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「挿れてって、理生……こんなところで……風邪ひいちゃうよ。それに……ネコは性に合わないんじゃなかったの?」
「いいから。馨を女に脇見させるくらいなら僕を覚えてて欲しいんです。これから離れ離れになるんだから」
言いながら理生が俺を屋上の入口の裏側まで手を引いて座らせると、制服のスラックスのベルトをカチャカチャ外し始める。
「理生、ダメだって」と制してみても、理生は手を止めず、スラックスと下着を俺の膝まで下げ下腹部のそれにそっと手を添えた。
まだ萎びたままの状態からゆっくりゆっくり扱かれる。
「ぁっ、理……っ」
徐々に上下する手を速めながら理生が俺の唇に噛みつくように口付ける。
喘ぎ声で開いていた唇の間口から、すぐに戸惑う俺の舌が絡め取られ、やがて戸惑いは所望に変わり、互いに求め合うように夢中で舌を絡ませ合う。
触れ合う唇から漏れる濡れた音と、下腹部で扱かれ続ける昂りがこぼす先走りの湿った音が重なり合って、誰が来るかもわからない屋上に響き渡るスリルに、寒いはずなのに身体が熱を持つ。
口付けが苦しくなって胸を押しやると、理生がそっと唇を隔てた。
「僕が挿れてあげますね? こんな場所じゃ、初心者の馨には難しいでしょ?」
クスクス笑いながら言われ、俺は真っ赤になって俯いた。
確かに、こんな屋上の硬いコンクリートの上で理生をどう抱けばいいのかなんてわからない。わからないけれど、やっぱり二つも年下の理生にリードされるのは恥ずかしくて。
本当に情けないな、と自嘲したけれど、早く理生に挿入りたかった。
最後に、俺を残したかった。
俺だって理生に忘れられたら嫌だから──。
「いいから。馨を女に脇見させるくらいなら僕を覚えてて欲しいんです。これから離れ離れになるんだから」
言いながら理生が俺を屋上の入口の裏側まで手を引いて座らせると、制服のスラックスのベルトをカチャカチャ外し始める。
「理生、ダメだって」と制してみても、理生は手を止めず、スラックスと下着を俺の膝まで下げ下腹部のそれにそっと手を添えた。
まだ萎びたままの状態からゆっくりゆっくり扱かれる。
「ぁっ、理……っ」
徐々に上下する手を速めながら理生が俺の唇に噛みつくように口付ける。
喘ぎ声で開いていた唇の間口から、すぐに戸惑う俺の舌が絡め取られ、やがて戸惑いは所望に変わり、互いに求め合うように夢中で舌を絡ませ合う。
触れ合う唇から漏れる濡れた音と、下腹部で扱かれ続ける昂りがこぼす先走りの湿った音が重なり合って、誰が来るかもわからない屋上に響き渡るスリルに、寒いはずなのに身体が熱を持つ。
口付けが苦しくなって胸を押しやると、理生がそっと唇を隔てた。
「僕が挿れてあげますね? こんな場所じゃ、初心者の馨には難しいでしょ?」
クスクス笑いながら言われ、俺は真っ赤になって俯いた。
確かに、こんな屋上の硬いコンクリートの上で理生をどう抱けばいいのかなんてわからない。わからないけれど、やっぱり二つも年下の理生にリードされるのは恥ずかしくて。
本当に情けないな、と自嘲したけれど、早く理生に挿入りたかった。
最後に、俺を残したかった。
俺だって理生に忘れられたら嫌だから──。
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