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第86話 リミッターを外す
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「骨折13カ所、ヒビは26カ所、内出血多数、脳震とうに口内裂傷、右肩関節の外れ、左眼球の軽度な剥離、歯が一本粉砕、五臓六腑の機能低下……安心しろディーノ。重傷だッ」
「にじょちょほへにはほひゃいふふほひはふへんは(二度と俺にあの怪物を近づけんな)」
ディーノはゴンザレスの拳を受けて意識まで吹飛ばされた後、気が付けば自室のベッドに運ばれていて全身が包帯でグルグル巻きにされていた。
全身を凄まじい痛みと熱が包み込み、教えられずとも自分の身に一体何が起こったのか即座に理解できた。
あのゴンザレスという男は冗談抜きに、人間を殺す為の技術をフルに活用して本当に死の直前まで徹底的にディーノの身体を破壊し尽くしたのである。
しかも拳をディーノに向けて撃ち放っている時も、一切害意を発しなかった。
つまり相手に対して憎しみも何も感じる事無く、平常心のまま生身の人間に対して暴力を振るって人体を破壊する事ができるという事。
紛うこと無きサイコパスである。
そして現在ディーノが起きた事に気が付いたアンベルトがやって来て、彼の肉体が今どのような状況に陥っているのかを半笑いで説明されている所である。
この男も大概サイコパスだ。
「そう怒るな。ゴンザレスは純粋で素直な男だ、お前の為に最善で最短の修行法を行ってくれたに過ぎない」
「ふんふいはあんはいひなはよふひへんはひほふひひはふは。へは、ほへのいへひふほほははんのかほ(純粋があんな意味なら幼稚園は血の海に成っているわ。てか、俺の言ってる事分かんのかよ)」
「ああ、拷問で口が上手く回らない人間の言葉を読み取るのは慣れている」
※此処からはディーノの言葉を翻訳済みでお送りします。
「……聞かなかった事にしておく。それで、此れが最短の修行法? 俺には最短で天国に行く方法にしか見えないんだけど」
ディーノは一瞬青い顔に成って目を逸らした。
そしてその後、この一方的にに拳を身体に打ち込まれる修業に何の意味が有るのか気に成り質問する。というか意味が無いと困る。
「お前は先程ゴンザレスと戦った時、圧倒的なスペックの差を感じなかったか? スピード、パワー、ディフェンスの全てにおいてアイツが圧倒していた筈だ」
「ああ、其れは感じた。自分とは別の生き物なんじゃないかって位のレベル差だったよ……経験の差って奴か? 其れとも生まれ持った体格の差か??」
ディーノは唯一動かす事が出来る右目を天上に向け、数時間前に受けた凄まじい速度と威力を誇るパンチの数々を思い出す。
彼が回避という一つのアクションをする間に、接近・腕の振りかぶり・パンチまでを行う桁違いのスピード。
掠っただけで皮膚を削り飛ばしていく圧倒的なパワー。
自分自身と比べると、其処には乗用車とレーシングカー程の圧倒的な差が存在していた。
一体何が其れほどの差を生み出す要因と成っているのだろうか?
「お前と奴の差、其れは確かに経験の差や体格の差とも言える。しかし一番の違いは、身体のリミッターを何処まで外し、力の何割を解放出来ているかという差だ」
「り、リミッター……」
「そうだ、俗な言葉を使えば火事場の馬鹿力。人間は燃費の問題や自己破壊を防ぐために身体が持っている身体的・知能的能力に制限を掛けており、ゴンザレスはそのリミッターを狙って外す事が出来る」
余りに突飛な話で即座に受け入れる事は出来なかったが、自分とゴンザレスの間に明確な差が存在する具体的な理由を手に入れてディーノは少し安心した。
この圧倒的な差の理由さえ分かれば、後はその差を埋めるだけである。
訳も分からず敗北し、何故負けたのかも分からず真っ暗な谷に落とされたような感覚だった数分前に比べれば何倍もマシだ。
「じゃあ、そのリミッターを筈すにはどうすれば良い?」
「単純な話だ。何度もリミッターが外れる体験をして、力を解放する扉を緩くしてやれば良い。一般的な扉と同じ、何度も開け閉めを繰り返しせば次第に磨り減り勝手に開くように成る」
単純な様で難しい話にディーノは困惑した。
確かに原理は一応理解した、何度もリミッターを外す事で自分から狙って限界を超える事が出来るように成る。
ではリミッターが外れる体験とは何なのだろう?
