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第53話 デートレイプドラッグ的な
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ミヤビから元一流ホテルに勤務していた経歴を持つ「INNOCENT」が誇るシェフ・大垣のオードブル料理を口に入れてもらってご満悦のシズクが
「絢世さん、お疲れ様です」
幸せそうな顔で挨拶。
「お疲れ」
小動物系の可愛さを身に纏ったシズに微笑みかけながら絢世はミヤビの隣へ腰を下ろした。
「心配かけたよね、ごめん。なんかどうやって家まで帰ったかも覚えてなくてさ…。人生初の二日酔いでヤバかった。タクシー呼んでくれたのミヤビだったよね。ありがとう」
「それはいいんだけどさ、あれって本当にただの二日酔いだった?」
訝し気な表情で聞くミヤビ。
「ミヤビさん、さっきからずっと言ってて」
シズクがそう言いながらこっそりとオードブルをつまみ食いする。
「お前、ほんとこの仕事なめてるよね~。ヘルプについてるのに、メインホストのお客さんの料理を勝手に食べるとか、殴られるレベルな」
絢世が呆れても
「へへっ。絢世さんのヘルプについてるときでミヤビさんがお客さんのときだけしかこういうことしないんで大丈夫です」
小動物なみの可愛い顔でニコニコ。
「相変わらず絢世はシズクに甘いよね。小動物系とかワンコの顔に弱すぎ」
ミヤビが笑って
「へへっ。だから俺、絢世さん大好き」
シズクが絢世に抱きつく。
「はぁ~…、このテンションとノリ、ほんと疲れるわぁ…」
「そんなことより昨日の絢世、様子がおかしかったし、アルコール1杯ぐらいであんな酔い潰れるかな?って。客の女の子もそうだけど、店で働いてるホストたちの執着とか妬みとかもありそうだから気をつけてねって話」
「飲み物に誰かが変な薬とかを入れたってこと?デートレイプドラッグ的な?」
「可能性ありそうですよ。確かに昨日の絢世さん、目も虚ろだったし、様子もおかしかった。ミヤビさんがタクシーを呼んで家に帰らせてなかったらちょっとヤバかったかも?ですね」
ミヤビとシズクに言われて周囲を見回したとき、ふと友己と目が合った。
「絢世さん、お疲れ様です」
幸せそうな顔で挨拶。
「お疲れ」
小動物系の可愛さを身に纏ったシズに微笑みかけながら絢世はミヤビの隣へ腰を下ろした。
「心配かけたよね、ごめん。なんかどうやって家まで帰ったかも覚えてなくてさ…。人生初の二日酔いでヤバかった。タクシー呼んでくれたのミヤビだったよね。ありがとう」
「それはいいんだけどさ、あれって本当にただの二日酔いだった?」
訝し気な表情で聞くミヤビ。
「ミヤビさん、さっきからずっと言ってて」
シズクがそう言いながらこっそりとオードブルをつまみ食いする。
「お前、ほんとこの仕事なめてるよね~。ヘルプについてるのに、メインホストのお客さんの料理を勝手に食べるとか、殴られるレベルな」
絢世が呆れても
「へへっ。絢世さんのヘルプについてるときでミヤビさんがお客さんのときだけしかこういうことしないんで大丈夫です」
小動物なみの可愛い顔でニコニコ。
「相変わらず絢世はシズクに甘いよね。小動物系とかワンコの顔に弱すぎ」
ミヤビが笑って
「へへっ。だから俺、絢世さん大好き」
シズクが絢世に抱きつく。
「はぁ~…、このテンションとノリ、ほんと疲れるわぁ…」
「そんなことより昨日の絢世、様子がおかしかったし、アルコール1杯ぐらいであんな酔い潰れるかな?って。客の女の子もそうだけど、店で働いてるホストたちの執着とか妬みとかもありそうだから気をつけてねって話」
「飲み物に誰かが変な薬とかを入れたってこと?デートレイプドラッグ的な?」
「可能性ありそうですよ。確かに昨日の絢世さん、目も虚ろだったし、様子もおかしかった。ミヤビさんがタクシーを呼んで家に帰らせてなかったらちょっとヤバかったかも?ですね」
ミヤビとシズクに言われて周囲を見回したとき、ふと友己と目が合った。
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