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五章 入学旅行五日目
5-06c 白痴と賢者 3
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「さて、これから、どうしよっか。ねえイサナ、今まで、図書塔のどこかに閉じ込められていたんだよね? どうやって、出てきたの?」
霧がそう問いかけると、イサナはぼんやりとした記憶をたどり、この数時間に起きたことを覚えている限り話し出した。それによると、ずっと何もないところに閉じ込められていたが、いきなり扉が開いて、誰かが話しかけてきたらしい。
《僕はその人を食べようと思って、追いかけた。かつての僕は、『辞典』ごと人を食べれば、失った自分を取り戻せると思いこんでいたんだ。その『辞典』の気配はとても魅力的だったから、是が非でも食べたいと思った。けれどすぐにその人を見失って――かわりに、君たちが、目の前にいた》
霧はイサナに呑み込まれる前に、図書塔の書棚の影にシルヴィアの後ろ姿を見たことを思い出す。
「あのさ……、そのイサナが見失った人って、蜂蜜色の長いフワフワした髪の、女の人? あたしと、同じ年ごろ……いや、あたしよりずっと若く見える、すごく奇麗な人じゃない?」
イサナはしばらく記憶を探るように考え込んでいたが、やがて静かな口調で答えた。
《わからない。僕の目は閉じていて、視覚情報は得られなかったから。あのときの僕は『白痴』で、嗅覚、触覚、聴覚、超感覚を頼りに行動していた。意識はひどく混濁していて、ぼんやりしていた。思考力は、とても低かった。でも、一つ覚えているのは……》
イサナは必死で記憶を手繰り寄せ、情報を伝えようとしている。それを感じ、霧とレイは静かに待った。再び口を開いたイサナは、確信を得た口調で告げる。
《うん、やっぱりそうだ。その人物は、『辞典』の気配を複数持っていた》
「『辞典』って……一人で複数、持てるもんなの?」
霧の疑問に、レイが答える。
《以前は、持てた。辞典魔法士が、権力者に支配されていた時代は。でもダリアの改革後、『生まれの塔』から与えられる『辞典』は、一人一冊と決められている。つまりシルヴィアが複数『辞典』を持っているなら、非合法に入手した、制限のかかっていない禁制品ということになる》
「非合法……。何となくあれだね、王政復古派の気配を感じるんだけど」
そう呟いたのち、霧は考え込んだ。
(シルヴィアは恐らく、王政復古の一味。彼女は確か、『組織』という言い方をしていたから、確かに王政復古派とは言い切れないけど……。もしイサナを解放した人物がシルヴィアなら、何のために? 邪魔者の排除? 攪乱? 何かの、計画の一部?)
今、図書塔には辞典魔法士の卵たちが多く集っている。恐らく、新入生の半数以上が、ここで課題6に取り組んでいるのではないかと、霧は推測する。図書塔への出入り時や、付近での食事の折、霧と同じ紺色のショートケープを身に着けているグループを、よく見かけるからだ。言読町でガスティオールと遭遇したことから、1班の面々も課題のために図書塔にいると思われる。あいにくロナたちとは、まだ一度も再会していないが。
(もしイサナをあのまま放っておけば、アルビレオだけじゃなく、他の新入生や、図書塔に訪れている人たちもみんな、片っ端から、食べられていたんじゃない? それほどの犠牲をわざと……。シルヴィアの目的は、いったい何……?)
