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第八話 #"ヤツ"が配信に現れた!
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・こんなの現実じゃ無理。きっとCGだろう
・もうちょっと現実味のあるCGにしたらもっと信じる人がいただろうに
・CG乙wwwwww
「何これ」
「この間の初配信についた批判的なコメントの一部」
「批判的なコメントほぼCGだと思ってんじゃん。マジノコ、俺はどうやらCGデザイナーだったみたいな」
「だとしたら技術力半端ないな、クロ」
初配信をした次の日。
俺とマジノコはダンジョンに潜らず、俺ん家で今後の配信活動についての話し合いをしていた。
ダンジョンギルドの俺専用のスペースでやってもよかったが、あそこよく冒険者仲間が勝手に出入りしていて邪魔なので俺の家でやろうということになった。
お菓子や漫画ならまだいいが、自販機まで設置された時は本当にどうしようかと頭を抱えた。
俺専用のスペースなのになんでみんなのくつろぎスペースになってるのなんなんだよ。
「別にこのままでもいいんじゃね?」
「ふむ、それはなぜだクロ」
「全員が全員疑っているわけではねえからな」
コメントの比率としては半々で肯定的、否定的なものと別れている。
だからまあこのままでもいいとは思っている。
このまま配信を積み重ねていけば、次第に疑われることも無くなっていくだろう。
時間の問題というやつだ。
「アンタレスの配信には、彼を疑うコメントなんか一つも見当たらなかったけどね」
「よし、今すぐ改善するぞマジノコ!」
「そうこなくっちゃ」
改善をするためにはまずは原因から探る必要がある。
原因はなんだろうか。
「で、なんでこんなことになってると思う? 俺配信中に変なことしたか?」
「いや、クロはしていない。なんなら台本通りで完璧だったくらいだ」
「それじゃあなんで?」
「そこだよクロ。台本通りに行き過ぎたんだ」
「ほう?」
「クロは台本通りに行った。だが、一切流れてくるコメントに反応していないだろう?」
「ああ、そういうことか! 視聴者とコミュニケーションを取ってなくて、尚且つ時間の短い配信だったから録画と勘違いされて作り物だと思われたわけだ!」
「そういうこと!」
まさか、俺の実力を知らしめる為に台本を作ったのに台本通りに行き過ぎた所為で作り物を疑われるとは。
なんとも皮肉なことよなあ。
「それじゃあ解決策は簡単だな」
「そうだね」
「次の配信は質問コーナーをしながらドラゴン倒すのに決定~!」
「決定ー! ん、ドラゴン???」
「そうだよ!」
解決策は簡単だ。
質問コーナーをすれば視聴者とコミュニケーションが取れるから、リアルタイムで配信をしていることが視聴者側に伝わる。
あとドラゴンを倒すのももちろん考えがある。
「ドラゴンってあの?」
「三十階層のちゃっちいトカゲのボスじゃなえよ。あれはドラゴンとは呼ばねえ。もちろん七十階層のレッドドラゴンのことよ」
「うわあ……」
レッドドラゴン。
でっかくて赤くて火を吹くザ、ドラゴンって感じの見た目だ。
ツノを二本生やし、大きな翼を両翼に構える。あと尻尾がゴツイ。
討伐したパーティは十五パーティぐらいのはずだが、ソロで倒したやつはそうは多くない。
確かアンタレス、俺含め四人くらいか? あとマジノコも最近倒したとかで自慢して回っていたな。
自慢し過ぎて彼女に呆れられてたのオモロイ。
「あいつ魔法通りずらいから苦手なんだよね」
「あらあら、現代の魔法使いのトップは七十階層ごときで日和るんですかー?」
「別に僕だってレッドドラゴンくらいソロで討伐できるさ! 日和ってる訳じゃない、ただめんどくさいだけだよ」
「強がり~」
「うっさい!」
まあマジノコも魔法関連だったら上位層だしな。
日本で唯一、世界の魔法使い10選に選ばれるくらいの実力はあるし。
ただ記事になった写真の映りが悪いとかで探索者協会に抗議したアホだからなコイツ。
にしてもあれは傑作だったな!
