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動乱編
107 虜囚
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目を開けると、見知らぬ天井があった。身体が熱くてだるくて、頭がぼーっとする。
そうか…。私、捕まって…
身体が熱いのは、たぶん肩の矢傷のせいで熱が出たんだろう。だる重なのは魔力が回復しきっていないから……ということは、何日も寝ていたわけじゃなさそうだ。重い身体をなんとか動かして身を起こすと…
「およっ?けっこう早いお目覚めだねぇ」
呑気な声が耳に飛びこんできた。まだ少し霞む目をこらして声の方を見れば、
「ふぅん?さすが魔の森の愛し子ってとこかな。女の子なのに体力あるぅ~」
三十代前半くらいに見えるローブを纏った男がこちらをのぞきこんでいた。
「アンタ、誰?」
尋ねると男はヘラリと笑った。
「俺?俺は天才魔術師キャメロン様三十二歳独身彼女ナシだよ。よろしくぅ?」
魔術師?アーロンの知り合いか?
一応、敵側の情報としてベイリン男爵家の家族構成や家臣の名前くらいは記憶しているけど、キャメロンって名前はなかった。
今一度あたりを見回す――ああ、ここってダライアスの屋敷の客室かな。内装に見覚えがあるし……ってことは間違いなく私はアーロンの元に来たはず。
「あ、そのネグリジェいいでしょ~?」
魔術師はヒマなのか、どうでもいいことを聞いてきた。
ネグリジェ?
そういやフリフリヒラヒラしたもの着せられてるね。白いエンパイアラインのネグリジェは、デコルテとスカートの裾部分に高そうなレースがふんだんにあしらわれている。透ける生地のフレアスリーブも、同じくレースで縁取られていた。めっちゃ『姫』なヤツである。前世でもこーゆーのネットで売ってたけど、買う勇気は出ないような『姫』感過剰なヤツ。
「俺が選んで着せて甲斐甲斐しくお世話してたんだよぉ?あ、お礼はキスでイイよぉ」
……あ゛?
「俺が選んで着せて甲斐甲斐しくお世話してた」だぁ?
脊髄反射で私は目の前のスケベ魔術師に飛びかかった。ガンッと、左手の爪が見えない壁に弾かれてベッドに墜落した私を見て「うわっ、怖っ」と魔術師がガタンと椅子を揺らして後ずさる。
「はは…残念だけど、この結界は天才魔術師な俺の特別製だからね。絶対破れないよ。それに、先に言っておくけど、使い魔も喚べないよ。この建物全体に強力な魔除けを張っているからね」
ああ、それから…といけ好かない魔術師はニヤリと笑った。
「猫ちゃんみたいな爪は、俺が綺麗にしてあげたよ」
おおかた、アーロンをスパッと殺ろうとでも考えてたんでしょ?と、指摘されて、私はガバッと左手を見た。指こそ五本あるものの、変化した当初は硬くて鋭い爪が生えていたのだ。この作戦のために、戦闘前夜執拗に研いでぴんぴんに尖らせていた爪は…
切られてヤスリでもかけたのか丸くなって、さらにツヤツヤしたマニキュアっぽいモノまで塗られていた。キラキラエフェクトが見えるのは気のせいか。
ショックで数秒動けなかったことだけ記しておく。愕然とする私をさっきより若干離れた位置から眺めながら、魔術師は話を続けた。
「君ってば、そんな見た目なのに魔除けでも仕込んでるの?アーロンが褒めてたよぉ?精神魔法が効かないって」
ふぅん?ならアルの魔除けのイヤリングは、この鱗の下でも効力を発揮したんだね。教えないけど。
「最悪、左腕を切り落とせばいいって俺は言ったんだけどねぇ…」
「なっ…!」
目を見開く私にヘラヘラと笑いながら。
「アーロンがダメだって言うんだよ。まったく、腕切り落としたくらいじゃ死なないって言ったんだけどなー」
何でもないことのように魔術師は残忍なことを口にした。
「ま、アーロンは?ウィリスが落ちれば、君の考えも変わるだろうってさ」
「ッ!」
アーロンめ…!やっぱりここにいる私が首領たるアイツを討たなきゃダメだ。くそっ!この結界さえぶち壊せれば…!