霧が考え込んでいると、レイがイサナに話しかけた。
《イサナ、霧を解放して。もう、誰かを食べたいとは、思わないでしょう?》
《思わない。けれど……けれど……どうすればいいか、分からない。ああ……正直に言おう、僕は、一人になりたくないんだ。怖いんだ。ああ、レイ、どうか、そばにいて欲しい。僕から、離れないで欲しい。君たちから離れた途端、僕は元の白痴に戻ってしまうような気がして、怖くてたまらないんだ。もう、あの絶望的な闇の中には戻りたくない!》
イサナの涙声を聞いて、霧はハッとした。シルヴィアのことを考えるのを中断し、イサナにある提案をしてみる。
「なら、ずっとあたしたちと一緒にいればいいよ。別に契約しなくても、『竜辞典』の中に住んじゃえばいいじゃない」
《住……む?!》
「うん、イサナは人工的に作られたハイブリット言獣……なんだよね? それなら、言獣の素養を持っているということで……『辞典』の中に入れるんじゃない? 他の天然言獣みたいにさ」
《 !! 》
イサナとレイは非常に驚いた表情で、固まっている。それを見て、霧は不安になってきた。
「え? 何そのリアクション……。そんな驚くって……もしかして、できない? 契約しないと、無理? そうなんだ? ごめん、あたし物知らずだからさぁ……」
レイは首を振り、霧に言った。
《いや、そうじゃなくて……思いも付かなかったの……契約外の言獣を、辞典の中に宿らせるなんて……。……でも……そうか……できるかも……。『辞典』の中は、一種の異空間。その環境は言獣界と似通っているらしい。言獣には、心地がいい空間。……イサナ、試してみたらどう? わたしは歓迎する。ソイフラージュも、きっと喜ぶ》
《……契約しなくても、いいのか? 束縛されるのは嫌だ、自由でいたい》
《もちろん、構わない。竜も気にしないだろう。イサナがわたしたちに敵対しない限りは》
《敵対など、しない。僕はいつまでも、君たちの友人でいたい。ああ……なんて気分がいいんだ。僕を、友人として、そこに住まわせてくれるんだね。僕を、招いてくれるんだね。こんな、恐ろしい存在にもかかわらず……。ああ……ああ……》
両手を広げて回り、深呼吸するイサナ。
《やってみる。やってみるよ……霧……って言ったよね……まずは君を、僕の体の外に出す。僕の、すぐそば、封印の間に。出す。出す。出すぞ……》
「…………。なんか、そのぉ、あたしってば、便秘気味の人の……いや、何でもない」
複雑な心境の霧の呟きをかき消すように、レイがやや大きな声で言う。
《イサナ、霧は生身よ。気を付けて、どこも損なわないように、大切に大切に、運んでちょうだい》
《うん、わかった。そっと、そおぉっと……》
霧がそう問いかけると、イサナはぼんやりとした記憶をたどり、この数時間に起きたことを覚えている限り話し出した。それによると、ずっと何もないところに閉じ込められていたが、いきなり扉が開いて、誰かが話しかけてきたらしい。
《僕はその人を食べようと思って、追いかけた。かつての僕は、『辞典』ごと人を食べれば、失った自分を取り戻せると思いこんでいたんだ。その『辞典』の気配はとても魅力的だったから、是が非でも食べたいと思った。けれどすぐにその人を見失って――かわりに、君たちが、目の前にいた》
霧はイサナに呑み込まれる前に、図書塔の書棚の影にシルヴィアの後ろ姿を見たことを思い出す。
「あのさ……、そのイサナが見失った人って、蜂蜜色の長いフワフワした髪の、女の人? あたしと、同じ年ごろ……いや、あたしよりずっと若く見える、すごく奇麗な人じゃない?」
イサナはしばらく記憶を探るように考え込んでいたが、やがて静かな口調で答えた。
《わからない。僕の目は閉じていて、視覚情報は得られなかったから。あのときの僕は『白痴』で、嗅覚、触覚、聴覚、超感覚を頼りに行動していた。意識はひどく混濁していて、ぼんやりしていた。思考力は、とても低かった。でも、一つ覚えているのは……》
イサナは必死で記憶を手繰り寄せ、情報を伝えようとしている。それを感じ、霧とレイは静かに待った。再び口を開いたイサナは、確信を得た口調で告げる。
《うん、やっぱりそうだ。その人物は、『辞典』の気配を複数持っていた》
「『辞典』って……一人で複数、持てるもんなの?」
霧の疑問に、レイが答える。
《以前は、持てた。辞典魔法士が、権力者に支配されていた時代は。でもダリアの改革後、『生まれの塔』から与えられる『辞典』は、一人一冊と決められている。つまりシルヴィアが複数『辞典』を持っているなら、非合法に入手した、制限のかかっていない禁制品ということになる》
「非合法……。何となくあれだね、王政復古派の気配を感じるんだけど」
そう呟いたのち、霧は考え込んだ。
(シルヴィアは恐らく、王政復古の一味。彼女は確か、『組織』という言い方をしていたから、確かに王政復古派とは言い切れないけど……。もしイサナを解放した人物がシルヴィアなら、何のために? 邪魔者の排除? 攪乱? 何かの、計画の一部?)
