熱血アイドルはお兄ちゃん

紅麗愛

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ー5話ー

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前回の話

美緒が紅緒の双子の妹ということが綾斗と伽瑠羅にわかってしまう(美緒自身はまだ知らない)



今日は月曜日か…全校朝集か…校長先生の話長いからな…
「えーっと今日は転校生を紹介します。」
え、嘘?!女子かな?イケメンだったりして!!!
ガヤガヤ
うるさい…でもこんな時期に転校生?(ただいま6月)
「えーっと死夢羅紅緒さんです。」
え?紅緒って紅鈴の?嘘~?!マジで?!
「ねぇ美緒。」
「なぁに?お姉」
「紅緒って美緒に似てない?」
「どこが?!あ、」
やばっ、声でかすぎた…みんな見てるよォ~…
「馬鹿だなぁw」
「えーっと死夢羅さんは1年2組でお願いします。」
嘘…だろ?!なんで同じクラス…
「これで全校朝集を終わります。気をつけ、礼。ありがとうございました。」
「「「「ありがとうございました。」」」」
「はぁ…これから先しんどいだろうなぁ…」
「どんまいw」
笑い事じゃないんだけどなぁ…
まぁ、いいか…



なんでこうなった…
なんで私が死夢羅さんに校内案内しないといけないんだ…
ー遡る事数分前ー
「えーっと死夢羅さんはこの学校に来てまだ慣れてないだろうから誰か死夢羅さんに校内を案内してくれないか?」
「俺やりたい!!!」
「私もやりたい!!!」
「先生!!!ここは美少女な美緒にやらせたらいいと思います!!!」
「「「ナイスアイディア!!!」」」
「先生!!!私がやるんじゃなくお姉にやらせたらいいと思います!!!」
「「「それもいいな…」」」
「あ、先生!!!ここは公平にジャンケンでどうですか?!」
じゃ、ジャンケン…だと…?!
「絶対負け…「最初はグー出さんと負けよジャンケンポン」くっそがぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
負けてしまった…さ、最悪だ…

そんな理由で校内を案内…
なんと不運な…

さぁせん…力尽きました…
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