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六章 入学旅行六日目
6-05a ランチデートとプレゼント 1
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迷いの吹っ切れた霧は扉を開け、リューエストの目を、まっすぐ見つめた。
彼の瞳は、今日はもうすっかり、彼本来の瞳に戻っている。昨日、天眼・慧眼を宿らせていた人外特有の瞳も格好良かったが、やはりリューエストにはこの宝石のような、美しい瞳がよく似合う――霧はそう思いながら、はにかんだ笑みを浮かべて言った。
「ごめん、爆睡してたわ。どこでお昼ごはん、食べる?」
リューエストの面に、分かりやすくパアッと笑顔が咲いた。
「最上階の空中レストランに、絵本作家エヴァンジェリン・リナグと、奇跡の料理人クルルの、スペシャルコラボメニューが今日から新しく追加されたんだよ! キリの大好きな妖精モチーフのメニューもあるんだよ!」
「のひゃぁぁあああ!! マママ、マジで?! 行こ行こ行こ、待ち時間、何時間ぐらい?! きっとすごい人気だよね?!」
スッと、リューエストは小さな紙片を取り出して言った。
「予約チケット、取っておいたよ。フフッ……正攻法だと取れなかったから、ちょっと裏技、使ったんだぁ……」
「うおおおっ、グッジョーーブッ!! グッボーイ、グッボーイ!! リュー、最高ぉっ!!」
リューエストは飼い主に褒められた犬さながらに、ぱああああっと口を開けて笑い、見えない尻尾を振った。
「絵本の国のホテル」の最上階、そこには空中レストランが優雅に展開されていた。
ホテルの建物は、上から見ると丸く曲線を描き、ぐるりと中庭を囲んでいる。その屋上には美しい花々が咲き乱れ、なんと滝と小川までが配置された完璧な空中庭園が造り込まれていた。想像の、更に上を行く奇跡の景観に、霧は感動のあまりあんぐり口を開け、見入ってしまった。
「ふわぁ…………」
「すごいでしょ、綺麗でしょ、ね、キリ、気に入った? 空中庭園はレストランから眺めるだけじゃなく、歩いて散策もできるんだよ。ご飯食べた後でいく? 今回、予約を取った席は個室でね、ホラ、あれだよ」
「えっ……え、えええっ?!」
霧はリューエストに手を引かれ、庭園内を進んだ。薔薇のトレリスを抜けた先、階段を5つほど上がった途端、目の前に何かのアトラクションと見まがうばかりの光景が広がっている。
リューエストが「個室」と言ったレストランのテーブル席は、ティーカップのような形をしていた。一つのカップ内に8人ぐらい入れそうだ。その個室が一列に円を描くようにいくつも並び、なんと、ゆっくりと空中を移動している。
「えっ、ええええ?! これはもはやアトラクションでは?! ほんとにレストランなの?! あっ、食事してるね、お客さんたち……ふぇえ、マジでこれ、レストランなんだ。すごぉ……」
雨風を凌げるように、天蓋と透明な膜で覆われたその個室は、横方向に周回移動しながら、ごくゆっくりと、空中を回っていた。横に移動するタイプの観覧車といった雰囲気で、360度すべての眺めを堪能しながら、食事を楽しめるようになっている。その様は夢の国のように幻想的で、店員さんの導きで個室内に案内された霧は、さっそく奇声を上げて、いや増す感動に打ち震えた。
「ちょおおおおおお、リューエスト、リューエスト、リューエスト!!」
語彙力の崩壊した霧が、ひたすら叫ぶ。
幸い、店員さんは霧たちを案内して注文を取ると、すぐに個室の外に出て行ったので、霧の奇声に顔をしかめる者は誰もいない。部屋の中にはオシャレな音楽が流れていたが、外にいるときには何も聞こえなかったところを見ると、個室内には防音性能もあるらしい。霧は安心して、大声を上げ続けた。空中レストランから見る眺めは、想像以上に素晴らしかった。
「見て見て見てリューエスト、あそこ、図書塔見える!! あああああっ、あの大きな本のオブジェが、あそこ、あんなにちっちゃく見えるよ! あの広場、今日もすごい人で賑わってるね! ふがぁあああっ!! あれ何、ねえ何、不思議な曲線の、でっかい建物!」
「フフッ、あれは言読町のコンサートホールだよ。色んなイベントが開催されてるし、本の朗読も行われてるんだ。今度一緒に行こうね」
「イベント会場ぉっ?! 大好き、行きたい!! ほげぇ、しゅげぇ」
「ほら、料理来たよ、霧」