「何か失礼なこと考えてないか、クロや」
「そんなことないよ!」
◇◇◇
「どうもみなさん今日は。本日はお日柄も…………うん、よいですね!」
【コメント】
・待ってました!
・おいおせえぞ
・待機
・聞きたいこといっぱいあるんだよ
・挨拶くらい事前に考えておけよ!
「挨拶考える時間なかったんだよ! ってことで今日はタイトルにある通り質問コーナー兼ドラゴン退治にいこうと思います。それじゃあボス部屋着くまで質問どーぞ!」
配信中コメントに反応することを意識する。
このタイトル長文すぎて噛みそうになったのは秘密だ。
今回のおしながきはこんな感じ。
現在地は六十九階層。
フィールドは洞窟。
七十階層まではここから一キロあるのでそこまでお散歩がてら質問コーナーだ。
たどり着いたらボス倒してエンディング!
我ながら素晴らしい台本だぜ。
質問を選ぼうとスマホを見ると爆速でコメントが流れていた。
早いからスクロールして止めた時のコメントにしてやろう。
そいや。
「えーなになに、初配信はCGなんですか? はい違います。初配信のコメントでもめちゃくちゃCG疑う声あったけど、あれは紛れもなく本物の映像です。とか言っても信じてくれなさそうだからドラゴン倒しにいくんだけどな。まあ楽しみにしててくれよ。」
【コメント】
・なるほどな
・ワイは本物のAランクだって信じているで!
・正直まだ疑ってるから早くドラゴン戦がみたい
・絶対CGだって
うーん、まあ半分くらいかな。
まあ待ってろよ信じていねえアホ共よ。
ちゃんとドラゴン倒してやるよ。
ソロでな。
「次は……これだな。カメラマンがいると思うんですけど探索者ですか? だってさマジノコ。お前有名な探索者なんだろ、出てこいよ」
その待ってるカメラ、スマホだがそれを寄越せと目線を送る。
本当にでるの!? みたいな目でこっちを見てるが出るんだよ。その方が話題になりそう。
何より面白そうだしな笑
「せんきゅー。こちらが我狂犬のクロチャンネルのカメラマンでーす」
「あ、どうも田中です……こんちには?」
【コメント】
・えっっっっ田中様!?!?!?
・なんで田中様がこんなチャンネルに!?
・今日もお美しいですわ!!!
・イソスタ百万人超えのAランク探索者をカメラマン扱い!?
・日本最強の魔法使いじゃねえか!
・どういう関係なんだ……
「田中様だってよ、カメラマン笑今日もお美しいですわね~」
「うるさいな!」
「髪のセット一時間かけたもんな。そりゃ美しいって言われたら嬉しいよね」
「努力の過程をバラすなクロォ!」
「関係性はこんな感じだな」
【コメント】
・仲いいんだね
・狂犬のクロが羨ましいな
「そろそろいい? メインは僕じゃなくてクロでしょこの配信」
「せんきゅーもういいよ、出てくれてありがとな」
「いいよ全然」
そういうとマジノコはカメラからフェードアウトして、俺からスマホを受け取った。
「はい次の質問。自己紹介してください、か」
そうだ、そう言えば俺は配信を初めて一度も自己紹介をしてこなかったな。
ちょうどいい機会だし真面目にやりますかね。
でも自己紹介って何言えばいいんだ? 名前とあとは……なんだ? まあいいや自分のことを相手に伝えればいいんだ。
相手に自分が何者なのかを紹介するのが自己紹介なんだから。
「改めまして、どうもみなさん初めましてこんにちは。狂犬のクロこと、Aランク探索者の黒崎です」
【コメント】
・黒崎からクロなのか
・結局名前聞いても誰ェ……状態
・黒崎っていうのか
・本当にAランクなのか楽しみだな
・Aランクなら順位はいつくなの?
