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消えろブス

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おれに一方的な片思いをしストーキングしてくるメンヘラブス加賀谷海林檎を、拷問三兄弟に頼み処刑してもらいたい。

それが、おれの望みだ。
おれは、ただそう願っただけだ。
しかし、それは叶えられた。
叶えられてしまったんだ……。
………………。

海林檎から送られたLINE。
「今夜8時、公園に来て💋チッス」

俺は拷問三兄弟を送り込む事にした。



これは海林檎が、ストーカー行為を繰り返してきた罰だ。
いくらおれでも、好きでもない奴の処刑などやりたくはない。本来拷問とはお気に入りのメス犬に行うもの。あんなナメクジ相手にそこまで?しかし、そんな綺麗事を言っていられる程甘い状況ではない。

これは儀式。





公園では。

海林檎が足を逆さまにされ木に吊るされていた。
「ぎゃひぃっ。やめてください~!」

「やめろと言われてやめる拷問は存在せんよ」
海林檎の処刑を担当する拷問三兄弟が、嬉しそうに言う。

海林檎の恐怖など三兄弟には関係のない事だからだ。

「お前に慈悲は要らぬ」
彼女は自分の犯した罪を悔い改めるだろうか?一生そんな事はない。
海林檎は自分の尿をジョワジョワ漏らし、しょんべんのシャンパンタワー状態。
「ごくごくっ。助けてくれ~!誰かあひゃひを助けてくれ~!」
「誰も来ないよ」
兄弟の一人が言った。
「喉が……首が苦しいぎょえ」
海林檎は、木に吊るされ喉を掻きむしり苦しみ出す。
「苦しめ!苦しめ!」
海林檎は悶える。
「……お願いします!やめてくだチクビ!」

海林檎は自らの両乳首を両指でつまみひねって乞う。
「仕方ない、やめてやろうと」

「アザマス!!」


「うっそぴょん!」
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