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第1章〜運命?〜
そこにいたのは...
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少女が隠れていたはずの木陰には、なぜか見たことのない女性がいた。
「え...?」
ジークハルトは驚き、少女を探そうとした。連れ去られたのではないかと思ったからである。
その女性はジークハルトより少し背が低いくらいで、女性としては高い方だろう。長髪の女性だった。
「お前は誰だ...?あいつらの仲間か?」
ジークハルトは彼女に尋ねる。
「...どうしてそう思うの?」
また彼女も尋ね返す。
「だって...なんか知らんやつが急に現れたら変だろ?」
「まぁ...私はあの人たちの仲間ではないわ。でも、あの女の子は私の妹。先に住んでる場所へ返したわ。」
(ということは彼女はあの子の姉...?)
確かに容姿はあの子とよく似ていた。
「妹を助けて貰ったお礼をしないとね。あなたどうせこの後暇でしょう?私たちの住処に来ない?」
「なっ...!別に暇ではないけど...」
ジークハルトは女性の正体について何となく察しがついていた。
彼女の耳はエルフよりも長かった。顔つきも彼が今まで見たことがなかった。
彼の父親に教えて貰った特徴と似ている、魔族だと直感的に悟った。
しかし、この森付近は夜になると危ないのも何となく分かっていたし、一晩だけ、と思い
「それじゃあ、行かせてもらうよ。」
と言った。
「分かったわ。それじゃあ行きましょう。」
女性は歩き出した。それにジークハルトも続き暗くなりかけた道を歩いて行った...
「え...?」
ジークハルトは驚き、少女を探そうとした。連れ去られたのではないかと思ったからである。
その女性はジークハルトより少し背が低いくらいで、女性としては高い方だろう。長髪の女性だった。
「お前は誰だ...?あいつらの仲間か?」
ジークハルトは彼女に尋ねる。
「...どうしてそう思うの?」
また彼女も尋ね返す。
「だって...なんか知らんやつが急に現れたら変だろ?」
「まぁ...私はあの人たちの仲間ではないわ。でも、あの女の子は私の妹。先に住んでる場所へ返したわ。」
(ということは彼女はあの子の姉...?)
確かに容姿はあの子とよく似ていた。
「妹を助けて貰ったお礼をしないとね。あなたどうせこの後暇でしょう?私たちの住処に来ない?」
「なっ...!別に暇ではないけど...」
ジークハルトは女性の正体について何となく察しがついていた。
彼女の耳はエルフよりも長かった。顔つきも彼が今まで見たことがなかった。
彼の父親に教えて貰った特徴と似ている、魔族だと直感的に悟った。
しかし、この森付近は夜になると危ないのも何となく分かっていたし、一晩だけ、と思い
「それじゃあ、行かせてもらうよ。」
と言った。
「分かったわ。それじゃあ行きましょう。」
女性は歩き出した。それにジークハルトも続き暗くなりかけた道を歩いて行った...
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