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革の手袋
しおりを挟む部屋の窓から夜景を眺めながら
私の肩にそっと手を置くあなた
そして 優しく引き寄せる
あなたの横顔は寂しそう
私の心は寂しがり
あなたの笑顔を待っている
人影のない改札口
私を見つめるあなたは大人の目
革の手袋を外して
私の冷たい指先を握る
あなたの指のぬくもりが
私の涙を誘う
ぼやけて見える電車の明かり
閉まるドアの向こうにあなたの背中
「さようなら」と言うように
降り出した粉雪に
顔を向けて目を閉じる
頬伝う涙が……凍る
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