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第54話 社長からのキス
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友己は微かな微笑みを絢世に向けると、スッと立ち上がって黛に挨拶。
黛に呼ばれた絢世は友己を見送るため、さっきまで座っていたテーブルへと戻った。
さっきの微かな微笑みも含め、いろいろと気になる。
いまだって店に来てからまだ30分も経っていない。
30分も経っていないのに絢世用と黛用のシャンパン2本も含め、お会計は20万円超え。
社長は、一体なんのために店へ来た…?
ミヤビとシズクの言葉もあり、考えれば考えるほど気になってしまう。
「えっと…、さっき来たばかりなのに、もう帰っちゃう感じです?」
せめてもう少し話がしたいと引き留めようとした絢世に
「なんだ絢世、明日も会社で会えるだろ?寂しいか?」
キャラでもないことを言う友己。
「いつからそんな関係に?」
2人の顔色を窺うように見つめた黛をチラリと見た友己は絢世の肩を組み
「最近、絢世の魅力に気づいちゃって。猛烈にアプローチしてるんですけど、全然なびいてくれないんですよね。困ったものです。絢世が他のテーブルで楽しく話しているのは嫉妬しますので、今日はこれで帰ります」
フフっと笑う。
猛烈アピール?
そんなのされてねぇ…!
なんで社長は冗談に聞こえない口調でウソをつくんだ?
黛はまた2人の表情をジロリと見てから
「次回は絢世とゆっくり話せるよう指名予約をお願いしますね。では私はこれで失礼いたします」
ふわりとした笑顔を浮かべて挨拶。
ほかのテーブルへと挨拶しに行った。
「社長、昨日ぐらいから様子、おかしくないです?」
絢世は勘ぐったが、
「もし俺の様子がおかしいとしたら、恋かもしれないな。今日も絢世に会えて嬉しかったよ。じゃあまた明日、会社で」
そう言ったかと思うと、なぜかこめかみあたりに唇を押し当てられて焦る。
え…。
…え?
ええええええっっ…?!
黛に呼ばれた絢世は友己を見送るため、さっきまで座っていたテーブルへと戻った。
さっきの微かな微笑みも含め、いろいろと気になる。
いまだって店に来てからまだ30分も経っていない。
30分も経っていないのに絢世用と黛用のシャンパン2本も含め、お会計は20万円超え。
社長は、一体なんのために店へ来た…?
ミヤビとシズクの言葉もあり、考えれば考えるほど気になってしまう。
「えっと…、さっき来たばかりなのに、もう帰っちゃう感じです?」
せめてもう少し話がしたいと引き留めようとした絢世に
「なんだ絢世、明日も会社で会えるだろ?寂しいか?」
キャラでもないことを言う友己。
「いつからそんな関係に?」
2人の顔色を窺うように見つめた黛をチラリと見た友己は絢世の肩を組み
「最近、絢世の魅力に気づいちゃって。猛烈にアプローチしてるんですけど、全然なびいてくれないんですよね。困ったものです。絢世が他のテーブルで楽しく話しているのは嫉妬しますので、今日はこれで帰ります」
フフっと笑う。
猛烈アピール?
そんなのされてねぇ…!
なんで社長は冗談に聞こえない口調でウソをつくんだ?
黛はまた2人の表情をジロリと見てから
「次回は絢世とゆっくり話せるよう指名予約をお願いしますね。では私はこれで失礼いたします」
ふわりとした笑顔を浮かべて挨拶。
ほかのテーブルへと挨拶しに行った。
「社長、昨日ぐらいから様子、おかしくないです?」
絢世は勘ぐったが、
「もし俺の様子がおかしいとしたら、恋かもしれないな。今日も絢世に会えて嬉しかったよ。じゃあまた明日、会社で」
そう言ったかと思うと、なぜかこめかみあたりに唇を押し当てられて焦る。
え…。
…え?
ええええええっっ…?!
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