87 / 87
第四章
あとがき
しおりを挟む
『仄暗い部屋から』を書き続けていつの間にか十数年の歳月が流れ、さすがにもうこれ以上書くことが出来なくなりました。
何も浮かばない。
それは書くことを生業にしている者にとって、とても怖い事でした。
だから、この話しはもう終わりにしようと思いました。
書いている間私の心は瞳の心に同調していました。
それが出来なくなりました。
瞳の心が分からない。
ならばきっと全てを書き尽くしたのだろう、そう思いました。
これまで長い年月拝読して頂いた読者の方に感謝と敬意を込めてこの話しは幕にしたいと思います。
最後までありがとうございました。
神崎真紅 著
何も浮かばない。
それは書くことを生業にしている者にとって、とても怖い事でした。
だから、この話しはもう終わりにしようと思いました。
書いている間私の心は瞳の心に同調していました。
それが出来なくなりました。
瞳の心が分からない。
ならばきっと全てを書き尽くしたのだろう、そう思いました。
これまで長い年月拝読して頂いた読者の方に感謝と敬意を込めてこの話しは幕にしたいと思います。
最後までありがとうございました。
神崎真紅 著
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
アレンジ可シチュボ等のフリー台本集77選
上津英
大衆娯楽
シチュエーションボイス等のフリー台本集です。女性向けで書いていますが、男性向けでの使用も可です。
一人用の短い恋愛系中心。
【利用規約】
・一人称・語尾・方言・男女逆転などのアレンジはご自由に。
・シチュボ以外にもASMR・ボイスドラマ・朗読・配信・声劇にどうぞお使いください。
・個人の使用報告は不要ですが、クレジットの表記はお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
はじめまして。こちらの小説一気に読ませて頂きました。覚せい剤の本質であるエロと、いつかはやってくる逮捕懲役。とてもリアルでした。最初はキメセクにハマりやがて一人で使っていくようになるんだろうなと想像しながら読みました。
大変面白かったです。ありがとうございました。
こんにちは。
感想ありがとうございます。
一度覚えてしまった快楽は、死ぬまで忘れることはできないのでしょう。
それが覚せい剤の恐ろしさですね。
逮捕されてもいずれは釈放される。
自由になったらまた覚せい剤の闇に呑み込まれてしまう。
そんな人は身近にたくさんいます。
もしかしたらあなたの周りにもいるのではないのでしょうか。
この小説は決して覚せい剤を推奨するものではありません。
興味本位で手を出すような事のないようにお願いいたします。
この長い小説を最後まで読んでくださりありがとうございます。
感想、とても嬉しかったです。
まだまだ暑い日が続くようなので、お体ご自愛くださいませ。
神崎真紅
読んでいて、怖いお話です。 薬の怖さがリアルに書かれていて、作者様は色々調べて書かれているのが分かります。
ストーリーが丁寧で、素晴らしい作品です。 読むのが楽しみです。 でも読んだ後の後味は・・・、怖い、、ですね。
感想ありがとうございます。とても嬉しいです。これまでこの作品を書き続けてきて、あまり感想など戴いた事がなかったので。
内容が内容なだけに、感想とかって出ないのかな、って思っていました。けれどこの作品を通して、麻薬の恐ろしさが伝わっていたのなら本当に嬉しいです。
怖い。これは一番率直な感想だと思います。そして、怖いと感じたのならこの身近に潜む闇に堕ちる事はない方だと安心しました。
まだ続きます。もっと怖いと思うかもしれません。
それでもあたしはこの作品を書き続けます。
神崎真紅