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第2話 へぇ…童貞?
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「薄暗いオフィスで大人のオモチャ使ってストレス発散なんて、先輩のことを『爽やかイケメンでやさしい王子様』なんて騒いでる女子社員たちが聞いたらどうなりますかね?」
ニヤニヤしながらさらに続ける稜生。
「…あ、オフィスでアナニーしてる時点でクビか。人事に呼び出されて即解雇。あぁ可哀想ですねぇ。これってつまるところ俺が口を滑らすかどうかにかかってる感じですかね?」
顎を掴まれたまま異様に艶っぽくきれいな瞳で見つめられ、心臓が壊れそうなくらい早くなっている自分に戸惑う。
こいつ無駄にきれいな顔してやがる…!
やば。
こんな心臓バクバクしてるとか知られたらそれこそ何を言われるかわからない。
落ち着け、俺の心臓。
「どうしたんです?顔が真っ赤ですよ、小鳥遊先輩。今日のことは誰にも言わないので、続き…、俺としません?」
この状況を満喫するかのように愉しそうな笑みを浮かべて顔を覗き込んできた稜生に
「ちょ…、ちょっと待ってくれ!お、俺、み、未経験だから!」
思わず突き飛ばしながら自分でもびっくりするようなことを口走っていた。
「…え?」
一瞬は固まった稜生だったけれど。
「へぇ…。童貞?じゃあ、俺好みに躾られるってことですね」
ニヤニヤしながらさらに続ける稜生。
「…あ、オフィスでアナニーしてる時点でクビか。人事に呼び出されて即解雇。あぁ可哀想ですねぇ。これってつまるところ俺が口を滑らすかどうかにかかってる感じですかね?」
顎を掴まれたまま異様に艶っぽくきれいな瞳で見つめられ、心臓が壊れそうなくらい早くなっている自分に戸惑う。
こいつ無駄にきれいな顔してやがる…!
やば。
こんな心臓バクバクしてるとか知られたらそれこそ何を言われるかわからない。
落ち着け、俺の心臓。
「どうしたんです?顔が真っ赤ですよ、小鳥遊先輩。今日のことは誰にも言わないので、続き…、俺としません?」
この状況を満喫するかのように愉しそうな笑みを浮かべて顔を覗き込んできた稜生に
「ちょ…、ちょっと待ってくれ!お、俺、み、未経験だから!」
思わず突き飛ばしながら自分でもびっくりするようなことを口走っていた。
「…え?」
一瞬は固まった稜生だったけれど。
「へぇ…。童貞?じゃあ、俺好みに躾られるってことですね」
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