孤独のオナニー

ぼを

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第1話:小宇宙への旅(普通のオナニー)

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 経済状況や人間関係に囚われず、幸福にオナニーを行う時、束の間、彼は自分勝手になり、自由になる。誰にも邪魔されず、気を遣わず、人体という小宇宙の深淵へ降りていく孤高の行為であるオナニーとは、現代人に平等に与えられた究極の癒しと言えるのである。

———
 鳴海は大学時代の教授である柴田の研究室に向かっていた。休日にわざわざ大学を訪れるのは奇妙な気分だったが、教授の娘が就職活動を控えており、社会人の話を聞きたいというので、恩師の頼みを断る理由もなく、足を運ぶことにした。
 柴田教授は天文学の専門家で、鳴海もまた学生時代はこの研究室に通っていた。営業マンとなった今では、学問とは縁遠い生活を送っているが、時折、星空を見上げるたびに学生時代の熱気を思い出すことがあった。

「お久しぶりですね、鳴海くん」

 柴田教授は相変わらず穏やかな笑みを浮かべていた。研究室はあの頃と変わらず、天体写真や分厚い論文が散乱している。

「お久しぶりです、教授。娘さんは?」

「今、ちょっと用意していてね。すぐ来ると思うよ」

 ほどなくして、娘の美咲がやってきた。20代前半の落ち着いた雰囲気の女性で、どことなく教授の面影がある。

「初めまして、美咲です。今日はよろしくお願いします」

「鳴海です。こちらこそ」

 美咲の質問は就職活動にまつわるものが多かった。面接での振る舞い、企業の選び方、社会人としての心構え。鳴海は自分なりの経験を交えながら、できる限り真剣に答えた。

「なるほど……営業の仕事って、意外と奥深いんですね」

「そうだね。でも、向き不向きもあるし、好きなことを仕事にするのが一番だよ」

「はい、参考になります!」

 無事に美咲の質問に答え終えた後、教授と鳴海は久々に研究の話をすることになった。

「最近の研究では、量子力学と意識の関係がますます注目されているんだよ」

「意識と量子力学ですか?」

「そう。ミクロの世界では、観測者がいることで結果が変わると言われている。それなら、究極の観測者である人間の精神構造こそが、量子の振る舞いの最終的な謎を解く鍵になるんじゃないか、という話が出ているんだ」

「……つまり、人間の意識自体が宇宙の法則とつながっている?」

「その可能性がある、ということだね。言い換えれば、人間こそが小宇宙なんだよ」

 鳴海はしばし沈黙しながら、その言葉を噛みしめた。小宇宙——それは、学生時代に夜空を見上げながら思い描いた幻想とは、また違う形の宇宙だった。

———

 夜、鳴海は自宅のベッドに横たわり、スマホを手に取った。

「人間こそ小宇宙か……」

 無意識のうちに、大人の動画サイトを開いていた。いつものように、刺激的なタイトルが並んでいる。動画を観ながらするか、エロ漫画を読むかで迷う。

「動画だとスマホの置き場に困るし、漫画だとページをめくるタイミングが難しい……」

 動画は手を離しても流れるが、適度なタイミングでの刺激の変化が少ない。一方で、漫画は次のページへ進むことでテンポをコントロールできるが、手を使わなければならない。どちらを選ぶにしても、完璧な没入感は得られない。

「選択の自由があるというのも、時には煩わしいものだな……」

 悩んだ末に、鳴海は動画を選んだ。ベッドサイドにスマホを置き、角度を調整しながら再生する。

「始めようか……」

 彼の手がゆっくりと動き出す。
 音と映像が五感を刺激し、身体の反応が次第に強くなる。しかし、鳴海の頭の中では、柴田教授の言葉がふとよぎった。

——人間こそ小宇宙なんだよ。

(自分の身体が小宇宙……?)

 彼はふと、快感の波が自分の中でどのように伝わっているのかを意識し始めた。
 脳が興奮を感知し、神経を通じて信号が伝達される。血流が促進され、鼓動が速くなる。筋肉の収縮が繰り返される。細胞レベルでは、無数の化学反応が発生し、神経伝達物質が放出される。

(まるで、星の爆発のようじゃないか……)

 恒星がエネルギーを放出し、やがて超新星となるように、彼の体内でも一連の反応が続いている。彼自身が、一つの宇宙の営みの一部なのだ。
 その思考の中で、彼は高まりの頂点に達した。

 しばらくの間、余韻に浸りながら、鳴海は天井を見上げた。

「……俺は、俺の中の宇宙を感じていたのか?」

 小宇宙。その言葉は、彼にとってただの比喩ではなく、実感を伴うものとなった。
 快楽という最も単純な行為の中に、彼は人間の本質を垣間見たのかもしれない。
 鳴海は静かにスマホを閉じ、目を瞑った。





//この小説は100%AIにより執筆されたものです//
今回のプロンプト

■1話のあらすじ
・鳴海が、休日に、大学時代の教授のもとを訪れる
・教授の娘が就職活動で社会人の話を聞きたい、というので、話してあげるためだ
・鳴海は、大学で天文学を学んでいた
・娘さんの用事が済んだ後、鳴海は教授と天文学の雑談をする
・その中で、量子力学の最後の終着点は人間の精神構造であり、人間こそ小宇宙である、という話を聞く
・家に帰って、鳴海は一人でオナニーを開始する
・アダルト動画を見ながらするか、スマホでエロ漫画を見てするかで迷う
・動画はスマホの置き場所に困るし、漫画はどのタイミングで次のページにいくかに迷う。どちらにしても手を離さなければならないので興醒めだ
・オナニー中の独白は長めに、分析的である
・鳴海は、自分の体が小宇宙であることを、オナニーを通して感じ取るのだった
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