人妻♂の僕が部下にNTRれるはずないだろう!

可成

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2 憧れの堅物主任がド雌人妻♂だった件

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「え…っ!マジで言ってんすか主任!」
「…いい加減その言葉遣い改めろ新開。……仕方ないだろう、経費削減の一環だそうだ」

連日残業までして心血注いだお陰か、無事にプレゼン会議で主任と俺で作り上げた商品企画案が通り、俺達は早速その商品コラボ先である地方銘菓の視察出張に来ていた。
問題が発生したのは出張2日目の宿泊先のホテルでのことだ。1日目は別部屋だったのに、今夜は相部屋で…しかもダブルベッドが一つしかない部屋が予約されてるらしい。
ウチの会社は出張手配を総務課が一手に請け負ってるから、基本俺たちに決定権も拒否権も無い。男同士だから別に構わないって判断されたんだろうけど……俺が困るんだよ……!!!
主任と一緒のベッドでちんぽ勃てずに寝れる自信ない。勃起してんのバレたら絶対主任ドン引きするよな…。俺が主任だったらめっちゃ引く。だからって同部屋の壁薄ビジホ便所で抜く勇気もねーんだよ!

内心焦る俺を余所に鹿沼主任は涼しい顔で、受付スタッフと宿泊手続きを続けている。

「405号室だ。行くぞ新開」
「はぁ…」

必要最低限しか入って無さそうな小さい荷物を持ってすたすたとエレベーターへ向かう主任の後を重い足取りで進む。好きな人と相部屋なのは嬉しいけど、今の俺には拷問だから!

「私はソファで寝る。ベッドは君が使いなさい」
「えっ!?いや、いいっすよ!こういうのは普通年功序列でしょ? 主任が使って下さいよ!」
「私は…年齢や役職が上だからと偉そうに利を得る輩は嫌いだ。君が使わないなら私は床で寝る。君はソファを使うと良い」
「そ、そんなぁ…」

そんなガキみたいな返しします? てか主任ムキになってない?
でもこういう部分で妙に潔癖なとこも好きなんだよなぁ……生田主任だったらこんな問答も無しで普通にベッド占領すると思う。
こんなこと言われちゃ俺の勃起がどうとか言ってらんねーだろ。好きな人を固いソファや床で寝させる訳にはいかない。

「じゃ、じゃあこうしましょう!一緒に!ベッドで寝ません?」
「なっ…!」

一瞬言葉を失って動揺する主任。えっ、珍しいな。主任がこんな慌てるの。
主任とじゃなかったら、普通にベッド共用提案してるけどな?  男同士だし不自然じゃねーと思うけど…

「い、嫌だっ!」
「えっ……あの、嫌って言われんのは、フツーに傷つくんすけど…」
「いやッ、ぁあ……すっ、すまない……」
「男同士だし別によくないっすか?あ…もしかして主任、潔癖症とかですか?それなら仕方ないですけど…」
「違う、が……」
「このベッド、ダブルの割に広いし、男二人で寝たってだいぶ余裕ありますよ。潔癖症じゃないなら間空けて寝たら問題ないですって。長旅でお互い疲れてますし、寝心地悪いソファや床よりはぐっすり眠れると思いますけど…」
「……」

あ、考えてる。俺はともかく、なんで主任が嫌がるんだ? なんか顔も赤いし。
恥ずかしいの? もしかして、他人と同じベッドで寝たことねーとか?

「……ゎ、分かった……じゃあ私は壁際で、寝る……」
「了解っす!俺は手前使うんで。荷物もベッド置いてくれて大丈夫ですよ」
「あぁ……」

おずおずと荷物を布団の上に置き、そわそわしながらぎこちなくベッドの縁に腰掛ける主任。長身縮こまらせて不安げにちょこんと座ってんの、何か可愛いな…

「主任、風呂先にどうぞ。俺ちょっとコンビニ行きたいんで」
「あ、あぁ。そうさせてもらう」

あからさまにホッとした顔して、鞄から着替えを出し始める主任。主任が風呂に入ったのを確認してから、俺はコンビニに行く前にいつもの癖で部屋の設備やホテルのサービスなんかを一通りチェックする。

(へぇ。結構設備いいじゃん!クローゼットも広いし、アメニティも良いの揃ってて……ん?このスイッチ、どこのライトだ?)

何気なく目に入った謎のスイッチをパチンと押すと、スモークガラスだった風呂側のガラスがパッと透明になった。

「………え?」


────やばい。

シャワー浴びてる裸の主任ががっつりお目見えする。その小ぶりながら引き締まった形のいい尻と肌の白さに……そして白を汚すようにつけられまくった歯形とキスマークだらけの背中に、俺はスイッチを切るのも忘れて唖然と見つめてしまう。

え…
キスマーク…に、歯形……?
主任、彼女いんの?
嘘だろ?
しかも随分、熱烈っつうか、猟奇的な……

「ッ! やばッ!」

ずっと見つめてたら、不意に主任がくるっと俺の方を向いた。びしょびしょに濡れた髪から湯をしたたらせながら、泡だらけのスポンジで体を洗う眼鏡レスの主任。
思わず我に返ってスイッチをオフにしかけたが、主任が俺の視線に気づいた様子は無い。
……まさかこれ、マジックミラーなのか??

一向に気づく気配の無い主任にマジックミラーの核心を得た俺は、欲望に負けて主任の裸を観察してしまう。
スタイル良い体に見合わない、控えめサイズの仮性包茎無毛ちんぽ……えっ、なんで無毛? てか体毛ねえよ全然……ちんぽも淫水焼けしてない可愛いうすピンクで……マジ? ガキちんぽじゃん……主任ってたしか34、だよな……えっまさか童貞未使用ちんぽ? けどキスマークも歯形もあるし……この倒錯的な体、ちょっと色々アブノーマルエロすぎるだろ……

シャワーの湯で泡が流れていくと、見えづらかった正面の全体があらわになってくる。
正面も執着心向き出しの歯形とキスマークだらけ。そして────

「え、何だよあの、乳首……」

細身ながら鍛え上げられたむっちり胸筋もエロいが、それは良いとして……表皮が剥けてんのか、男とは思えないくらいエロくて発色の良い、濃いピンク色の乳首。サイズも女の子の小指の先くらいでかくて、しかも乳首の両端にキラっと銀色の粒が光ってる。あれってまさか、チクピ……?!

えあああああ!!??? マジかよ!!!! 嘘だろ!!???
あの、主任だぞ!!???

「こんなん、ギャップってレベルじゃ……ねえだろ……っ」

たらぁ……
鼻の奥からツンと熱いものが垂れてくるのを感じる。呆然としたまま無意識に鼻の下を手の甲で拭って、頭ん中真っ白になりながらそっとスイッチを消す。ガラス窓は何事も無かったように真っ白いスモークガラスに戻った。いつのまにかスラックスをぐいぐい押し上げまくってる我がムスコ。目に焼き付いてる主任のドえろい体。俺は無意識にポケットに入った財布を探りながら、コンビニに向かうため部屋を出た。
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