そして数秒間考え込んだディーノがその答えに到達したとき、驚き以上に恐怖が上回った。
「つまり……ッ! 何度も死にかけてリミッターを外す感覚を掴めって事か!?」
「ほう、察しが良いな。その通りだ」
珍しいアンベルトからの褒め言葉だが全く嬉しく無い。
そして自分が今これ程徹底的に痛め付けられ、重傷を負わされた理由を理解した。
ゴンザレスに滅多打ちにされる課程でリミッターを強引に解放させようとしていたのだ。
何より裏を返せば、ディーノが完璧にリミッターを解放する感覚を掴むまでは延々と殺されかけ続ける事になるという話だった。
「いやッ、そんなの無理だろ!! 1回死にかけただけでこれ程の重傷を負ってるんだぞ!? 此れを何回も繰り返したら確実に強く成る前に身体が壊れるし、精神的にも参っちまうよ!! それに、この状態じゃ修業に戻るまでどれだけ掛るか……」
ディーノの主張は最もであった。
確かに真剣で斬り合った方が木刀で打ち合うよりも成長スピードは速いかも知れない、しかしそれは怪我を度外視した場合の話だ。
本気で斬り合えば確実に大量の傷を負って修業に費やせる時間は減るし、永続的な傷を負って一生戦えない身体に成ってしまう可能性だって充分ある。
だから通常どの武術でも安全な道具を使い、筋力トレーニングなどの安全な練習を行うのだ。
今の様な練習法では逆に時間が掛り、もっと言うと強く成る前に身体が潰れる可能性が高い。
だが、その主張をアンベルトは一切聞き入れるつもりは無かった。
このクレイジーな練習方法を続ける為、よりクレイジーな回復方法で解決するのである。
「安心しろ、明日には無傷で再びゴンザレスと向き合っているさ。その怪我はこの場でこの瞬間に治すからなッ」
そう言ってアンベルトはディーノのヘソの上に手をのせ、薄ら笑いを浮かべたのだった。
「にじょちょほへにはほひゃいふふほひはふへんは(二度と俺にあの怪物を近づけんな)」
ディーノはゴンザレスの拳を受けて意識まで吹飛ばされた後、気が付けば自室のベッドに運ばれていて全身が包帯でグルグル巻きにされていた。
全身を凄まじい痛みと熱が包み込み、教えられずとも自分の身に一体何が起こったのか即座に理解できた。
あのゴンザレスという男は冗談抜きに、人間を殺す為の技術をフルに活用して本当に死の直前まで徹底的にディーノの身体を破壊し尽くしたのである。
しかも拳をディーノに向けて撃ち放っている時も、一切害意を発しなかった。
つまり相手に対して憎しみも何も感じる事無く、平常心のまま生身の人間に対して暴力を振るって人体を破壊する事ができるという事。
紛うこと無きサイコパスである。
そして現在ディーノが起きた事に気が付いたアンベルトがやって来て、彼の肉体が今どのような状況に陥っているのかを半笑いで説明されている所である。
この男も大概サイコパスだ。
「そう怒るな。ゴンザレスは純粋で素直な男だ、お前の為に最善で最短の修行法を行ってくれたに過ぎない」
「ふんふいはあんはいひなはよふひへんはひほふひひはふは。へは、ほへのいへひふほほははんのかほ(純粋があんな意味なら幼稚園は血の海に成っているわ。てか、俺の言ってる事分かんのかよ)」
「ああ、拷問で口が上手く回らない人間の言葉を読み取るのは慣れている」
※此処からはディーノの言葉を翻訳済みでお送りします。
「……聞かなかった事にしておく。それで、此れが最短の修行法? 俺には最短で天国に行く方法にしか見えないんだけど」
ディーノは一瞬青い顔に成って目を逸らした。
そしてその後、この一方的にに拳を身体に打ち込まれる修業に何の意味が有るのか気に成り質問する。というか意味が無いと困る。
「お前は先程ゴンザレスと戦った時、圧倒的なスペックの差を感じなかったか? スピード、パワー、ディフェンスの全てにおいてアイツが圧倒していた筈だ」
「ああ、其れは感じた。自分とは別の生き物なんじゃないかって位のレベル差だったよ……経験の差って奴か? 其れとも生まれ持った体格の差か??」
ディーノは唯一動かす事が出来る右目を天上に向け、数時間前に受けた凄まじい速度と威力を誇るパンチの数々を思い出す。
彼が回避という一つのアクションをする間に、接近・腕の振りかぶり・パンチまでを行う桁違いのスピード。
掠っただけで皮膚を削り飛ばしていく圧倒的なパワー。
自分自身と比べると、其処には乗用車とレーシングカー程の圧倒的な差が存在していた。
一体何が其れほどの差を生み出す要因と成っているのだろうか?