霧たちのテーブルがうっすら光り、心地よいメロディが流れる。その途端、テーブルの中央のくぼみから、料理がせり上がってきた。
「えっ、ええっ?! 店員さんが、運んでくるんじゃないんだ?!」
「すごいよね、辞典魔法で制御された最先端の発明品、自動配膳だよ。はい、霧、どうぞ、期間限定メニューの『妖精王女の幻想庭園』。とっても綺麗だね! お兄ちゃんも同じものにして良かったぁ」
「ひょげぇ…………」
立体的に組み合わされた3枚のプレートの上に、色とりどりの料理が何種類も載っている。散りばめられた花と妖精をかたどった精巧な飾りも、もちろん食べられるようだ。その芸術的かつ美味しそうな眺めに、霧はぽつりと呟いた。
「食べるの、もったいない……」
「いただきま~す!! …………う~ん、美味しい~!! さすが料理の名匠と名高い、クルルの料理!! 食べないの、キリ? お兄ちゃんがもらっちゃうよ?」
「食べる」
霧はスマホを取り出して撮影しようかと思ったが、無粋なことはやめようと思い直し、料理を口に運んだ。途端、舌の上に味覚天国が訪れ、たちまち霧の心は舞い上がる。
絶景を見ながらの、絶品料理。これほどの幸せがあろうか。あまりの感動に、霧の目が潤む。
「嬉しい……。こんな、贅沢できる日が、来るなんて……信じられない……」
「うんうん。良かったね、キリ! 入学旅行、万歳だね!」
「うん、入学旅行万歳……。万歳過ぎる……」
霧の感動は始まったばかりだった。料理を食べ終わるころ、豪華なデザートプレートとドリンクが自動配膳で現れ、霧はめまいを起こしそうになる。
一口ずつゆっくりと味わい、「ああ……食べ終わるの、悲しい……」と霧が呟くと、「おかわりする?」とリューエストがメニュー表を取り出す。
霧は誘惑に負けた。追加のデザートに舌鼓を打ち、綺麗な色合いのドリンクをちびちび飲んでいると、リューエストが自分の『辞典』から何かを取り出した。
「……あのさ、キリ……。これ、『市場迷宮』で見つけたんだ。君へのプレゼント。学園に帰ってから、頃合いを見て渡そうと思ってたんだけど……もう、待ちきれないから、今、君に渡しておく」
リューエストが差し出したそのプレゼントは細長く、赤とピンクの包み紙で綺麗にラッピングされている。
「え……いいの?! ありがとう、リューエスト。開けていい?」
「もちろん」
包み紙を開けて、中身を目にした霧は、驚きのあまり息を止めた。
彼の瞳は、今日はもうすっかり、彼本来の瞳に戻っている。昨日、天眼・慧眼を宿らせていた人外特有の瞳も格好良かったが、やはりリューエストにはこの宝石のような、美しい瞳がよく似合う――霧はそう思いながら、はにかんだ笑みを浮かべて言った。
「ごめん、爆睡してたわ。どこでお昼ごはん、食べる?」
リューエストの面に、分かりやすくパアッと笑顔が咲いた。
「最上階の空中レストランに、絵本作家エヴァンジェリン・リナグと、奇跡の料理人クルルの、スペシャルコラボメニューが今日から新しく追加されたんだよ! キリの大好きな妖精モチーフのメニューもあるんだよ!」
「のひゃぁぁあああ!! マママ、マジで?! 行こ行こ行こ、待ち時間、何時間ぐらい?! きっとすごい人気だよね?!」
スッと、リューエストは小さな紙片を取り出して言った。
「予約チケット、取っておいたよ。フフッ……正攻法だと取れなかったから、ちょっと裏技、使ったんだぁ……」
「うおおおっ、グッジョーーブッ!! グッボーイ、グッボーイ!! リュー、最高ぉっ!!」
リューエストは飼い主に褒められた犬さながらに、ぱああああっと口を開けて笑い、見えない尻尾を振った。
「絵本の国のホテル」の最上階、そこには空中レストランが優雅に展開されていた。
ホテルの建物は、上から見ると丸く曲線を描き、ぐるりと中庭を囲んでいる。その屋上には美しい花々が咲き乱れ、なんと滝と小川までが配置された完璧な空中庭園が造り込まれていた。想像の、更に上を行く奇跡の景観に、霧は感動のあまりあんぐり口を開け、見入ってしまった。
「ふわぁ…………」
「すごいでしょ、綺麗でしょ、ね、キリ、気に入った? 空中庭園はレストランから眺めるだけじゃなく、歩いて散策もできるんだよ。ご飯食べた後でいく? 今回、予約を取った席は個室でね、ホラ、あれだよ」
「えっ……え、えええっ?!」
霧はリューエストに手を引かれ、庭園内を進んだ。薔薇のトレリスを抜けた先、階段を5つほど上がった途端、目の前に何かのアトラクションと見まがうばかりの光景が広がっている。
