熱血アイドルはお兄ちゃん

紅麗愛

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プロローグ

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私、一ノ瀬 美緒は、今困っています…なぜなら、

「ねぇねぇ!美緒~!やっぱりAYATO様よね?!」

「いやいや!やっぱりKARURA様よ!」

「ん~私は2人ともいいと思うけどな~?」(いやいや、私は早く帰ってご飯作らないといけないんですけど?!)

と、私の幼馴染である美紗希と、担任の花里愛に受け答えをしながら内心急いでいた。

「あ~確かに2人ともいいよね~」

「そうだね~」

と、2人は今大人気アイドルAYA KARUの話で盛り上がっていった。

「あ、ごめん、私そろそろ帰らないと…」

「あ、ごめんね?引き止めちゃって」

「楽しい話が出来たから全然いいってことよ!w」

「あははwそれなら良かったよ!」

と、ここで美紗希と、花里愛とやっと別れる。

「さぁて、帰ったら何作ろうかな~?」

この時に、私はあんな事になるということを気づくべきだったのだった…
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