「まあなんとなく察してたけど自己紹介してもこんな空気になるよねー。あ、順位はドラゴン倒してからのお楽しみってことで」
【コメント】
・けちー
・どうせ言うなら今でもいいじゃんかー
・嘘なんだから順位なんて言える訳ないって
・クロ坊面白そうなことやってんね<アンタレスchannel>
・とっとと言えよー
・そうだそうだー
……は? 爆速で流れるコメントの中でアンタレスchannelなるアカウントがコメントをした気がするが気のせいか? うん気のせいだな。
疲れてんだよ俺。
連日ダンジョン潜ってたりしたしな! うんうん
【コメント】
・クロ坊もダンジョン配信始めたんだね<アンタレスchannel>
…………
この世で俺のことをクロ坊と呼ぶのは一人しかいない。
最強の探索者、アンタレス一人だけだ。
だからこいつは本物のアンタレスに違いない。
なぜかって? チラッとマジノコの方を見たらニタニタしてやがるんだよ!
クソがこれもマジノコの仕業か!
よくも俺の配信にノコノコと現れやがったな。
いやまてよ、これだけコメントが爆速で流れるなら気づいている人も俺以外いないかもしれない。
だからこのまま知らないフリしとけば何事もなかったのようにできるはず…………
【コメント】
・おいさっきアンタレスがコメントしていたぞ!
・ガチ!?
・ホンモノか?
・配信主はアンタレスとも関係があるのか!?
・だとしたら狂犬のクロは本当にAランク探索者なんじゃないの
・さっき見つけたけどクロ坊って狂犬のクロのことだよね
・おい一回コメントの流れ止めようぜ!
はっはっは。
そりゃそうだよな、バレるよね。
無駄に統率された視聴者おかげでピタリとコメント欄が止まったなこんちくしょう。
ちくしょう俺の配信には絶対にアンタレスは出演させたくなかったのに。
今日はお姉さんも俺の配信をTVで放映して見てくれているのに。
このままだとアンタレスが全部持っていっていくじゃねえか。
どうするよ、俺。
ここでどうするのが正解だ?
【コメント】
・クロ坊は幼い頃から知ってるんだけど、高校卒業するまでネットでチートハーレムモノの小説書いてたのが黒歴史なんだよね。クロの歴史でクロ歴史。なんつって!<アンタレスchannel>
うおおおい、アンタレスッ!!!!
何言ってくれとんじゃ!!!
・もうちょっと現実味のあるCGにしたらもっと信じる人がいただろうに
・CG乙wwwwww
「何これ」
「この間の初配信についた批判的なコメントの一部」
「批判的なコメントほぼCGだと思ってんじゃん。マジノコ、俺はどうやらCGデザイナーだったみたいな」
「だとしたら技術力半端ないな、クロ」
初配信をした次の日。
俺とマジノコはダンジョンに潜らず、俺ん家で今後の配信活動についての話し合いをしていた。
ダンジョンギルドの俺専用のスペースでやってもよかったが、あそこよく冒険者仲間が勝手に出入りしていて邪魔なので俺の家でやろうということになった。
お菓子や漫画ならまだいいが、自販機まで設置された時は本当にどうしようかと頭を抱えた。
俺専用のスペースなのになんでみんなのくつろぎスペースになってるのなんなんだよ。
「別にこのままでもいいんじゃね?」
「ふむ、それはなぜだクロ」
「全員が全員疑っているわけではねえからな」
コメントの比率としては半々で肯定的、否定的なものと別れている。
だからまあこのままでもいいとは思っている。
このまま配信を積み重ねていけば、次第に疑われることも無くなっていくだろう。
時間の問題というやつだ。
「アンタレスの配信には、彼を疑うコメントなんか一つも見当たらなかったけどね」
「よし、今すぐ改善するぞマジノコ!」
「そうこなくっちゃ」
改善をするためにはまずは原因から探る必要がある。
原因はなんだろうか。
「で、なんでこんなことになってると思う? 俺配信中に変なことしたか?」
「いや、クロはしていない。なんなら台本通りで完璧だったくらいだ」
「それじゃあなんで?」
「そこだよクロ。台本通りに行き過ぎたんだ」
「ほう?」
