その火遊び危険につき~ガチで惚れたら火傷した模様~

ちろる

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 やがて弱々しい力でタイルに張り付いていた真夜まやの腕がずりずりと滑り落ち、尻だけを高く浮かせて繋がったまま床に両手をついてうずくまってしまい、その拍子でボディーソープと血液で滑った屹立が引き抜かれてしまう。

「いっ……痛っ……い、も、やだ……」

「黙れ。痛いのは俺の方だ」

 再び四つん這いになったままの尻を掴み上げて、切れて赤くなっている孔を思い切り凶器で貫けば、冷えたすぼみが俺の体温と真夜からしたたる血液で温まってきてしまったことに苛立って。

 シャワーヘッドを握り締め、接合部を再度冷やすように冷水を浴びせかけると真夜は声にならない声をあげながら四つん這いで張り付く腕が今にも折れそうに震えていた。

 狂暴な欲に任せて思い切り中にぶちまけてやろうと思っていたが、この際だから綺麗なものほど汚してやりたい衝動に、敢えて尻を押して身体の結合を解くと真夜は苦痛のうめきを漏らした。

「も、許してっ……宇大うたくん……っ、やだ……痛いっ……冷たいっ」

「黙れと言っているだろ」

 染み一つない真っ白な肌を己の怒りに満ちた激情でけがしてやろうと、自らの指で扱いて導き出した白く濁った粘液を四つん這いですすり泣く真夜の背中に思い切りぶちまけてやると――。

 びくびくと背を震わせながら、嗚咽のようなものを断続的にこぼして許しを乞うように床に蹲ったまま動かなくなった。

 打ち震える真夜を見て、身の内に巣食う凶暴な欲望を吐き出したことで少しばかり冷静になった頭は眼前の光景に真っ白になってしまった。

 手のひらに付着した吐しゃ物。
 太腿を伝う赤い液体。
 震える汚れた背中。
 啜り泣く声。

(――俺は一体……何をやっている?)
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