13 / 31
第2章/アイシクル王国
第12話/魔剣士ゼノン
しおりを挟む
ここは、アイシクル王国で一番大きな刑務所
“リベルク収容所”だ。ここには、たくさんの
罪人たちが収容されている。
もちろん、魔剣士ゼノンもだ。
僕は早速、魔剣士ゼノンと面会をする事に
なった。
手続きは意外に簡単で、冒険者手帳を見せる
だけで終わった。
「ちょっとセキュリティが心配だな…」
でも、楽に手続きが終わってラッキーだ。
「さあ、こちらです。
おい!罪人、面会者だぞ。早く牢から出て
面会室にこい。」
かなり荒い扱いをしている様だな。
罪人とは言え、さすがに可哀想だな…
まあいい、そんな事を知りたかったわけじゃ
ない。事件の真相を知りに来たんだ。
そして、もう一つ知りたい事がある。
これはただの憶測でしかないのだが…
魔剣士ゼノンは、ディバイン•ラメントの
1人と戦闘をして、その傷を癒した後、すぐ
に女王の暗殺を目論んだ。
なぜ、傷を癒した後、すぐに女王を殺そうと
したのか…
もしかしたら、ディバイン•ラメントから、
何かヴィーネ女王についての、悪い噂を
聞いて、暗殺を目論んだのかもしれない。
ディバイン•ラメントが、この事件に関わって
いるのだとすれば、アイシクル王国も、
危険に晒される可能性がある。
また、レゾット王国がニエンテに襲撃された
時みたいに、国が破壊されるのは避けたい。
その為にも、この事件の真相を知る必要が
あるのだ。
「魔剣士ゼノンですね。
僕は、隣の国から来ました。冒険者の
ライメルと言います。」
「なんだ、僕に何か用があるのか。
手短に済ませろ。」
かなり気が荒い人の様だ。
口調からそれが伝わってくる。
でも、それは別にいい。
今は、刑務所の警備をしている人もいない。
だから、ここの面会室には、僕ら2人しか
いないのだ。
ここなら、聞きたい事が全て聞ける。
「実は、この事件の事を知りたくて…
真相を教えてくれませんか?」
「それは、国の命令か…?」
「いいえ、ただ僕が、興味本位で聞きたい
だけですよ。」
「まあ、僕はどうせ、すぐに処刑される
訳だしな、分かった。教えてやる。」
よし、順調だな。
このまま全ての情報を引っ張り出す!
「俺がこの事件を起こそうと思った
きっかけは、ディバイン•ラメントとの
戦闘があったからだ。」
ビンゴ!やっぱりディバイン•ラメントが
関係していたんだ。
「俺は、ディバイン•ラメントの4位の実力
を持つ男”ノクト”との戦闘で、この国の
女王、ヴィーネについての情報を得た。」
完璧だ。女王ヴィーネについて、何か悪い
噂を聞いたんだ。
「その情報って言うのは…?」
「それは、女王ヴィーネは、魔王軍の幹部
ディバイン•ラメントの1人で、2位の
実力を有しているというものだった。
アイシクル王国の女王が、魔王軍の幹部
だと知って、僕はじっとしていられな
かった。だから、暗殺しようとした。」
なるほどな。それなら納得がいく。
事件の真相は分かった。でも、女王が魔王軍
の幹部と知って、そのままにしておく訳にも
いかない。
いずれは僕も、ディバイン•ラメント全員と
戦わないといけないしな。
そうしないと、魔王エルデに辿り向けない。
「あの、ゼノンさん。1つ提案があります。
一緒に女王を倒しませんか?」
「なんで、冒険者であるお前が、こんな
事をしようとするんだ…?」
「それも、興味本位ですよ。」
「不思議なやつだな、お前は。
でも、どうするんだ?僕は今、こうして
牢獄に居るんだぞ?」
確かに、どうすれば一緒に協力して、女王を
倒せるんだ?
うーん、今日中に答えを出すのは難しいな。
一旦帰って、作戦を練るか…
「どうするかは、一旦僕が帰って考えます。
大丈夫。貴方が処刑される前には、必ず
迎えに来ますから。」
そう言って、僕は刑務所を後にした。
* * *
午前中は、ずっとゼノンと話をしていたから
お腹が空いたな…
そうだ、昨日のシチューの店に行こう。
「あそこのシチュー美味しいんだよなぁ~
初めてシチューが美味しいと思った。」
店名は覚えていないが、道は覚えているから
難なく店にたどり着いた。
「さて、今日はどんなシチューを食べよう…
あ、ビーフシチュー!
これ、昨日から食べてみたかった。
よし、今日の昼ごはんは、これに決定!
