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少年期編
36 野獣公とコソ泥
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居留地を作る、という案は、アルスィルの貴族の別荘をモルゲンの郊外に建てる、という案に変更された。自国他国関わらず、風光明媚な地に貴族が別荘を建てるのはよくあることで、それならば王国側も言いがかりがつけにくい、となったわけだ。別荘を建てるのは、土地に金さえ払えば後は特に誰かの許可がいるわけではない。むしろ雇用や税収が増えるので、領主は別荘を歓迎する傾向にあるのだとか。それに別荘が建てば、自然と職を求める人々が集まり、ミニ城下町のようにはなるらしいから…。居留地とはっきり呼ばなければよい、というスタンスでいくらしい。ウィリス村への移住者募集は一旦見合わせることになった。ここはちょっと不満だなぁ。筆記用具として大判の紙を売り出せば、製造が追いつかないんだってば。ダライアスは、ニマムに任せていた叩解までの工程をさらに二つに分けて、複数の村に刈り取りから植物外皮の乾燥までを命じ、ニマムはその工程から叩解までを受け持つように命じた。それはいいけど…最終工程は機械任せにできない分、人海戦術なのだ。そこのところをもっと配慮して欲しい。カリスタさんに相談したら、「やってみて問題が出たら対処すればいい」と言われた。問題が出たら対処は考えてくれる…と信じていいんだよね?
「ともかく、土地を用意しなければいけないわ。街道の分岐点周辺の原野を開拓するわよ」
カリスタさんとザカリーさんが先頭に立って、土地の選別をし、ノーマンさんが来る前に村人たちで魔物狩りをすることになった。
モルゲンからウィリスに向かう街道の周囲は、森に近づくほど灌木が生い茂る原野となっており、当然だが魔物が住み着いている。代表的なのがファングと呼ばれる狼の魔物や、毒ヘビ毒トカゲの類。一角兎やスライムも出る。範囲が広いので、私含めリチャードやダドリーたちも狩りに参加し、なんとアルまでディルクさんを引き連れてやってきた。
「見学か?」
「いや、俺も参加するし…」
ふと、空を見上げるアル。
「ああ、いらっしゃった、」
「ん?」
顔をあげると一頭の飛竜がまっすぐこちらに飛んで来るのが見え、私たちのすぐ傍に降りたった。
「よう!魔物討伐の助太刀に来たぞ!」
鎧を纏い、戦闘斧を担いだ大男が豪快に言い放った。
野獣公ギデオンは、アルスィル帝国メドラウド公の異母弟であり、男爵位を持っている。二つ名が示すように、筋骨隆々とした大男で根っからの武人である。戦場では、一騎当千と讃えられ、戦闘斧を振り回す姿は敵兵を戦かせるという。そんな男の助太刀は、もはや助太刀と言えるレベルを軽く凌駕していた。彼が戦闘斧を振るう度に、あの凶暴なファングまでもが為す術なく切り払われるのだ。スライムなど足で魔核を踏みつぶしていた。ぶっちゃけ、危なくて近づけず、結局村人のやったことといえば、魔物を彼がほぼ一人で壊滅させた後に生い茂る灌木を引き抜いて、草を刈り、整地しただけだった。三日くらいかかると思ってた討伐がたった数時間で終わっちゃったよ…
そして。
「うむ。これで万事よし!」
整地した更地に、自前のテントを張って満足げな野獣公。え?まさか…
「野趣あふれる別荘ぞ、感謝する!!」
空いたスペースで焚き火をし、村人が持ってきた酒を美味しそうに呑みながら、野獣公は大声で礼を言った。アルが若干遠い目で、
「…サイラス。叔父上はこういう方だ。」
と、教えてくれた。これは…居留地に………ならなくね?あの人一人で事足りてる感がハンパない。
「叔父上は侍女や召使いに身の回りの世話をさせるのを嫌うんだ。基本、自給自足を愛する方だから…」
補足ありがとう、アル。そして申し訳なさそうだね。ノーマンさん、敢えてこの人を送ってきたってことか。つまり、最初から信用されていなかったと。地味にヘコむわ。
◆◆◆
あまりに簡単な別荘が完成した数日後、モルゲンにノーマンさんがやってきた。私もカリスタさんたちに付き添われてダライアスの屋敷に赴いた。ダライアスは…ああやっぱり渋い顔。一方のノーマンさんは余裕綽々といった体で、応接室のソファにゆったりと腰を下ろした。
「ギデオン殿を我らは心より歓迎する。しかし、」
ダライアスの台詞は、皆まで言う前にノーマンさんに遮られた。
「我々は貴殿らの提案をそのまま受け入れることはできかねる。」
予想外のひと言を言われた。
「居留地…は、立場上難しいことはわかっている。別荘の体をとること自体に不満はないが、」
ノーマンさんは抜け目のない眼差しを私たちに向けた。
「人を寄越すことは、つまりは人質。そして、防衛には当然だが莫大な金がかかる。優先的に商品を卸していただくだけでは釣り合わん。聞けば、最終工程に人手が足りぬとか。このままでは、手を広げたくともできないのではないのかな?」
なんでそんな内部事情を?!