「クロは台本通りに行った。だが、一切流れてくるコメントに反応していないだろう?」
「ああ、そういうことか! 視聴者とコミュニケーションを取ってなくて、尚且つ時間の短い配信だったから録画と勘違いされて作り物だと思われたわけだ!」
「そういうこと!」
まさか、俺の実力を知らしめる為に台本を作ったのに台本通りに行き過ぎた所為で作り物を疑われるとは。
なんとも皮肉なことよなあ。
「それじゃあ解決策は簡単だな」
「そうだね」
「次の配信は質問コーナーをしながらドラゴン倒すのに決定~!」
「決定ー! ん、ドラゴン???」
「そうだよ!」
解決策は簡単だ。
質問コーナーをすれば視聴者とコミュニケーションが取れるから、リアルタイムで配信をしていることが視聴者側に伝わる。
あとドラゴンを倒すのももちろん考えがある。
「ドラゴンってあの?」
「三十階層のちゃっちいトカゲのボスじゃなえよ。あれはドラゴンとは呼ばねえ。もちろん七十階層のレッドドラゴンのことよ」
「うわあ……」
レッドドラゴン。
でっかくて赤くて火を吹くザ、ドラゴンって感じの見た目だ。
ツノを二本生やし、大きな翼を両翼に構える。あと尻尾がゴツイ。
討伐したパーティは十五パーティぐらいのはずだが、ソロで倒したやつはそうは多くない。
確かアンタレス、俺含め四人くらいか? あとマジノコも最近倒したとかで自慢して回っていたな。
自慢し過ぎて彼女に呆れられてたのオモロイ。
「あいつ魔法通りずらいから苦手なんだよね」
「あらあら、現代の魔法使いのトップは七十階層ごときで日和るんですかー?」
「別に僕だってレッドドラゴンくらいソロで討伐できるさ! 日和ってる訳じゃない、ただめんどくさいだけだよ」
「強がり~」
「うっさい!」
まあマジノコも魔法関連だったら上位層だしな。
日本で唯一、世界の魔法使い10選に選ばれるくらいの実力はあるし。
ただ記事になった写真の映りが悪いとかで探索者協会に抗議したアホだからなコイツ。
にしてもあれは傑作だったな!
「何か失礼なこと考えてないか、クロや」
「そんなことないよ!」
◇◇◇
「どうもみなさん今日は。本日はお日柄も…………うん、よいですね!」
【コメント】
・待ってました!
・おいおせえぞ
・待機
・聞きたいこといっぱいあるんだよ
・挨拶くらい事前に考えておけよ!
「挨拶考える時間なかったんだよ! ってことで今日はタイトルにある通り質問コーナー兼ドラゴン退治にいこうと思います。それじゃあボス部屋着くまで質問どーぞ!」
配信中コメントに反応することを意識する。
このタイトル長文すぎて噛みそうになったのは秘密だ。
今回のおしながきはこんな感じ。
現在地は六十九階層。
フィールドは洞窟。
七十階層まではここから一キロあるのでそこまでお散歩がてら質問コーナーだ。
たどり着いたらボス倒してエンディング!
我ながら素晴らしい台本だぜ。
質問を選ぼうとスマホを見ると爆速でコメントが流れていた。
早いからスクロールして止めた時のコメントにしてやろう。
そいや。
「えーなになに、初配信はCGなんですか? はい違います。初配信のコメントでもめちゃくちゃCG疑う声あったけど、あれは紛れもなく本物の映像です。とか言っても信じてくれなさそうだからドラゴン倒しにいくんだけどな。まあ楽しみにしててくれよ。」
【コメント】
・なるほどな
・ワイは本物のAランクだって信じているで!
・正直まだ疑ってるから早くドラゴン戦がみたい
・絶対CGだって
うーん、まあ半分くらいかな。
まあ待ってろよ信じていねえアホ共よ。
ちゃんとドラゴン倒してやるよ。
ソロでな。
「次は……これだな。カメラマンがいると思うんですけど探索者ですか? だってさマジノコ。お前有名な探索者なんだろ、出てこいよ」
その待ってるカメラ、スマホだがそれを寄越せと目線を送る。
本当にでるの!? みたいな目でこっちを見てるが出るんだよ。その方が話題になりそう。
何より面白そうだしな笑
「せんきゅー。こちらが我狂犬のクロチャンネルのカメラマンでーす」
「あ、どうも田中です……こんちには?」
【コメント】
・えっっっっ田中様!?!?!?