「お前と奴の差、其れは確かに経験の差や体格の差とも言える。しかし一番の違いは、身体のリミッターを何処まで外し、力の何割を解放出来ているかという差だ」
「り、リミッター……」
「そうだ、俗な言葉を使えば火事場の馬鹿力。人間は燃費の問題や自己破壊を防ぐために身体が持っている身体的・知能的能力に制限を掛けており、ゴンザレスはそのリミッターを狙って外す事が出来る」
余りに突飛な話で即座に受け入れる事は出来なかったが、自分とゴンザレスの間に明確な差が存在する具体的な理由を手に入れてディーノは少し安心した。
この圧倒的な差の理由さえ分かれば、後はその差を埋めるだけである。
訳も分からず敗北し、何故負けたのかも分からず真っ暗な谷に落とされたような感覚だった数分前に比べれば何倍もマシだ。
「じゃあ、そのリミッターを筈すにはどうすれば良い?」
「単純な話だ。何度もリミッターが外れる体験をして、力を解放する扉を緩くしてやれば良い。一般的な扉と同じ、何度も開け閉めを繰り返しせば次第に磨り減り勝手に開くように成る」
単純な様で難しい話にディーノは困惑した。
確かに原理は一応理解した、何度もリミッターを外す事で自分から狙って限界を超える事が出来るように成る。
ではリミッターが外れる体験とは何なのだろう?
そして数秒間考え込んだディーノがその答えに到達したとき、驚き以上に恐怖が上回った。
「つまり……ッ! 何度も死にかけてリミッターを外す感覚を掴めって事か!?」
「ほう、察しが良いな。その通りだ」
珍しいアンベルトからの褒め言葉だが全く嬉しく無い。
そして自分が今これ程徹底的に痛め付けられ、重傷を負わされた理由を理解した。
ゴンザレスに滅多打ちにされる課程でリミッターを強引に解放させようとしていたのだ。
何より裏を返せば、ディーノが完璧にリミッターを解放する感覚を掴むまでは延々と殺されかけ続ける事になるという話だった。
「いやッ、そんなの無理だろ!! 1回死にかけただけでこれ程の重傷を負ってるんだぞ!? 此れを何回も繰り返したら確実に強く成る前に身体が壊れるし、精神的にも参っちまうよ!! それに、この状態じゃ修業に戻るまでどれだけ掛るか……」
ディーノの主張は最もであった。
確かに真剣で斬り合った方が木刀で打ち合うよりも成長スピードは速いかも知れない、しかしそれは怪我を度外視した場合の話だ。
本気で斬り合えば確実に大量の傷を負って修業に費やせる時間は減るし、永続的な傷を負って一生戦えない身体に成ってしまう可能性だって充分ある。
だから通常どの武術でも安全な道具を使い、筋力トレーニングなどの安全な練習を行うのだ。
今の様な練習法では逆に時間が掛り、もっと言うと強く成る前に身体が潰れる可能性が高い。
だが、その主張をアンベルトは一切聞き入れるつもりは無かった。
このクレイジーな練習方法を続ける為、よりクレイジーな回復方法で解決するのである。
「安心しろ、明日には無傷で再びゴンザレスと向き合っているさ。その怪我はこの場でこの瞬間に治すからなッ」
そう言ってアンベルトはディーノのヘソの上に手をのせ、薄ら笑いを浮かべたのだった。
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