異世界は呪いと共に！

キャラ紹介的な何か！

異世界へ転移した人間たちには魔法が与えられ、敵と戦う宿命を背負う。それらは各々の自殺原因に反した能力を開花させ、魔物へ対抗する力となる。それは全て救世主の誕生につながるものだとか設定を考えていましたが、つまらないし飽きたので没です。

〇名前；死因→能力

　言霊　読み

　──詠唱

〇山城瑞希：首つり自殺→解放

　恐怖の王冠　シュレッケン・クローネ

　──残響の檻に囚われし
　──其は、高炉を廻す泥人形
　──胎動せよ、無垢なる辜

〇高村響：急性カフェイン中毒→死ぬほどの気持ち良さ

　感激の半冠　リュールング・ディアデーム

　──慟哭の渦に塞がれし
　──其は、溶炉を導く土人形
　──蠕動せよ、無根の謬

〇夏目由梨花：凍死→燃焼

　愛の腕飾り　リーベ・アルムバント

　──追憶の闇に閉ざされし
　──其は、転炉を巡る藁人形
　──咆哮せよ、純潔の辟

〇ノーレン・スミス：焼身→熱吸収

　無聊の手鏡　ラングヴァイレ・シュピーゲル

　──閑寂の波に凍ざされし
　──其は、融炉を轉ぶ蝋人形
　──饑渇せよ、無邪気の業

〇マリー・グレイス：リストカット→塞き止める？

　怨恨の指輪　グロール・リング

　──涕泣の雨に終われし
　──其は、平炉を縒合す親善人形
　──開放せよ、貞淑の疵

〇グラナ・ヴァネッサ：圧死？→心肺蘇生のアレみたいな衝撃波

　憧れの胸飾り　ゼーンズフト・アンヘンガー

　──回顧の獄に鎖されし
　──其は、暖炉を舞わす西洋人形
　──窃取せよ、初心なる汚

〇カノンノ・カネンフスキー：考えてません

※ドイツ語なのはカッコいいという理由だけです。言霊の後に続く呪文は、ミトコンが囁いていると解釈して頂ければ幸いです。

※開花後の呪文は各国の民話や童話、喜劇を参考にしています。

　舌切り雀、送り狐、夏の夜の夢、かしこいコヨーテ、恋人の嘆きなどです。

※逮捕された通常の罪人は要塞で死ぬまで働くとか考えていましたが描写するの面倒だったので見送りました。