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第66話 学園の王子から転落
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「なんか陽翔ってさぁ、翡翠くんが転入してきてから霞むよね」
「わかる!翡翠くんは話し上手で気配りもできて、まさに王子様って感じだよね」
「あと、宇佐美玲人だっけ?に一途なとことかもいいよね~」
「私も愛されたい~!」
翡翠が玲人の高校に転入してきてから3週間。
まだ根強いファンもいるけれどそれまでダントツで学園の王子様だった陽翔の人気は急激に下降し、翡翠の株は一気に上昇した。
玲人はカラオケボックス以来、陽翔とは一言も口を利いていないまま。
気のせいかもだけど、何度かは陽翔が声をかけてくれそうに感じたことがある。
だから勇気を出して何回かは声をかけようとしたけれど、いつもいっしょにいる翡翠がそれを察知したように阻止。
結局、3週間も経つのに疎遠状態。
はぁ…。
玲人は自分でも気づかない間に溜め息をつくことが多くなっていた。
「あ~あ、玲人、また溜め息ついたね」
いつの間に昼食時間になったのか、2人分の昼ごはんを持って玲人の席まで誘いに来ていた翡翠に顔を覗き込まれていて焦る。
「あ、ご、ごめん。ちょっと最近、気分が冴えなくて。ただ、それだけだから」
にこりと笑ってはみたけど、胃のあたりがズキズキと傷む。
いつも俺ファーストで接してくれる翡翠くんには申し訳ないけれど、やっぱり陽翔に会いたいんだと思う。
ただ学校ですれ違うとかじゃなくて、ちょっと前みたいに笑って話したいよ!
いまは無理でも、こんな気まずい関係になってしまったことをまずは謝りたい。
でもどうしたら翡翠くんのいない学校以外で会えるかな…?
「わかる!翡翠くんは話し上手で気配りもできて、まさに王子様って感じだよね」
「あと、宇佐美玲人だっけ?に一途なとことかもいいよね~」
「私も愛されたい~!」
翡翠が玲人の高校に転入してきてから3週間。
まだ根強いファンもいるけれどそれまでダントツで学園の王子様だった陽翔の人気は急激に下降し、翡翠の株は一気に上昇した。
玲人はカラオケボックス以来、陽翔とは一言も口を利いていないまま。
気のせいかもだけど、何度かは陽翔が声をかけてくれそうに感じたことがある。
だから勇気を出して何回かは声をかけようとしたけれど、いつもいっしょにいる翡翠がそれを察知したように阻止。
結局、3週間も経つのに疎遠状態。
はぁ…。
玲人は自分でも気づかない間に溜め息をつくことが多くなっていた。
「あ~あ、玲人、また溜め息ついたね」
いつの間に昼食時間になったのか、2人分の昼ごはんを持って玲人の席まで誘いに来ていた翡翠に顔を覗き込まれていて焦る。
「あ、ご、ごめん。ちょっと最近、気分が冴えなくて。ただ、それだけだから」
にこりと笑ってはみたけど、胃のあたりがズキズキと傷む。
いつも俺ファーストで接してくれる翡翠くんには申し訳ないけれど、やっぱり陽翔に会いたいんだと思う。
ただ学校ですれ違うとかじゃなくて、ちょっと前みたいに笑って話したいよ!
いまは無理でも、こんな気まずい関係になってしまったことをまずは謝りたい。
でもどうしたら翡翠くんのいない学校以外で会えるかな…?
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