜が上半身裸に何故か女のようにバスタオルで胸元を隠しながらリビングに戻ってくるので「ぶはっ」と吹き出す。
「なんだ……その無意味なバスタオルは」
「何言ってんの? 俺の可愛い胸はそう安いもんじゃないから簡単に見せらんないの。宇大くんがひん剥くのが仕事なの、わかる? 恥じらいがない男はつまんないと思わない?」
「男同士で何が恥じらいだ」
(というか本当にコイツは何をしに来たんだ? まさか本気で俺に抱かれようとか思ってないよな……)
俺の内心を他所に真夜は残っていたビールを飲みきってバスタオルで隠れていない肩がシャワーで上気したのか、アルコールで紅く染まっているのかはわからないが、妙に艶めかしくて目のやり場に困る。
(待て。俺のこの思考はおかしくないか? まるで真夜を性的対象として意識しているようじゃないか。邪念は捨てろ……)
「ねー、宇大くん? 何ボーッとしてんの? 目の前にこんな美青年がいるんだからちゃんと見て?っていうか襲わないの?」
(なーにが美青年だ……。自分で言うか普通。そして襲うわけがないだろう!)
「誰が襲うか! そもそもお前、時也さんに迫ったとかマネージャーと出来てるとかオーナーの愛人だとか……色んな噂が出ているがどこまで本当なんだ?」
「んー……時也さんに迫ったけど男は興味ないって振られちゃったし……。マネージャーとは後腐れない関係だったし……。オーナーの愛人に関しては黙秘させてもらいます。俺が好きなのは宇大くんっていうのは本当だけど?」
ああ……なんだか眩暈がしてきた。
コイツと話しているとどうにもペースを狂わされる。
「ま、俺も時也さんと一緒で男には興味ないから諦めてくれ」
「宇大くんは絶対に俺のモノにしたいの。ね、見て?」
言いながら、真夜はバスタオルで隠していた胸元をちらりと片側だけ晒して見せて、その淡い桜色の色付きに少しだけどきりとしてしまった自分に愕然とした。
「お、男の胸じゃないか。そんなもので俺が屈服すると思うか?」
真夜がローソファーに座る俺の首に腕を回してくるので「ハァ」と溜め息を吐いた。
「ね、宇大くん。キスは?」
(誰がするか! 誰が!)
「宇大くんシャワーありがとー」
彼シャツなど貸してやるかと思った俺はきっちりスウェットの上下を脱衣所に置いてやったのだが、シャワーから出てきた真夜が上半身裸に何故か女のようにバスタオルで胸元を隠しながらリビングに戻ってくるので「ぶはっ」と吹き出す。
「なんだ……その無意味なバスタオルは」
「何言ってんの? 俺の可愛い胸はそう安いもんじゃないから簡単に見せらんないの。宇大くんがひん剥くのが仕事なの、わかる? 恥じらいがない男はつまんないと思わない?」
「男同士で何が恥じらいだ」
(というか本当にコイツは何をしに来たんだ? まさか本気で俺に抱かれようとか思ってないよな……)
俺の内心を他所に真夜は残っていたビールを飲みきってバスタオルで隠れていない肩がシャワーで上気したのか、アルコールで紅く染まっているのかはわからないが、妙に艶めかしくて目のやり場に困る。
(待て。俺のこの思考はおかしくないか? まるで真夜を性的対象として意識しているようじゃないか。邪念は捨てろ……)
「ねー、宇大くん? 何ボーッとしてんの? 目の前にこんな美青年がいるんだからちゃんと見て?っていうか襲わないの?」
(なーにが美青年だ……。自分で言うか普通。そして襲うわけがないだろう!)
「誰が襲うか! そもそもお前、時也さんに迫ったとかマネージャーと出来てるとかオーナーの愛人だとか……色んな噂が出ているがどこまで本当なんだ?」
「んー……時也さんに迫ったけど男は興味ないって振られちゃったし……。マネージャーとは後腐れない関係だったし……。オーナーの愛人に関しては黙秘させてもらいます。俺が好きなのは宇大くんっていうのは本当だけど?」
ああ……なんだか眩暈がしてきた。
コイツと話しているとどうにもペースを狂わされる。
「ま、俺も時也さんと一緒で男には興味ないから諦めてくれ」
「宇大くんは絶対に俺のモノにしたいの。ね、見て?」
言いながら、真夜はバスタオルで隠していた胸元をちらりと片側だけ晒して見せて、その淡い桜色の色付きに少しだけどきりとしてしまった自分に愕然とした。
「お、男の胸じゃないか。そんなもので俺が屈服すると思うか?」
真夜がローソファーに座る俺の首に腕を回してくるので「ハァ」と溜め息を吐いた。
「ね、宇大くん。キスは?」
(誰がするか! 誰が!)
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