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第120話 こっちが恥ずかしい
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「ほかの参加者に権利を譲ってもらおうとする中年男性キタ、それからペナルティ料金の300万円。ヤバそうなニオイはプンプンするのに飲み食いだけで終了しちゃうパーティーねぇ…」
後部座席でタブレット片手に考え込みながら言ったのは相師。
そしてすぐ
「怪しすぎるな」
言ったかと思うと訝しげな顔でスーツケースを指さして聞いた。
「…で、そのでかいスーツケースが成金にもらったドレスとか服?」
沙那が頷くと
「ごめん、ちょっと開けるね」
スーツケースを開け、ポケットから取り出した四角いものを当てながら中身をチェック。
「盗聴器とかは入ってないみたいだね」
少しホッとした様子で
「いま沙那ちゃんが着ている服もそうだけど、どれも1着数十万円には見えないな。生地だってそれほど良い感じもしない」
後部座席に服を広げながら相師がぼやく。
そんなぼやきに
「そうは思うが、沙那が着ると数十万円に見えなくもない」
サラリと口を挟んだ飛鷹に呆れながら感慨深そうに相師が言う。
「飛鷹って、そういうこと言えるヤツだったんだな。聞いてるこっちが恥ずかしい…」
赤くなる相師と、そんな2人のやり取りを見て真っ赤になる沙那。
飛鷹と沙那を見て
「幸せそうで何より」
フフっと笑った相師だったけれど、すぐに厳しい表情で2人に聞いた。
「しかもパーティー会場のVIPな部屋に成金が経営するアパレル会社の服が何百着も保管されてるって、なんか変じゃない?」
後部座席でタブレット片手に考え込みながら言ったのは相師。
そしてすぐ
「怪しすぎるな」
言ったかと思うと訝しげな顔でスーツケースを指さして聞いた。
「…で、そのでかいスーツケースが成金にもらったドレスとか服?」
沙那が頷くと
「ごめん、ちょっと開けるね」
スーツケースを開け、ポケットから取り出した四角いものを当てながら中身をチェック。
「盗聴器とかは入ってないみたいだね」
少しホッとした様子で
「いま沙那ちゃんが着ている服もそうだけど、どれも1着数十万円には見えないな。生地だってそれほど良い感じもしない」
後部座席に服を広げながら相師がぼやく。
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「そうは思うが、沙那が着ると数十万円に見えなくもない」
サラリと口を挟んだ飛鷹に呆れながら感慨深そうに相師が言う。
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赤くなる相師と、そんな2人のやり取りを見て真っ赤になる沙那。
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「幸せそうで何より」
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