あの~すみません、店員さん!」
こうして僕は、人生で初めてビーフシチュー
と言う料理を食べたのだった。
正直、ほっぺが落ちそうなほど美味かった…
明日もここで食べようかな。
* * *
さて、どうやって一緒に行動しよう…
とりあえず、ゼノンには、牢獄から出て
もらわないと…
一日中考えたが、何も浮かばない。
「うーん、どうしよう…」
そして悩みに悩んだ末、たどり着いた結論。
「よし、ヘルニア収容所にある、ゼノンの
牢屋を破壊すれば良いのか!」
自分でも、この作戦を思いついた時、バカだと思ったけど、これしか方法はない。
モタモタしてると、ゼノンが処刑されて
しまうからな。
今夜、すぐに行動に移そう。
でも、僕が収容所を襲ったってバレたら、
それはそれで大変だ。
「とりあえず、変装でもするか。
黒いマスク、黒い服を身につければ、
正体がバレる事はないだろう。」
よし、この作戦でいこう。
* * *
「なるほど、ゼノンが収容されている
場所はそこか…
結構簡単に侵入出来そうだな。」
僕は早速、侵入開始と行こうか!
まずは、ゼノンの牢屋をこじ開ける…
カキンッ、カキンッ!
「ヤバッ、音デカすぎる…バレてないよな。
メッチャ不安なんだけど…?」
どうやら、バレてはいないらしい。
この国のセキュリティは、本当に甘い
みたいだな。
そして、すぐにゼノンの牢屋を破壊すること
に成功した。
「ゼノンさん、助けに来ましたよ。」
「はぁ?お前はバカなのか?
てか、バレてないのかよ…」
「バレてないんですよ、だから、早く
逃げましょう?」
こうして僕は、ゼノンを牢獄から出す事に
成功した。
第12話/魔剣士ゼノン
“リベルク収容所”だ。ここには、たくさんの
罪人たちが収容されている。
もちろん、魔剣士ゼノンもだ。
僕は早速、魔剣士ゼノンと面会をする事に
なった。
手続きは意外に簡単で、冒険者手帳を見せる
だけで終わった。
「ちょっとセキュリティが心配だな…」
でも、楽に手続きが終わってラッキーだ。
「さあ、こちらです。
おい!罪人、面会者だぞ。早く牢から出て
面会室にこい。」
かなり荒い扱いをしている様だな。
罪人とは言え、さすがに可哀想だな…
まあいい、そんな事を知りたかったわけじゃ
ない。事件の真相を知りに来たんだ。
そして、もう一つ知りたい事がある。
これはただの憶測でしかないのだが…
魔剣士ゼノンは、ディバイン•ラメントの
1人と戦闘をして、その傷を癒した後、すぐ
に女王の暗殺を目論んだ。
なぜ、傷を癒した後、すぐに女王を殺そうと
したのか…
もしかしたら、ディバイン•ラメントから、
何かヴィーネ女王についての、悪い噂を
聞いて、暗殺を目論んだのかもしれない。
ディバイン•ラメントが、この事件に関わって
いるのだとすれば、アイシクル王国も、
危険に晒される可能性がある。
また、レゾット王国がニエンテに襲撃された
時みたいに、国が破壊されるのは避けたい。
その為にも、この事件の真相を知る必要が
あるのだ。
「魔剣士ゼノンですね。
僕は、隣の国から来ました。冒険者の
ライメルと言います。」
「なんだ、僕に何か用があるのか。
手短に済ませろ。」
かなり気が荒い人の様だ。
口調からそれが伝わってくる。
でも、それは別にいい。
今は、刑務所の警備をしている人もいない。
だから、ここの面会室には、僕ら2人しか
いないのだ。
ここなら、聞きたい事が全て聞ける。
「実は、この事件の事を知りたくて…
真相を教えてくれませんか?」
「それは、国の命令か…?」
「いいえ、ただ僕が、興味本位で聞きたい
だけですよ。」
「まあ、僕はどうせ、すぐに処刑される
訳だしな、分かった。教えてやる。」
よし、順調だな。
このまま全ての情報を引っ張り出す!
