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第13話 妄想シチュエーション
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目の前で女子社員の柏木利沙と舌を絡める稜生を見つめながら硬直。
俺…。
なにやってるんだろう?
カラダが動かない。
社内イチ美人だと噂されている柏木利沙と社内イチ遊び人だといわれている稜生の舌が絡まる様子はえろすぎて…。
ムラムラする。
…というか。
いま、かなりイラついている。
なんで?
多分、こういうシチュエーションは嫌いじゃないはず。
目の前で見せつけられていつの間にか自分も巻き込まれているパターンは何百回と妄想してきたシチュエーション。
だから虐められるのが好きなんだろうと言った稜生の言葉も間違ってはない。
「…っていうか、小鳥遊先輩…固まってるんだけど本当に大丈夫?」
一葉のことが気になりすぎて集中できない様子の利沙に
「大丈夫。そのうち混じってくるよ」
耳打ちした稜生が利沙を押し倒そうとしたとき。
「…お前…、本当に誰でもいいんだな?!」
イラついたような失望したような一葉の声が響いていた。
そのまま身を翻して倉庫から立ち去る一葉の背中を眺めながら稜生はふと思う。
面白くない展開…。
俺…。
なにやってるんだろう?
カラダが動かない。
社内イチ美人だと噂されている柏木利沙と社内イチ遊び人だといわれている稜生の舌が絡まる様子はえろすぎて…。
ムラムラする。
…というか。
いま、かなりイラついている。
なんで?
多分、こういうシチュエーションは嫌いじゃないはず。
目の前で見せつけられていつの間にか自分も巻き込まれているパターンは何百回と妄想してきたシチュエーション。
だから虐められるのが好きなんだろうと言った稜生の言葉も間違ってはない。
「…っていうか、小鳥遊先輩…固まってるんだけど本当に大丈夫?」
一葉のことが気になりすぎて集中できない様子の利沙に
「大丈夫。そのうち混じってくるよ」
耳打ちした稜生が利沙を押し倒そうとしたとき。
「…お前…、本当に誰でもいいんだな?!」
イラついたような失望したような一葉の声が響いていた。
そのまま身を翻して倉庫から立ち去る一葉の背中を眺めながら稜生はふと思う。
面白くない展開…。
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