今、図書塔には辞典魔法士の卵たちが多く集っている。恐らく、新入生の半数以上が、ここで課題6に取り組んでいるのではないかと、霧は推測する。図書塔への出入り時や、付近での食事の折、霧と同じ紺色のショートケープを身に着けているグループを、よく見かけるからだ。言読町でガスティオールと遭遇したことから、1班の面々も課題のために図書塔にいると思われる。あいにくロナたちとは、まだ一度も再会していないが。
(もしイサナをあのまま放っておけば、アルビレオだけじゃなく、他の新入生や、図書塔に訪れている人たちもみんな、片っ端から、食べられていたんじゃない? それほどの犠牲をわざと……。シルヴィアの目的は、いったい何……?)
霧が考え込んでいると、レイがイサナに話しかけた。
《イサナ、霧を解放して。もう、誰かを食べたいとは、思わないでしょう?》
《思わない。けれど……けれど……どうすればいいか、分からない。ああ……正直に言おう、僕は、一人になりたくないんだ。怖いんだ。ああ、レイ、どうか、そばにいて欲しい。僕から、離れないで欲しい。君たちから離れた途端、僕は元の白痴に戻ってしまうような気がして、怖くてたまらないんだ。もう、あの絶望的な闇の中には戻りたくない!》
イサナの涙声を聞いて、霧はハッとした。シルヴィアのことを考えるのを中断し、イサナにある提案をしてみる。
「なら、ずっとあたしたちと一緒にいればいいよ。別に契約しなくても、『竜辞典』の中に住んじゃえばいいじゃない」
《住……む?!》
「うん、イサナは人工的に作られたハイブリット言獣……なんだよね? それなら、言獣の素養を持っているということで……『辞典』の中に入れるんじゃない? 他の天然言獣みたいにさ」
《 !! 》
イサナとレイは非常に驚いた表情で、固まっている。それを見て、霧は不安になってきた。
「え? 何そのリアクション……。そんな驚くって……もしかして、できない? 契約しないと、無理? そうなんだ? ごめん、あたし物知らずだからさぁ……」
レイは首を振り、霧に言った。
《いや、そうじゃなくて……思いも付かなかったの……契約外の言獣を、辞典の中に宿らせるなんて……。……でも……そうか……できるかも……。『辞典』の中は、一種の異空間。その環境は言獣界と似通っているらしい。言獣には、心地がいい空間。……イサナ、試してみたらどう? わたしは歓迎する。ソイフラージュも、きっと喜ぶ》
《……契約しなくても、いいのか? 束縛されるのは嫌だ、自由でいたい》
《もちろん、構わない。竜も気にしないだろう。イサナがわたしたちに敵対しない限りは》
《敵対など、しない。僕はいつまでも、君たちの友人でいたい。ああ……なんて気分がいいんだ。僕を、友人として、そこに住まわせてくれるんだね。僕を、招いてくれるんだね。こんな、恐ろしい存在にもかかわらず……。ああ……ああ……》
両手を広げて回り、深呼吸するイサナ。
《やってみる。やってみるよ……霧……って言ったよね……まずは君を、僕の体の外に出す。僕の、すぐそば、封印の間に。出す。出す。出すぞ……》
「…………。なんか、そのぉ、あたしってば、便秘気味の人の……いや、何でもない」
複雑な心境の霧の呟きをかき消すように、レイがやや大きな声で言う。
《イサナ、霧は生身よ。気を付けて、どこも損なわないように、大切に大切に、運んでちょうだい》
《うん、わかった。そっと、そおぉっと……》
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