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第3章ゲーム開始?時期じゃないでしょう
第49話 巻き込めるだけ巻き込んでしまえ
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「殿下、せっかくの学校生活です。他の方たちとも交流をしてはどうでしょか?」
どうせなら、多くの人と交流してもらって多くの人にアイルという人物を知ってもらおう。後、私のような被害者を増やして王女失格の烙印でも押せたら御の字だなと思った。
もう、巻き込めるだけ巻き込んでしまえ作戦だ。
「ミキちゃん、ミキちゃんには分からないだろけどね。私って結構忙しいのよ」
どこがっ!?
フラグ回収してイベントクリアするために毎日、授業をサボりまくってるだけじゃん。
王女教育も逃げてばかりで進んでないしね。
毎日、学校が終わった後は騎士として王宮に赴きアイルの相手をさせられている。
王女には当然だけど公務というものがある。そこが貴族令嬢と違うところだ。
そして何の教養も、知識もない馬鹿にできるほど公務は簡単ではない。当然だ。場合によっては国の行末を左右するのだから。
まぁ、アイルは全く分かっていないようだけど。
「確かに王女殿下はとてもお忙しそうですね」
これは嫌味だ。通じてはいないようだけど。
「でも、友人ができればその負担も減るのではないですか?」
それはつまりイベント回収、対象者の攻略に駒を使えということ。当然だけど乙女ゲームの攻略対象者は全員高スペックだ。つまり、誰もが狙っているということ。
そこをうまく利用すれば駒なんて簡単に作れる。
全部利用させればいい。全部利用させて、捨てさせて、最後は自分が捨てられればいい。
「王女殿下がなさりたいことの助けになると思いますよ」
そこまで言うとアイルは考え始めた。
「実を言うとイベントが始まんないのよねぇ。バグってんじゃないのって思ってたの」
ゲーム開始時期を勝手に変えといて全てが正常にいくわけがないのに。どうして、そういうところに考えが及ばないのだろう。
「攻略対象者も全員、反応が悪いし。なんか思ったのと違う」
恐らくだが、本物のヒロインとマヤの記憶があるヒロインでは性格に違いがある。惚れるべき相手が別人ならどんなに外見が同じでも惚れるわけがないのだ。
ましてやマヤは、万人に好まれる性格をしてはいない。
「もう少し、他に目を向けてみてはどうでしょうか?」
「他?」
「はい」
子供の頃から攻略対象者であるアシュベル、カーディル、ユニアスには色々世話になっている。だから良識的であり、自身の立場に責任と覚悟を持っている彼らなら絶対に今のアイルを選んだりはしないのが分かる。
「殿下の好みに合い、尚且つ殿下と釣り合う方がこの学校には幾人もいますよ」
まぁ、蓋を開けてみたら借金まみれだったり他にも問題を抱えているような貴族も多いけどね。
「確かに。何人かいいなぁ、どうして攻略対象者じゃないんだろうって思った人がいたのよね」
「殿下の良さが分からない人よりも、より、殿下を正確に評価してくれる人の方がいいかと思います。ここは、あなたのための世界なのなら特定の人物にこだわる必要もないのでは?」
「確かにっ!ここがゲームの世界だからって無理にこだわりすぎよね。神様は確実に私が幸せになれる世界を用意してくれてるはずだし」
その神様は謹慎中だけどね。この選択が吉と出るか、凶と出るか。
「ミキちゃんって頭は良くないのに。たまに鋭いこと言うよね」
「・・・・・」
あん?
どうせなら、多くの人と交流してもらって多くの人にアイルという人物を知ってもらおう。後、私のような被害者を増やして王女失格の烙印でも押せたら御の字だなと思った。
もう、巻き込めるだけ巻き込んでしまえ作戦だ。
「ミキちゃん、ミキちゃんには分からないだろけどね。私って結構忙しいのよ」
どこがっ!?
フラグ回収してイベントクリアするために毎日、授業をサボりまくってるだけじゃん。
王女教育も逃げてばかりで進んでないしね。
毎日、学校が終わった後は騎士として王宮に赴きアイルの相手をさせられている。
王女には当然だけど公務というものがある。そこが貴族令嬢と違うところだ。
そして何の教養も、知識もない馬鹿にできるほど公務は簡単ではない。当然だ。場合によっては国の行末を左右するのだから。
まぁ、アイルは全く分かっていないようだけど。
「確かに王女殿下はとてもお忙しそうですね」
これは嫌味だ。通じてはいないようだけど。
「でも、友人ができればその負担も減るのではないですか?」
それはつまりイベント回収、対象者の攻略に駒を使えということ。当然だけど乙女ゲームの攻略対象者は全員高スペックだ。つまり、誰もが狙っているということ。
そこをうまく利用すれば駒なんて簡単に作れる。
全部利用させればいい。全部利用させて、捨てさせて、最後は自分が捨てられればいい。
「王女殿下がなさりたいことの助けになると思いますよ」
そこまで言うとアイルは考え始めた。
「実を言うとイベントが始まんないのよねぇ。バグってんじゃないのって思ってたの」
ゲーム開始時期を勝手に変えといて全てが正常にいくわけがないのに。どうして、そういうところに考えが及ばないのだろう。
「攻略対象者も全員、反応が悪いし。なんか思ったのと違う」
恐らくだが、本物のヒロインとマヤの記憶があるヒロインでは性格に違いがある。惚れるべき相手が別人ならどんなに外見が同じでも惚れるわけがないのだ。
ましてやマヤは、万人に好まれる性格をしてはいない。
「もう少し、他に目を向けてみてはどうでしょうか?」
「他?」
「はい」
子供の頃から攻略対象者であるアシュベル、カーディル、ユニアスには色々世話になっている。だから良識的であり、自身の立場に責任と覚悟を持っている彼らなら絶対に今のアイルを選んだりはしないのが分かる。
「殿下の好みに合い、尚且つ殿下と釣り合う方がこの学校には幾人もいますよ」
まぁ、蓋を開けてみたら借金まみれだったり他にも問題を抱えているような貴族も多いけどね。
「確かに。何人かいいなぁ、どうして攻略対象者じゃないんだろうって思った人がいたのよね」
「殿下の良さが分からない人よりも、より、殿下を正確に評価してくれる人の方がいいかと思います。ここは、あなたのための世界なのなら特定の人物にこだわる必要もないのでは?」
「確かにっ!ここがゲームの世界だからって無理にこだわりすぎよね。神様は確実に私が幸せになれる世界を用意してくれてるはずだし」
その神様は謹慎中だけどね。この選択が吉と出るか、凶と出るか。
「ミキちゃんって頭は良くないのに。たまに鋭いこと言うよね」
「・・・・・」
あん?
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