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蛇男爵城の冒険(コラボ回)
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一方、別の場所の本棚にいた友愛と麗太は・・・・
友愛「もしかして・・・」
友愛は、本棚の外観をジッと見ながら、何かに気付いたようだ・・・・
麗太「お、おい、何しているんだよ!友愛・・・」
友愛は、まるで気が狂ったかのように、本棚に詰め込まれた大量の本をバンバン取り出し、投げ出したため
麗太はビックリしてしまったようだ。
友愛は先程のリリと同じように、本棚の奥に手をやって、何かを探り始めた。
友愛「あ、あった!!」
本棚の奥に、何かスイッチのような木製のボタンがあったのだ・・・
カチ!!
すると、ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
と音を立てて、本棚と床が動き出したのだ!
友愛は、本棚から振り落とされないよう、しっかりつかまっている。
そして先程まで、友愛が立っていた床が突如としてなくなった・・・
代わりに、蛇の顔の形に縁どられた大きな石穴が出現した・・・・
落とし穴だ。
麗太「ど、どういうこと??」
友愛は、突然の出来事にポカンとしている麗太に得意気な顔を向ける。
友愛「明治31年(1898年)、日本国内で西洋式建築が一部上流階級貴族の間で、徐々に普及していた時期に
派手で荘厳な西洋式建築に日本独特の綿密なカラクリ仕掛けを取り入れる試みが行なわれていたらしいんだ。防犯技術の一貫としてね・・・」
麗太「じゃあ、これがそれってこと? てか、なんでそんなこと知っているの? 」
麗太が少し驚いた様子で聞く。
友愛「僕、結構、昔のカラクリとかのマニアでさ。結構、そういうの調べるんだ・・・この本棚の落とし穴の仕掛けは、昔よく使われていたカラクリだよ。昔は今よりも本が貴重だったからね、情報を集める手段として。
だから、本を盗人から守る仕掛けとして、こういうのがあったんだよ。
後は何か大事なものを、隠す場所としてもね・・・え~っと、なになに・・・・・」
蛇の顔の縁どられた石穴に、小さく掘られた文字があった・・・
友愛は、その文字を読み上げた。
【蛇男爵城という名の通り、この城で過ちを犯せば、城が大蛇へと変化する。
お前たちに待つのは、蛇の口の中
舌で引き込まれ、抜け出せない暗闇の中 壮絶な痛みと恐怖が、大きく戸を開いて待っているだろう。】
麗太は、文字の内容の恐ろしさに悲鳴を上げ、友愛も顔が青ざめていた・・・・・
友愛は、怖さ半分興味半分で、穴の中を覗き込んでみる。
穴はかなり深い様子だった・・・・
スマホのライトで照らしてみる・・・
友愛「あ!下に階段があるみたいだぞ・・・」
その時! 8人の大人たちが、2人のもとへとやってきた!
久世「おお!もしかして、これが城の秘密というやつじゃないか!」
久世が、穴を指差してそう言う。
智弘「でかしたぞ!君たち!」
智弘が、穴の中を覗き込む。
智弘「階段があるってことは、どこか別の場所に繋がっているってことだな。とりあえず、この穴の中に入ってみよう!」
鍵山「嫌よ!なんだか真っ暗で、薄気味悪いわ・・・」
「そうだ、それにもし、こんな暗闇の中を歩いていたら、後ろから8姉妹に襲われそうになることだって気づけないんじゃ・・・」
自政党の若手政治家【奥野幹(おくのかん)】が、悪い想像を膨らませ、そう言った。
「いや、だが、まだ午前0時ではない。だから、たぶん、まだ向こうの暗殺者どもも、動かないはずだ・・・それに、この穴の中に入って城の秘密にたどり着けるなら、入るしか他はないだろう。」
と元野球選手の【千早正(ちはやしょう)】がそう言った。
大人たちは怖がっていたものの、穴の中に入る、という決断をした・・・・
智弘「君たちも来るか?」
麗太「う、うん・・・・」
麗太が震えながら、頷く・・・・
友愛「・・・・・・・・・・・・・・・」
麗太「ど、どうしたの、友愛?早く行こう・・・」
友愛「リリがいない・・・・」
麗太「え?・・・・・あ、ほ、本当だ・・・・」
智弘「きっと、トイレにでも行ったんだろう?この図書館の近くにトイレがあっただろう?」
だが、友愛はなんとなく恐ろしい不安に襲われた・・・・
友愛「僕は、ここに残ります。リリがトイレから帰った時、この広い図書室に誰もいなかったら、不安になるでしょうし・・・」
麗太「じゃ、じゃあ、僕も残るよ!」
そういうわけで、大人たちは深い深い穴の中へ冒険へ出て・・・
友愛と麗太は、リリの帰りを待つことにしたが・・・・
いつまで経ってもリリが、図書室に姿を現すことはなかった。
友愛「もしかして・・・」
友愛は、本棚の外観をジッと見ながら、何かに気付いたようだ・・・・
麗太「お、おい、何しているんだよ!友愛・・・」
友愛は、まるで気が狂ったかのように、本棚に詰め込まれた大量の本をバンバン取り出し、投げ出したため
麗太はビックリしてしまったようだ。
友愛は先程のリリと同じように、本棚の奥に手をやって、何かを探り始めた。
友愛「あ、あった!!」
本棚の奥に、何かスイッチのような木製のボタンがあったのだ・・・
カチ!!
