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第80話 カラ元気
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「か…、和馬くん、めちゃめちゃ顔色悪いけど大丈夫…?」
遅刻ギリギリで教室へ入るなり、二羽が心配そうに駆け寄ってきた。
「確かに顔色悪いな。保健室でも行くか?」
続くように声をかけてきたのは、二羽と同じで和馬の幼馴染みである洸紀。
ここしばらくは、大和のことが大好きすぎて俺にウソの告白をしてきたり階段の上から机やイスを投げてきたりした過去を持つ結香ちゃんと休日や放課後に寮近くの公園で筋トレしているらしい。
その影響もあって、休み時間や昼休みも2人は筋肉の話をしていることが増えた。
これだけ2人の相性がよくて馴染むとは予想もしていなかったけど、優香ちゃんも洸紀も楽しそうでなりよりだとあらためて思う。
ただ、いまはそんな2人の姿さえ見たくない。
「あ~、ぜんぜん平気。なんなら学校終わったらナンパでもしに行こうかな?って思ってるぐらい」
そう言いながら、今朝のことを思い出す。
起きてすぐから頭痛はするし熱っぽいし、だるくてしんどくて絶不調。
それでも熱はないし、咳も出ていない。
きのう大和とあんなことがあったばかりだし、学校を休むと気まずくなりそうで嫌な感じ。
まぁ、向こうは気にしてもないんだろうけど。
なんて思いながら気合いを入れてカラダを起こし、急いでシャワーを浴びて制服に着替え、玄関ドアを開けるときには大和の笑顔を期待していたような女々しい自分。
大和が玄関前や寮の下にいて
「おはよう」
そう言ってくれるのではないかと…。
気分がしんみりと凹み気味になったとき、
「…えっ!サナちゃんとはどうなったの?放課後に会うって言ってなかった?!」
驚いた二羽の声によって現実に引き戻された。
そして、サナの記憶だけがぼんやりとしていることに気づいて驚く。
同じ昨日の出来事なのはずなのに…。
「あ、えっと…、サナちゃんとは俺のほうがうまく会話できなくてさ…。あはは…。やっぱ女の子とは、いままでみたいにヤるだけの関係とか付き合っても軽い感じのほうがラクでいいかな?みたいな。なっ…?」
カラ笑いしながらそんなことを言っている自分に気持ち悪くなったけど、これでいいのだとあらためて自分を諭した。
そう、このカラ笑いもカラ元気も数日経てば板につくはずだから…。
遅刻ギリギリで教室へ入るなり、二羽が心配そうに駆け寄ってきた。
「確かに顔色悪いな。保健室でも行くか?」
続くように声をかけてきたのは、二羽と同じで和馬の幼馴染みである洸紀。
ここしばらくは、大和のことが大好きすぎて俺にウソの告白をしてきたり階段の上から机やイスを投げてきたりした過去を持つ結香ちゃんと休日や放課後に寮近くの公園で筋トレしているらしい。
その影響もあって、休み時間や昼休みも2人は筋肉の話をしていることが増えた。
これだけ2人の相性がよくて馴染むとは予想もしていなかったけど、優香ちゃんも洸紀も楽しそうでなりよりだとあらためて思う。
ただ、いまはそんな2人の姿さえ見たくない。
「あ~、ぜんぜん平気。なんなら学校終わったらナンパでもしに行こうかな?って思ってるぐらい」
そう言いながら、今朝のことを思い出す。
起きてすぐから頭痛はするし熱っぽいし、だるくてしんどくて絶不調。
それでも熱はないし、咳も出ていない。
きのう大和とあんなことがあったばかりだし、学校を休むと気まずくなりそうで嫌な感じ。
まぁ、向こうは気にしてもないんだろうけど。
なんて思いながら気合いを入れてカラダを起こし、急いでシャワーを浴びて制服に着替え、玄関ドアを開けるときには大和の笑顔を期待していたような女々しい自分。
大和が玄関前や寮の下にいて
「おはよう」
そう言ってくれるのではないかと…。
気分がしんみりと凹み気味になったとき、
「…えっ!サナちゃんとはどうなったの?放課後に会うって言ってなかった?!」
驚いた二羽の声によって現実に引き戻された。
そして、サナの記憶だけがぼんやりとしていることに気づいて驚く。
同じ昨日の出来事なのはずなのに…。
「あ、えっと…、サナちゃんとは俺のほうがうまく会話できなくてさ…。あはは…。やっぱ女の子とは、いままでみたいにヤるだけの関係とか付き合っても軽い感じのほうがラクでいいかな?みたいな。なっ…?」
カラ笑いしながらそんなことを言っている自分に気持ち悪くなったけど、これでいいのだとあらためて自分を諭した。
そう、このカラ笑いもカラ元気も数日経てば板につくはずだから…。
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