その火遊び危険につき~ガチで惚れたら火傷した模様~

ちろる

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――折れそうだ。

 ゆっくり腰を下ろして全てが真夜まやの熱いくらいの肉襞にくひだに包み込まれて、最初に思った感想はその一言に尽きた。

 女の蜜口とは全く違うぎちぎちとした喰い千切られそうに狭くきつい真夜の体内は、このまま根元から折られてしまうのではないだろうかと思われるほどだった。

「ぁっ……ん、宇大うたくんのおっきくて……いとこに当たる……」

 言いながら、上下に左右に前後にいやらしく腰を動かす真夜は酩酊めいていでもしているのかと思うほどとろけて前後不覚で、ただ快楽を一身で貪ろうと奔放ほんぽうな動きで俺を翻弄ほんろうしてくる。

「っ……真夜、もう少し……緩めてくれないか?」

 このままではすぐに搾り尽くされて頂点を刻んでしまいそうだと訴えてみても、真夜はそんな言葉は鼓膜に届いていないのかというほど内壁を更に締め上げた。

「んっ……ぁ、……宇大くんもっ……動いてっ……?」

 煽られるまま馬乗りになる真夜を下から突き上げてやれば、たまらないみたいに断続的に甘い嬌声きょうせいをあげ続けて、錯乱したように身体の上で暴れた。

   やがて真夜はまだ快楽が足りないとでもいうように、激しく腰を使いながら抽挿でリズムを刻んで揺れている自らの充血した芯を握りしめて扱き始めた。

 その眩暈がしそうないやらしさに互いの呼気は次第に荒くなり、前後不覚になったのは俺の方も同じで。

 確かにこうして身体を繋げようと最初に誘惑してきたのは真夜だったけれど、今では俺の方が真夜の淫らな身体に囚われてしまっていた。

「あっ……も、……気持ちっ……もっと……」

 求められる言葉に従うまま、激しく下肢かしを打ち付ければ真夜が堪えきれないといった様子で上半身を俺の胸に預けてくるから、両手で双丘を割り開いて下から最奥を穿うがち続けてやる。

 閉じられなくなってしまったんだろう真夜の口端からしたたる唾液が俺の頬を濡らして垂れていった。

 嬌声をあげ続けて掠れてきた真夜の声が切なくて、唾液ごと、呼吸ごと包み込むように唇を塞いでやれば、吐き出せない吐息に苦しそうにむせた真夜が一際ひときわ中を締め付けて、接合部がびくびくと蠕動ぜんどうした。

 それは真夜の体内が震えたのか、俺の屹立が震えたのか、その両方だったのかも煮沸しゃふつした頭では判断出来ず――。

 刹那、「く」とうめいたのがどちらの声だったのかすらも判別できないままに、時同じくして熱が弾けた。
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