すると、ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
と音を立てて、本棚と床が動き出したのだ!
友愛は、本棚から振り落とされないよう、しっかりつかまっている。
そして先程まで、友愛が立っていた床が突如としてなくなった・・・
代わりに、蛇の顔の形に縁どられた大きな石穴が出現した・・・・
落とし穴だ。
麗太「ど、どういうこと??」
友愛は、突然の出来事にポカンとしている麗太に得意気な顔を向ける。
友愛「明治31年(1898年)、日本国内で西洋式建築が一部上流階級貴族の間で、徐々に普及していた時期に
派手で荘厳な西洋式建築に日本独特の綿密なカラクリ仕掛けを取り入れる試みが行なわれていたらしいんだ。防犯技術の一貫としてね・・・」
麗太「じゃあ、これがそれってこと? てか、なんでそんなこと知っているの? 」
麗太が少し驚いた様子で聞く。
友愛「僕、結構、昔のカラクリとかのマニアでさ。結構、そういうの調べるんだ・・・この本棚の落とし穴の仕掛けは、昔よく使われていたカラクリだよ。昔は今よりも本が貴重だったからね、情報を集める手段として。
だから、本を盗人から守る仕掛けとして、こういうのがあったんだよ。
後は何か大事なものを、隠す場所としてもね・・・え~っと、なになに・・・・・」
蛇の顔の縁どられた石穴に、小さく掘られた文字があった・・・
友愛は、その文字を読み上げた。
【蛇男爵城という名の通り、この城で過ちを犯せば、城が大蛇へと変化する。
お前たちに待つのは、蛇の口の中
舌で引き込まれ、抜け出せない暗闇の中 壮絶な痛みと恐怖が、大きく戸を開いて待っているだろう。】
麗太は、文字の内容の恐ろしさに悲鳴を上げ、友愛も顔が青ざめていた・・・・・
友愛は、怖さ半分興味半分で、穴の中を覗き込んでみる。
穴はかなり深い様子だった・・・・
スマホのライトで照らしてみる・・・
友愛「あ!下に階段があるみたいだぞ・・・」
その時! 8人の大人たちが、2人のもとへとやってきた!
久世「おお!もしかして、これが城の秘密というやつじゃないか!」
久世が、穴を指差してそう言う。
智弘「でかしたぞ!君たち!」
智弘が、穴の中を覗き込む。
智弘「階段があるってことは、どこか別の場所に繋がっているってことだな。とりあえず、この穴の中に入ってみよう!」
鍵山「嫌よ!なんだか真っ暗で、薄気味悪いわ・・・」
「そうだ、それにもし、こんな暗闇の中を歩いていたら、後ろから8姉妹に襲われそうになることだって気づけないんじゃ・・・」
自政党の若手政治家【奥野幹(おくのかん)】が、悪い想像を膨らませ、そう言った。
「いや、だが、まだ午前0時ではない。だから、たぶん、まだ向こうの暗殺者どもも、動かないはずだ・・・それに、この穴の中に入って城の秘密にたどり着けるなら、入るしか他はないだろう。」
と元野球選手の【千早正(ちはやしょう)】がそう言った。
大人たちは怖がっていたものの、穴の中に入る、という決断をした・・・・
智弘「君たちも来るか?」
麗太「う、うん・・・・」
麗太が震えながら、頷く・・・・
友愛「・・・・・・・・・・・・・・・」
麗太「ど、どうしたの、友愛?早く行こう・・・」
友愛「リリがいない・・・・」
麗太「え?・・・・・あ、ほ、本当だ・・・・」
智弘「きっと、トイレにでも行ったんだろう?この図書館の近くにトイレがあっただろう?」
だが、友愛はなんとなく恐ろしい不安に襲われた・・・・
友愛「僕は、ここに残ります。リリがトイレから帰った時、この広い図書室に誰もいなかったら、不安になるでしょうし・・・」
麗太「じゃ、じゃあ、僕も残るよ!」
そういうわけで、大人たちは深い深い穴の中へ冒険へ出て・・・
友愛と麗太は、リリの帰りを待つことにしたが・・・・
いつまで経ってもリリが、図書室に姿を現すことはなかった。
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