・なんで田中様がこんなチャンネルに!?
・今日もお美しいですわ!!!
・イソスタ百万人超えのAランク探索者をカメラマン扱い!?
・日本最強の魔法使いじゃねえか!
・どういう関係なんだ……
「田中様だってよ、カメラマン笑今日もお美しいですわね~」
「うるさいな!」
「髪のセット一時間かけたもんな。そりゃ美しいって言われたら嬉しいよね」
「努力の過程をバラすなクロォ!」
「関係性はこんな感じだな」
【コメント】
・仲いいんだね
・狂犬のクロが羨ましいな
「そろそろいい? メインは僕じゃなくてクロでしょこの配信」
「せんきゅーもういいよ、出てくれてありがとな」
「いいよ全然」
そういうとマジノコはカメラからフェードアウトして、俺からスマホを受け取った。
「はい次の質問。自己紹介してください、か」
そうだ、そう言えば俺は配信を初めて一度も自己紹介をしてこなかったな。
ちょうどいい機会だし真面目にやりますかね。
でも自己紹介って何言えばいいんだ? 名前とあとは……なんだ? まあいいや自分のことを相手に伝えればいいんだ。
相手に自分が何者なのかを紹介するのが自己紹介なんだから。
「改めまして、どうもみなさん初めましてこんにちは。狂犬のクロこと、Aランク探索者の黒崎です」
【コメント】
・黒崎からクロなのか
・結局名前聞いても誰ェ……状態
・黒崎っていうのか
・本当にAランクなのか楽しみだな
・Aランクなら順位はいつくなの?
「まあなんとなく察してたけど自己紹介してもこんな空気になるよねー。あ、順位はドラゴン倒してからのお楽しみってことで」
【コメント】
・けちー
・どうせ言うなら今でもいいじゃんかー
・嘘なんだから順位なんて言える訳ないって
・クロ坊面白そうなことやってんね<アンタレスchannel>
・とっとと言えよー
・そうだそうだー
……は? 爆速で流れるコメントの中でアンタレスchannelなるアカウントがコメントをした気がするが気のせいか? うん気のせいだな。
疲れてんだよ俺。
連日ダンジョン潜ってたりしたしな! うんうん
【コメント】
・クロ坊もダンジョン配信始めたんだね<アンタレスchannel>
…………
この世で俺のことをクロ坊と呼ぶのは一人しかいない。
最強の探索者、アンタレス一人だけだ。
だからこいつは本物のアンタレスに違いない。
なぜかって? チラッとマジノコの方を見たらニタニタしてやがるんだよ!
クソがこれもマジノコの仕業か!
よくも俺の配信にノコノコと現れやがったな。
いやまてよ、これだけコメントが爆速で流れるなら気づいている人も俺以外いないかもしれない。
だからこのまま知らないフリしとけば何事もなかったのようにできるはず…………
【コメント】
・おいさっきアンタレスがコメントしていたぞ!
・ガチ!?
・ホンモノか?
・配信主はアンタレスとも関係があるのか!?
・だとしたら狂犬のクロは本当にAランク探索者なんじゃないの
・さっき見つけたけどクロ坊って狂犬のクロのことだよね
・おい一回コメントの流れ止めようぜ!
はっはっは。
そりゃそうだよな、バレるよね。
無駄に統率された視聴者おかげでピタリとコメント欄が止まったなこんちくしょう。
ちくしょう俺の配信には絶対にアンタレスは出演させたくなかったのに。
今日はお姉さんも俺の配信をTVで放映して見てくれているのに。
このままだとアンタレスが全部持っていっていくじゃねえか。
どうするよ、俺。
ここでどうするのが正解だ?
【コメント】
・クロ坊は幼い頃から知ってるんだけど、高校卒業するまでネットでチートハーレムモノの小説書いてたのが黒歴史なんだよね。クロの歴史でクロ歴史。なんつって!<アンタレスchannel>
うおおおい、アンタレスッ!!!!
何言ってくれとんじゃ!!!
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