リューエストが「個室」と言ったレストランのテーブル席は、ティーカップのような形をしていた。一つのカップ内に8人ぐらい入れそうだ。その個室が一列に円を描くようにいくつも並び、なんと、ゆっくりと空中を移動している。
「えっ、ええええ?! これはもはやアトラクションでは?! ほんとにレストランなの?! あっ、食事してるね、お客さんたち……ふぇえ、マジでこれ、レストランなんだ。すごぉ……」
雨風を凌げるように、天蓋と透明な膜で覆われたその個室は、横方向に周回移動しながら、ごくゆっくりと、空中を回っていた。横に移動するタイプの観覧車といった雰囲気で、360度すべての眺めを堪能しながら、食事を楽しめるようになっている。その様は夢の国のように幻想的で、店員さんの導きで個室内に案内された霧は、さっそく奇声を上げて、いや増す感動に打ち震えた。
「ちょおおおおおお、リューエスト、リューエスト、リューエスト!!」
語彙力の崩壊した霧が、ひたすら叫ぶ。
幸い、店員さんは霧たちを案内して注文を取ると、すぐに個室の外に出て行ったので、霧の奇声に顔をしかめる者は誰もいない。部屋の中にはオシャレな音楽が流れていたが、外にいるときには何も聞こえなかったところを見ると、個室内には防音性能もあるらしい。霧は安心して、大声を上げ続けた。空中レストランから見る眺めは、想像以上に素晴らしかった。
「見て見て見てリューエスト、あそこ、図書塔見える!! あああああっ、あの大きな本のオブジェが、あそこ、あんなにちっちゃく見えるよ! あの広場、今日もすごい人で賑わってるね! ふがぁあああっ!! あれ何、ねえ何、不思議な曲線の、でっかい建物!」
「フフッ、あれは言読町のコンサートホールだよ。色んなイベントが開催されてるし、本の朗読も行われてるんだ。今度一緒に行こうね」
「イベント会場ぉっ?! 大好き、行きたい!! ほげぇ、しゅげぇ」
「ほら、料理来たよ、霧」
霧たちのテーブルがうっすら光り、心地よいメロディが流れる。その途端、テーブルの中央のくぼみから、料理がせり上がってきた。
「えっ、ええっ?! 店員さんが、運んでくるんじゃないんだ?!」
「すごいよね、辞典魔法で制御された最先端の発明品、自動配膳だよ。はい、霧、どうぞ、期間限定メニューの『妖精王女の幻想庭園』。とっても綺麗だね! お兄ちゃんも同じものにして良かったぁ」
「ひょげぇ…………」
立体的に組み合わされた3枚のプレートの上に、色とりどりの料理が何種類も載っている。散りばめられた花と妖精をかたどった精巧な飾りも、もちろん食べられるようだ。その芸術的かつ美味しそうな眺めに、霧はぽつりと呟いた。
「食べるの、もったいない……」
「いただきま~す!! …………う~ん、美味しい~!! さすが料理の名匠と名高い、クルルの料理!! 食べないの、キリ? お兄ちゃんがもらっちゃうよ?」
「食べる」
霧はスマホを取り出して撮影しようかと思ったが、無粋なことはやめようと思い直し、料理を口に運んだ。途端、舌の上に味覚天国が訪れ、たちまち霧の心は舞い上がる。
絶景を見ながらの、絶品料理。これほどの幸せがあろうか。あまりの感動に、霧の目が潤む。
「嬉しい……。こんな、贅沢できる日が、来るなんて……信じられない……」
「うんうん。良かったね、キリ! 入学旅行、万歳だね!」
「うん、入学旅行万歳……。万歳過ぎる……」
霧の感動は始まったばかりだった。料理を食べ終わるころ、豪華なデザートプレートとドリンクが自動配膳で現れ、霧はめまいを起こしそうになる。
一口ずつゆっくりと味わい、「ああ……食べ終わるの、悲しい……」と霧が呟くと、「おかわりする?」とリューエストがメニュー表を取り出す。
霧は誘惑に負けた。追加のデザートに舌鼓を打ち、綺麗な色合いのドリンクをちびちび飲んでいると、リューエストが自分の『辞典』から何かを取り出した。
「……あのさ、キリ……。これ、『市場迷宮』で見つけたんだ。君へのプレゼント。学園に帰ってから、頃合いを見て渡そうと思ってたんだけど……もう、待ちきれないから、今、君に渡しておく」
リューエストが差し出したそのプレゼントは細長く、赤とピンクの包み紙で綺麗にラッピングされている。
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