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真夜との蜜月な暮らしも一ヶ月を過ぎて、今日も店から帰って来て夕飯を作ってくれた真夜の欲求を満たすため俺は(死ぬほど気力を振り絞って……)つい今しがたまで抱き潰してやったのだが――。
シャワーを浴びる体力さえ残っていないのだろうか……疲れ果てた様子で、それでも満たされて幸せそうな真夜がとっくにくたばっている俺の胸に抱き着いてきた。
「ねぇ、宇大くん……」
「ん?」
何かを言おうと口を開こうとした真夜だが、返事をすると黙りこくってしまうのでどうかしたのだろうか?と、その柔らかなハニーベージュの髪の毛を撫でてやる。
真夜が気持ちよさそうに目を細めた。
「俺は幸せになれると思う?」
その問いに、俺はしばし思考が追いつかず瞠目してしまった。
それはまるで今が幸せじゃないような言い方じゃないか。
真夜は今、幸せじゃないのか?
「真夜はまだ幸せじゃないのか? 俺はまだ真夜の孤独を埋め切れていないか?」
「ううん。すっごく幸せ。だけど、怖くもなる。幸せだったことがないから……今この時間ももうすぐ終わる、そんな風に考えちゃって」
そう呟いた真夜の瞳が何とも切実な色に濡れていて、俺は思わず細い肩をきつく抱き締めてやった。
「俺はこの幸せを壊すつもりはない。真夜は信じられないか?」
「ん……怖いけど……信じたいとは思ってる」
――怖い? 何が?
「何が怖いんだ?」
「……んーん。何でもない。何か疲れちゃったのかも。シャワー浴びてくるね?」
真夜がそっと俺の身体から離れて行って、途端冷たくなった胸の鼓動が自分でも何だか速くなっているような気がして少しだけ不安になった。
真夜はずっと俺のそばにいてくれるよな?
この幸せは、いつまでも続くよな?
胸が掻き立てられるのは何故だろう……。
シャワーを浴びる体力さえ残っていないのだろうか……疲れ果てた様子で、それでも満たされて幸せそうな真夜がとっくにくたばっている俺の胸に抱き着いてきた。
「ねぇ、宇大くん……」
「ん?」
何かを言おうと口を開こうとした真夜だが、返事をすると黙りこくってしまうのでどうかしたのだろうか?と、その柔らかなハニーベージュの髪の毛を撫でてやる。
真夜が気持ちよさそうに目を細めた。
「俺は幸せになれると思う?」
その問いに、俺はしばし思考が追いつかず瞠目してしまった。
それはまるで今が幸せじゃないような言い方じゃないか。
真夜は今、幸せじゃないのか?
「真夜はまだ幸せじゃないのか? 俺はまだ真夜の孤独を埋め切れていないか?」
「ううん。すっごく幸せ。だけど、怖くもなる。幸せだったことがないから……今この時間ももうすぐ終わる、そんな風に考えちゃって」
そう呟いた真夜の瞳が何とも切実な色に濡れていて、俺は思わず細い肩をきつく抱き締めてやった。
「俺はこの幸せを壊すつもりはない。真夜は信じられないか?」
「ん……怖いけど……信じたいとは思ってる」
――怖い? 何が?
「何が怖いんだ?」
「……んーん。何でもない。何か疲れちゃったのかも。シャワー浴びてくるね?」
真夜がそっと俺の身体から離れて行って、途端冷たくなった胸の鼓動が自分でも何だか速くなっているような気がして少しだけ不安になった。
真夜はずっと俺のそばにいてくれるよな?
この幸せは、いつまでも続くよな?
胸が掻き立てられるのは何故だろう……。
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