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第77話 傷との再会
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「ちょ…、ちょっと待てって!ゆ、由良ぁ~っ!」
使わなくなった倉庫をリノベーションしたレトロな店が立ち並ぶ風景が川の向こうに臨める川沿いのオシャレなベンチ。
そんな雰囲気が抜群の場所で由良に押し倒されそうになりながらトモはとにかく抵抗した。
こいつまじで力、強すぎな!
必死の抵抗も虚しく抑え込まれそうになり
「やめろって!由良ぁっっ!」
トモが怒りの混じった声で言ったとき。
「と…トモくん…?だ、大丈夫?!」
驚いた様子で声をかけてきた相手を認識したトモはびっくりして思わず由良を突き飛ばしていた。
「ふ…二羽…?!」
反射的に起き上がって相手の名前を呼んだトモに
「だ、大丈夫なの?!」
あらためて声をかけたのは二羽。
さらに
「い、いま、襲われそうになってなかった?」
心配そうに声をかけた。
けれど。
「ぃってぇ…!」
トモから突き飛ばされた拍子に地面へと転落した由良をまじまじと見て
「…って、いっしょの制服…?え?と、友だち?か、彼氏とか?!」
慌てて由良を見つめて疑問をぶつける。
「質問多いね」
苦笑いした由良は
「俺、大木由良。トモとは同じ高校。彼氏にしてほしくて立候補してんのにフラれ続けてるんだよね。こんなイケメンなのにもったいないでしょ?」
人慣れした様子で自己紹介。
「仲良くしてね」
いつの間にか2人で握手までしていた。
トモにとっては会いたくない人物のひとり。
過去の傷を思い出させる人物、不知火二羽だった。
使わなくなった倉庫をリノベーションしたレトロな店が立ち並ぶ風景が川の向こうに臨める川沿いのオシャレなベンチ。
そんな雰囲気が抜群の場所で由良に押し倒されそうになりながらトモはとにかく抵抗した。
こいつまじで力、強すぎな!
必死の抵抗も虚しく抑え込まれそうになり
「やめろって!由良ぁっっ!」
トモが怒りの混じった声で言ったとき。
「と…トモくん…?だ、大丈夫?!」
驚いた様子で声をかけてきた相手を認識したトモはびっくりして思わず由良を突き飛ばしていた。
「ふ…二羽…?!」
反射的に起き上がって相手の名前を呼んだトモに
「だ、大丈夫なの?!」
あらためて声をかけたのは二羽。
さらに
「い、いま、襲われそうになってなかった?」
心配そうに声をかけた。
けれど。
「ぃってぇ…!」
トモから突き飛ばされた拍子に地面へと転落した由良をまじまじと見て
「…って、いっしょの制服…?え?と、友だち?か、彼氏とか?!」
慌てて由良を見つめて疑問をぶつける。
「質問多いね」
苦笑いした由良は
「俺、大木由良。トモとは同じ高校。彼氏にしてほしくて立候補してんのにフラれ続けてるんだよね。こんなイケメンなのにもったいないでしょ?」
人慣れした様子で自己紹介。
「仲良くしてね」
いつの間にか2人で握手までしていた。
トモにとっては会いたくない人物のひとり。
過去の傷を思い出させる人物、不知火二羽だった。
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