ノーマンさんの言葉に、ダライアスのこめかみがピクリと動き、鬼のような顔で私を睨んできた。違うよ!私、そんなことまで明かしてないし!むしろ、情報が漏れることを警戒して、アルやディルクさんを密かに見張っていたくらいだ。
「こちらのエルフ殿が親切に教えてくれてねぇ」
ノーマンさんの後ろからゆらりと姿を現したのは、言わずもがなフリーデさんだ。フリーデさんは、ダライアス側にいるカリスタさんに挑発的な笑みを向けた。アンタか、事情を漏らしたのは。
「『暴風の使徒』とかいうぅ怖~い女の人がぁ、か弱~いアタシにぃ意地悪するんだも~ん」
…情報漏洩はカリスタさんへの報復らしい。カリスタさんのご尊顔が大変なことになっている。
「何も製法全てを求めているわけではない。最終工程のみで結構。材料を我が領に持ち帰り量産すれば、結果として貴殿らの商いも大きくできるぞ。」
ノーマンさんの言葉に、私は唇をかんだ。高価な羊皮紙に代わる植物紙は巨利になるから、メドラウド側もウィリスから完成品を卸すだけで満足するだろうと思っていたが、甘かった。ノーマンさんは、メドラウドで植物紙製造をやらせろと、私の想定以上を求めてきたのだ。けど、それは困る。最終工程のみとは言え、メドラウドで生産させれば、彼らが直接ニマム村などの叩解までを担当する地と接点を持つことになる。全工程が知られるのも時間の問題だ。それはダメだ。商売を全て持っていかれる。それに、ノーマンさんが知り得た製法を他人に明かさないとは限らないのだ。
「ああ、それから。聞けば、その植物紙とやら、ずいぶん小さいらしいな。取引を持ちかけてきたからして、てっきり羊皮紙同様の大きさの紙がいくつも束になっていると思ったのだが?」
…ッ!そんなことまで!
大判の植物紙がないわけではない。けれど、サイズが大きくなると溜め漉きするときに厚さにムラが出やすくなったりで、今ひとつ品質が安定しないのだ。
「ウフッ♡ノーマン様ぁ、今後ともよ・ろ・し・く♡」
そんなことを言うフリーデさんが身じろぎすると、微かにじゃらりと音がする。金か。カリスタさんがフリーデさんをコソ泥呼びしていた理由がやっとわかった気がした。絶対後でシメるからな!
「我々はどちらでもよいのだよ?ただ、ここで取引を断るのは得策ではないと思うがね。」
「………。」
その後は、終始ノーマンさんのペースで話が進み、ノーマンさんがメドラウドに戻る五日後までに、結論を出すことで話がついた。
「必ずや、大判の植物紙を完成させろ!」
怒鳴るようにダライアスに厳命された。
「くっそぉ…」
村への帰り道。人で賑わう通りを歩きながら、悔しさに顔を歪める私に、カリスタさんがそれ見たことかと冷たい眼差しを投げた。
「エルフのすべてが善人とは思わないことね」
「アレは、見た目はエルフでも中身はダークエルフ以下の俗物。金のためなら裏切りなど何とも思わぬ女だ。」
ザカリーさんも同調する。お人好し過ぎる己が憎たらしい。拳を握り締めて俯きかけた、その時。
「気ィつけろ!」
ドンッと横合いからぶつかられ、よろけた私の耳を大きな手が掠め…
「?!」
咄嗟にバックステップで躱す。ああ…まただ。スリ。モルゲンに来る度にこの手の泥棒さんに絡まれるけど、手荒なんだよなぁ。対魔物の訓練が無駄に役に立っているよ。
「ともかく、土地を用意しなければいけないわ。街道の分岐点周辺の原野を開拓するわよ」
カリスタさんとザカリーさんが先頭に立って、土地の選別をし、ノーマンさんが来る前に村人たちで魔物狩りをすることになった。
モルゲンからウィリスに向かう街道の周囲は、森に近づくほど灌木が生い茂る原野となっており、当然だが魔物が住み着いている。代表的なのがファングと呼ばれる狼の魔物や、毒ヘビ毒トカゲの類。一角兎やスライムも出る。範囲が広いので、私含めリチャードやダドリーたちも狩りに参加し、なんとアルまでディルクさんを引き連れてやってきた。
「見学か?」
「いや、俺も参加するし…」
ふと、空を見上げるアル。
「ああ、いらっしゃった、」
「ん?」
顔をあげると一頭の飛竜がまっすぐこちらに飛んで来るのが見え、私たちのすぐ傍に降りたった。
「よう!魔物討伐の助太刀に来たぞ!」
鎧を纏い、戦闘斧を担いだ大男が豪快に言い放った。
野獣公ギデオンは、アルスィル帝国メドラウド公の異母弟であり、男爵位を持っている。二つ名が示すように、筋骨隆々とした大男で根っからの武人である。戦場では、一騎当千と讃えられ、戦闘斧を振り回す姿は敵兵を戦かせるという。そんな男の助太刀は、もはや助太刀と言えるレベルを軽く凌駕していた。彼が戦闘斧を振るう度に、あの凶暴なファングまでもが為す術なく切り払われるのだ。スライムなど足で魔核を踏みつぶしていた。ぶっちゃけ、危なくて近づけず、結局村人のやったことといえば、魔物を彼がほぼ一人で壊滅させた後に生い茂る灌木を引き抜いて、草を刈り、整地しただけだった。三日くらいかかると思ってた討伐がたった数時間で終わっちゃったよ…
そして。
「うむ。これで万事よし!」
整地した更地に、自前のテントを張って満足げな野獣公。え?まさか…
「野趣あふれる別荘ぞ、感謝する!!」
空いたスペースで焚き火をし、村人が持ってきた酒を美味しそうに呑みながら、野獣公は大声で礼を言った。アルが若干遠い目で、
「…サイラス。叔父上はこういう方だ。」
と、教えてくれた。これは…居留地に………ならなくね?あの人一人で事足りてる感がハンパない。
「叔父上は侍女や召使いに身の回りの世話をさせるのを嫌うんだ。基本、自給自足を愛する方だから…」
補足ありがとう、アル。そして申し訳なさそうだね。ノーマンさん、敢えてこの人を送ってきたってことか。つまり、最初から信用されていなかったと。地味にヘコむわ。
◆◆◆
あまりに簡単な別荘が完成した数日後、モルゲンにノーマンさんがやってきた。私もカリスタさんたちに付き添われてダライアスの屋敷に赴いた。ダライアスは…ああやっぱり渋い顔。一方のノーマンさんは余裕綽々といった体で、応接室のソファにゆったりと腰を下ろした。
「ギデオン殿を我らは心より歓迎する。しかし、」
ダライアスの台詞は、皆まで言う前にノーマンさんに遮られた。
「我々は貴殿らの提案をそのまま受け入れることはできかねる。」
予想外のひと言を言われた。
「居留地…は、立場上難しいことはわかっている。別荘の体をとること自体に不満はないが、」
ノーマンさんは抜け目のない眼差しを私たちに向けた。
「人を寄越すことは、つまりは人質。そして、防衛には当然だが莫大な金がかかる。優先的に商品を卸していただくだけでは釣り合わん。聞けば、最終工程に人手が足りぬとか。このままでは、手を広げたくともできないのではないのかな?」
なんでそんな内部事情を?!
