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光
シンクロ
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泣き虫な娘になるんだろうなぁと思ったのは本人には内緒。笑
妻のお腹を見遣ると結構大きくなってきた。何ヶ月くらいなのかは男の僕にはわからないけれど、そろそろ産まれてくるのではないだろうか。
僕はね、伊都さんが本当に大好きなんだあの頃から変わらず。
僕たちの出会いはかなり古い、幼馴染であったから。
その当時は伊都は大熊伊都と言う名前だった。旧姓である。
どうやら、彼女の従兄とはわけあって縁を切られている状況であり、大熊姓であるもの、大熊家とご縁がなくなっていたらしい。
【回想】
「ハルくん、今日さ、一緒に帰らない?」幼稚園の頃から一緒の、現在は同じ高校に進学した大熊伊都が
口を開いた。
夏期講習があった帰りである。
勿論、午前中で終わりだ。
進行方向が同じなので、寄り道をして帰ることにしたのだ
実は幼稚園の頃に僕たちは結婚の約束をしていたりする。
「大きくなったらハルくん結婚しよおね?」控えめなくせに、意外にこういった所は大胆だったことを思い出す。
そんな事を思い出してると
「あー、もうハルくん話し聞いてる?」
僕の悪い癖で一回思案していると話を全く聞かない事を指摘される。
「ごめん!悪いって。じゃあマッサでジュースおごるからさ!」
「はいはい!じゃーMサイズで、中身は草創美茶ね!で、オリオのフルーレも追加で。」
小さい体のくせに良く食べるなんとも燃費の悪い体である。
「うーん、やっぱりそれにハンバーガーとポテトも!」
「あのなぁ、何だよそれ。ジュースだけって言ったじゃないか。」
身長153センチの小さい女の子に、
大熊、名前負けも良いところである。
ん、大食いって所は、大熊って名前はピッタリか。。。
なんて考えつつ返事をする相手に目を向ける僕。
歩きながらようやく店についた。
席に注文を済ませ、彼女と向かい合わせで座ると、
「ごめん、だってねお腹すいたんだもん!今日ね朝ごはん食べ損ねたの。」
僕を覗き込むように上目遣いになる彼女に、僕はつい、顔を背ける。
「あー、真っ赤だよ?ハルくん、どうしたの?お熱?」
と、僕の額に自分の顔をくっつける
「熱は無いよ、ちょ、近すぎだって!」
僕は制服の襟を正して向き合う。
本当は、そのまま背を向けたかったんだけど。
「僕は、伊都が好きだ。付き合ってください。」
思わず告白をしてしまった。
やっぱり、言わないとわからなさそうな天然な伊都にはきちんと伝えなきゃと思ったのだった。
「え?私も好きだよぉ?何処に付き合えば良いの?」
えっ!?まさか、伝わってない???
焦りながらなんとかわかりやすく伝える
「えっとね、僕は、恋愛感情込みで伊都が好きだ。高校出たら結婚しよう。」
「ありがとう嬉しい!でもね、ダメ。ちゃんと大学は行ってからね?」
と答えが返ってくる。
「じゃあ、大学在学中に籍を入れて学生結婚」
譲歩して提案してみる
「うん、わかった。ちゃんと卒業しようね。」約束する。
高校の卒業の年から、伊都と僕の間にシンクロする事が増えた。
良く不思議を解明しようとする番組で取り上げられる、双子間のテレパシーのようなものが芽生えるようになったのだった
妻のお腹を見遣ると結構大きくなってきた。何ヶ月くらいなのかは男の僕にはわからないけれど、そろそろ産まれてくるのではないだろうか。
僕はね、伊都さんが本当に大好きなんだあの頃から変わらず。
僕たちの出会いはかなり古い、幼馴染であったから。
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どうやら、彼女の従兄とはわけあって縁を切られている状況であり、大熊姓であるもの、大熊家とご縁がなくなっていたらしい。
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「ごめん!悪いって。じゃあマッサでジュースおごるからさ!」
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なんて考えつつ返事をする相手に目を向ける僕。
歩きながらようやく店についた。
席に注文を済ませ、彼女と向かい合わせで座ると、
「ごめん、だってねお腹すいたんだもん!今日ね朝ごはん食べ損ねたの。」
僕を覗き込むように上目遣いになる彼女に、僕はつい、顔を背ける。
「あー、真っ赤だよ?ハルくん、どうしたの?お熱?」
と、僕の額に自分の顔をくっつける
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本当は、そのまま背を向けたかったんだけど。
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やっぱり、言わないとわからなさそうな天然な伊都にはきちんと伝えなきゃと思ったのだった。
「え?私も好きだよぉ?何処に付き合えば良いの?」
えっ!?まさか、伝わってない???
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「えっとね、僕は、恋愛感情込みで伊都が好きだ。高校出たら結婚しよう。」
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