短刀など持っていた武器は全て取られてしまっている。後は魔法だけど、まだ私の魔力は回復しきっていない。だったら…
「あれ?ふて寝かなぁ?」
うるさい魔術師に背を向け、私は毛布を頭から被った。一日寝れば魔力は回復する。やるべきことをやるまでだよ。
◆◆◆
「やるべきことをやらなきゃ、ね?」
あのイカレた王女サマは、やっぱり頭のネジが一本や十本抜けてるんだろう。山のような武器を回収し、現在王女サマ率いる幌馬車は、周囲に何もない街道にいた。
「おい、なんだって?」
フリッツの剣呑な眼差しもものともせず、イカレた王女サマは遥か彼方を指さした。
「だからぁ…今からこの武器をベイリン領に届けて来てって」
武器というのは、呪印付きの農具だ。言っておくが、複数の反乱軍のアジトからせしめた武器はけっこうな量がある。それをウィリス村に届けるならまだしも、敵側のベイリンに届けるなど…!信じられない顔をするフリッツの前で、件の王女サマは幌馬車からせっせとあのピンクのウサギカチューシャを満載した木箱を地に下ろし始めた。
「今から本気で魔法使うんだけどぉ…」
と、王女サマは告げた。
「そのためには、今ベイリンにいる生きた人間に武器を持ってもらわなきゃいけないんだよ」
よっこらしょと腰をあげた王女サマは、箱入りプリンセスとは思えない残忍な笑みを浮かべた。
◆◆◆
半日も寝ていたら、魔力は回復した。魔術師は見張りに飽きたのか、ソファで昼寝をしている。よっぽど暇なんだな、アイツ。
その隙に、私は改めて自分の左腕を確認してみた。肩まで黒くて硬い鱗に覆われているが、包帯を巻いた肩より下、二の腕にうっすらと異物感がある。つまり、魔除けのイヤリングはそこにあるんだろう。たぶん、取り込まれても身体と一体化はしてない。ま、これについては効力があるなら問題ないか。異物感はあるけど、腕を動かすのに支障は無いし。
身体は他に異常なさそう。相変わらず熱っぽいしだるいけど、走れないほどじゃない。
あとは…持ち物。武器は取られてしまったけど、他のものは?ベッドの周りを漁ると、無害と判断されたのかいくつかの私物が出てきた。ヴィクターからもらったお守りに、未使用の植物紙が数枚、あとはアルから貰ったキラーシルクワームのリボンに、大昔にブルーノ様から貰った化けクジラ肉の干物(※毒々しい紫色だけど、いい出汁がとれる)…以上。ふむ。
まだ魔術師は寝ている。
そこで、私は思いつく限りの攻撃魔法を結界にぶつけてみた。結果、結界はビクともしなかった。チクショー…ダメか。
「ふあぁ…無駄だよぉ?」
あくびをしながら、魔術師が言った。
「村を落とした後、大人しく言うこと聞いてくれたら、ちゃんと出してあげるからさぁ」
ぐぐぐっと伸びをして、「トイレ行ってくる」と、魔術師は部屋を出ていった。
見張りの出ていったドアを見つめる。
「…ンにゃろー」
絶対ここから出てやるんだからな!なんかいい考えは…
ニョキッ
床にも結界張ってあるのかな?……あ、床にも張ってあるわ。結界の密室…
ニョキニョキッ
密室といえばサスペンス劇場。殺人事件だよね…
ニョキニョキニョキッ
さっきから何の音だろう。ニョキニョキとか…
「うわっ!」
信じられない光景に、ベッドに尻餅をついた。
左腕から、キノコが生えてる!!