ノーマンさんの言葉に、ダライアスのこめかみがピクリと動き、鬼のような顔で私を睨んできた。違うよ!私、そんなことまで明かしてないし!むしろ、情報が漏れることを警戒して、アルやディルクさんを密かに見張っていたくらいだ。
「こちらのエルフ殿が親切に教えてくれてねぇ」
ノーマンさんの後ろからゆらりと姿を現したのは、言わずもがなフリーデさんだ。フリーデさんは、ダライアス側にいるカリスタさんに挑発的な笑みを向けた。アンタか、事情を漏らしたのは。
「『暴風の使徒』とかいうぅ怖~い女の人がぁ、か弱~いアタシにぃ意地悪するんだも~ん」
…情報漏洩はカリスタさんへの報復らしい。カリスタさんのご尊顔が大変なことになっている。
「何も製法全てを求めているわけではない。最終工程のみで結構。材料を我が領に持ち帰り量産すれば、結果として貴殿らの商いも大きくできるぞ。」
ノーマンさんの言葉に、私は唇をかんだ。高価な羊皮紙に代わる植物紙は巨利になるから、メドラウド側もウィリスから完成品を卸すだけで満足するだろうと思っていたが、甘かった。ノーマンさんは、メドラウドで植物紙製造をやらせろと、私の想定以上を求めてきたのだ。けど、それは困る。最終工程のみとは言え、メドラウドで生産させれば、彼らが直接ニマム村などの叩解までを担当する地と接点を持つことになる。全工程が知られるのも時間の問題だ。それはダメだ。商売を全て持っていかれる。それに、ノーマンさんが知り得た製法を他人に明かさないとは限らないのだ。
「ああ、それから。聞けば、その植物紙とやら、ずいぶん小さいらしいな。取引を持ちかけてきたからして、てっきり羊皮紙同様の大きさの紙がいくつも束になっていると思ったのだが?」
…ッ!そんなことまで!
大判の植物紙がないわけではない。けれど、サイズが大きくなると溜め漉きするときに厚さにムラが出やすくなったりで、今ひとつ品質が安定しないのだ。
「ウフッ♡ノーマン様ぁ、今後ともよ・ろ・し・く♡」
そんなことを言うフリーデさんが身じろぎすると、微かにじゃらりと音がする。金か。カリスタさんがフリーデさんをコソ泥呼びしていた理由がやっとわかった気がした。絶対後でシメるからな!
「我々はどちらでもよいのだよ?ただ、ここで取引を断るのは得策ではないと思うがね。」
「………。」
その後は、終始ノーマンさんのペースで話が進み、ノーマンさんがメドラウドに戻る五日後までに、結論を出すことで話がついた。
「必ずや、大判の植物紙を完成させろ!」
怒鳴るようにダライアスに厳命された。
「くっそぉ…」
村への帰り道。人で賑わう通りを歩きながら、悔しさに顔を歪める私に、カリスタさんがそれ見たことかと冷たい眼差しを投げた。
「エルフのすべてが善人とは思わないことね」
「アレは、見た目はエルフでも中身はダークエルフ以下の俗物。金のためなら裏切りなど何とも思わぬ女だ。」
ザカリーさんも同調する。お人好し過ぎる己が憎たらしい。拳を握り締めて俯きかけた、その時。
「気ィつけろ!」
ドンッと横合いからぶつかられ、よろけた私の耳を大きな手が掠め…
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