「俺がこの事件を起こそうと思った
きっかけは、ディバイン•ラメントとの
戦闘があったからだ。」
ビンゴ!やっぱりディバイン•ラメントが
関係していたんだ。
「俺は、ディバイン•ラメントの4位の実力
を持つ男”ノクト”との戦闘で、この国の
女王、ヴィーネについての情報を得た。」
完璧だ。女王ヴィーネについて、何か悪い
噂を聞いたんだ。
「その情報って言うのは…?」
「それは、女王ヴィーネは、魔王軍の幹部
ディバイン•ラメントの1人で、2位の
実力を有しているというものだった。
アイシクル王国の女王が、魔王軍の幹部
だと知って、僕はじっとしていられな
かった。だから、暗殺しようとした。」
なるほどな。それなら納得がいく。
事件の真相は分かった。でも、女王が魔王軍
の幹部と知って、そのままにしておく訳にも
いかない。
いずれは僕も、ディバイン•ラメント全員と
戦わないといけないしな。
そうしないと、魔王エルデに辿り向けない。
「あの、ゼノンさん。1つ提案があります。
一緒に女王を倒しませんか?」
「なんで、冒険者であるお前が、こんな
事をしようとするんだ…?」
「それも、興味本位ですよ。」
「不思議なやつだな、お前は。
でも、どうするんだ?僕は今、こうして
牢獄に居るんだぞ?」
確かに、どうすれば一緒に協力して、女王を
倒せるんだ?
うーん、今日中に答えを出すのは難しいな。
一旦帰って、作戦を練るか…
「どうするかは、一旦僕が帰って考えます。
大丈夫。貴方が処刑される前には、必ず
迎えに来ますから。」
そう言って、僕は刑務所を後にした。
* * *
午前中は、ずっとゼノンと話をしていたから
お腹が空いたな…
そうだ、昨日のシチューの店に行こう。
「あそこのシチュー美味しいんだよなぁ~
初めてシチューが美味しいと思った。」
店名は覚えていないが、道は覚えているから
難なく店にたどり着いた。
「さて、今日はどんなシチューを食べよう…
あ、ビーフシチュー!
これ、昨日から食べてみたかった。
よし、今日の昼ごはんは、これに決定!
あの~すみません、店員さん!」
こうして僕は、人生で初めてビーフシチュー
と言う料理を食べたのだった。
正直、ほっぺが落ちそうなほど美味かった…
明日もここで食べようかな。
* * *
さて、どうやって一緒に行動しよう…
とりあえず、ゼノンには、牢獄から出て
もらわないと…
一日中考えたが、何も浮かばない。
「うーん、どうしよう…」
そして悩みに悩んだ末、たどり着いた結論。
「よし、ヘルニア収容所にある、ゼノンの
牢屋を破壊すれば良いのか!」
自分でも、この作戦を思いついた時、バカだと思ったけど、これしか方法はない。
モタモタしてると、ゼノンが処刑されて
しまうからな。
今夜、すぐに行動に移そう。
でも、僕が収容所を襲ったってバレたら、
それはそれで大変だ。
「とりあえず、変装でもするか。
黒いマスク、黒い服を身につければ、
正体がバレる事はないだろう。」
よし、この作戦でいこう。
* * *
「なるほど、ゼノンが収容されている
場所はそこか…
結構簡単に侵入出来そうだな。」
僕は早速、侵入開始と行こうか!
まずは、ゼノンの牢屋をこじ開ける…
カキンッ、カキンッ!
「ヤバッ、音デカすぎる…バレてないよな。
メッチャ不安なんだけど…?」
どうやら、バレてはいないらしい。
この国のセキュリティは、本当に甘い
みたいだな。
そして、すぐにゼノンの牢屋を破壊すること
に成功した。
「ゼノンさん、助けに来ましたよ。」
「はぁ?お前はバカなのか?
てか、バレてないのかよ…」
「バレてないんですよ、だから、早く
逃げましょう?」
こうして僕は、ゼノンを牢獄から出す事に
成功した。
第12話/魔剣士ゼノン
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界配信〜幼馴染みに捨てられた俺を導く神々の声(視聴者)
葉月
ファンタジー
コルネ村で、幼なじみであり恋人でもあったユリアナと、ささやかな幸福を分かち合って生きていたロイド。
だがある日、ユリアナは女神の愛子として目覚め、国王の命により王都へと連れ去られる。
突然、日常を奪われ、運命に引き裂かれたロイドは、抗う術も持たぬまま、否応なく大きな流れへと呑み込まれていく。
これは、奪われたものを取り戻すため、そして理不尽な運命に抗おうとする、一人の少年の物語である。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした
藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると
土地を蝕む邪気となって現れる。
それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。
派手な奇跡は起こらない。
けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。
――その役目を、誰一人として理解しないまま。
奇跡が少なくなった。
役に立たない聖女はいらない。
そう言われ、私は静かに国を追放された。
もう、祈る理由はない。
邪気を生み出す原因に目を向けず、
後始末だけを押し付ける国を守る理由も。
聖女がいなくなった国で、
少しずつ異変が起こり始める。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
私がなぜ祈らなくなったのかを。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる