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第79話 期待はずれ
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大和は一瞬だけ振り向いて微笑んでくれたけど、そのまま何も言わずにトモのほうへ。
…って、ウソだろ?
どういうこと…。
まじでトモが彼氏なのか…?
「へへっ、和馬くん、またね」
トモは大和の肩を組むと爽やかな笑顔で手を振ってくる。
なぁ大和、お前の背中ぜんぜん楽しそうじゃないけど、これでいいんだよな?
トモは本当に大和の彼氏で、デートするぐらいだから仲も良くて…。
俺の告白はスルーされたってことで、いいんだよな…?
ニヤニヤと嗤いながら手を振ってくるトモにイラつきながら、それでもどうすることもできない俺。
言うことは言ったじゃん。
もう、俺にできることなんかないだろ?
ムカつきすぎて涙がこぼれそうになっている自分自身に和馬は驚いた。
そのときトモが大和から離れてスタスタと和馬に歩み寄り、耳元で囁く。
「発作、起こさないようお大事にね」
「…は?なんでお前が知って…」
反射的に聞きそうになった和馬の口を図々しくも押さえてきたトモはにこりと嗤って、
「もう俺たちの邪魔、しないでね。バイバイ」
軽く手を振って大和のもとへ走っていった。
2人がどこかへ行ってしまったあともしばらくは動けないまま突っ立っていた和馬。
いつの間にか真っ暗になっていた空からポツリポツリと雨が落ちてきて肌に当たる。
気温が高いからか、肌に当たる雨が生ぬるくて気持ち悪い。
そして、そんな生ぬるくて気持ちの悪い雨にこのまま打たれていたいと思ってしまう。
朝までは普通だった。
俺は気まずかったけど、大和はいつもみたいに接してくれて。
それなのに俺がヤキモチなんか妬かせようとしたから…。
…って、別にそのことが原因じゃないことはわかっている。
でもあんなことさえしなければ、せめて普通には仲良くしてくれていたんじゃないかと思ってしまう。
胸が苦しくて吐きそうになって…。
自然と涙がこぼれていた。
激しく降りはじめた雨が涙を隠してくれることに感謝しつつ、ゆっくりと歩きはじめる。
大和といっしょにいられなくなることが、こんなにもショックなことだったとは…。
…って、ウソだろ?
どういうこと…。
まじでトモが彼氏なのか…?
「へへっ、和馬くん、またね」
トモは大和の肩を組むと爽やかな笑顔で手を振ってくる。
なぁ大和、お前の背中ぜんぜん楽しそうじゃないけど、これでいいんだよな?
トモは本当に大和の彼氏で、デートするぐらいだから仲も良くて…。
俺の告白はスルーされたってことで、いいんだよな…?
ニヤニヤと嗤いながら手を振ってくるトモにイラつきながら、それでもどうすることもできない俺。
言うことは言ったじゃん。
もう、俺にできることなんかないだろ?
ムカつきすぎて涙がこぼれそうになっている自分自身に和馬は驚いた。
そのときトモが大和から離れてスタスタと和馬に歩み寄り、耳元で囁く。
「発作、起こさないようお大事にね」
「…は?なんでお前が知って…」
反射的に聞きそうになった和馬の口を図々しくも押さえてきたトモはにこりと嗤って、
「もう俺たちの邪魔、しないでね。バイバイ」
軽く手を振って大和のもとへ走っていった。
2人がどこかへ行ってしまったあともしばらくは動けないまま突っ立っていた和馬。
いつの間にか真っ暗になっていた空からポツリポツリと雨が落ちてきて肌に当たる。
気温が高いからか、肌に当たる雨が生ぬるくて気持ち悪い。
そして、そんな生ぬるくて気持ちの悪い雨にこのまま打たれていたいと思ってしまう。
朝までは普通だった。
俺は気まずかったけど、大和はいつもみたいに接してくれて。
それなのに俺がヤキモチなんか妬かせようとしたから…。
…って、別にそのことが原因じゃないことはわかっている。
でもあんなことさえしなければ、せめて普通には仲良くしてくれていたんじゃないかと思ってしまう。
胸が苦しくて吐きそうになって…。
自然と涙がこぼれていた。
激しく降りはじめた雨が涙を隠してくれることに感謝しつつ、ゆっくりと歩きはじめる。
大和といっしょにいられなくなることが、こんなにもショックなことだったとは…。
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