そうか…。私、捕まって…
身体が熱いのは、たぶん肩の矢傷のせいで熱が出たんだろう。だる重なのは魔力が回復しきっていないから……ということは、何日も寝ていたわけじゃなさそうだ。重い身体をなんとか動かして身を起こすと…
「およっ?けっこう早いお目覚めだねぇ」
呑気な声が耳に飛びこんできた。まだ少し霞む目をこらして声の方を見れば、
「ふぅん?さすが魔の森の愛し子ってとこかな。女の子なのに体力あるぅ~」
三十代前半くらいに見えるローブを纏った男がこちらをのぞきこんでいた。
「アンタ、誰?」
尋ねると男はヘラリと笑った。
「俺?俺は天才魔術師キャメロン様三十二歳独身彼女ナシだよ。よろしくぅ?」
魔術師?アーロンの知り合いか?
一応、敵側の情報としてベイリン男爵家の家族構成や家臣の名前くらいは記憶しているけど、キャメロンって名前はなかった。
今一度あたりを見回す――ああ、ここってダライアスの屋敷の客室かな。内装に見覚えがあるし……ってことは間違いなく私はアーロンの元に来たはず。
「あ、そのネグリジェいいでしょ~?」
魔術師はヒマなのか、どうでもいいことを聞いてきた。
ネグリジェ?
そういやフリフリヒラヒラしたもの着せられてるね。白いエンパイアラインのネグリジェは、デコルテとスカートの裾部分に高そうなレースがふんだんにあしらわれている。透ける生地のフレアスリーブも、同じくレースで縁取られていた。めっちゃ『姫』なヤツである。前世でもこーゆーのネットで売ってたけど、買う勇気は出ないような『姫』感過剰なヤツ。
「俺が選んで着せて甲斐甲斐しくお世話してたんだよぉ?あ、お礼はキスでイイよぉ」
……あ゛?
「俺が選んで着せて甲斐甲斐しくお世話してた」だぁ?
脊髄反射で私は目の前のスケベ魔術師に飛びかかった。ガンッと、左手の爪が見えない壁に弾かれてベッドに墜落した私を見て「うわっ、怖っ」と魔術師がガタンと椅子を揺らして後ずさる。
「はは…残念だけど、この結界は天才魔術師な俺の特別製だからね。絶対破れないよ。それに、先に言っておくけど、使い魔も喚べないよ。この建物全体に強力な魔除けを張っているからね」
ああ、それから…といけ好かない魔術師はニヤリと笑った。
「猫ちゃんみたいな爪は、俺が綺麗にしてあげたよ」
おおかた、アーロンをスパッと殺ろうとでも考えてたんでしょ?と、指摘されて、私はガバッと左手を見た。指こそ五本あるものの、変化した当初は硬くて鋭い爪が生えていたのだ。この作戦のために、戦闘前夜執拗に研いでぴんぴんに尖らせていた爪は…
切られてヤスリでもかけたのか丸くなって、さらにツヤツヤしたマニキュアっぽいモノまで塗られていた。キラキラエフェクトが見えるのは気のせいか。
ショックで数秒動けなかったことだけ記しておく。愕然とする私をさっきより若干離れた位置から眺めながら、魔術師は話を続けた。
「君ってば、そんな見た目なのに魔除けでも仕込んでるの?アーロンが褒めてたよぉ?精神魔法が効かないって」
ふぅん?ならアルの魔除けのイヤリングは、この鱗の下でも効力を発揮したんだね。教えないけど。
「最悪、左腕を切り落とせばいいって俺は言ったんだけどねぇ…」
「なっ…!」
目を見開く私にヘラヘラと笑いながら。
「アーロンがダメだって言うんだよ。まったく、腕切り落としたくらいじゃ死なないって言ったんだけどなー」
何でもないことのように魔術師は残忍なことを口にした。
「ま、アーロンは?ウィリスが落ちれば、君の考えも変わるだろうってさ」
「ッ!」
アーロンめ…!やっぱりここにいる私が首領たるアイツを討たなきゃダメだ。くそっ!この結界さえぶち壊せれば…!
短刀など持っていた武器は全て取られてしまっている。後は魔法だけど、まだ私の魔力は回復しきっていない。だったら…
「あれ?ふて寝かなぁ?」
うるさい魔術師に背を向け、私は毛布を頭から被った。一日寝れば魔力は回復する。やるべきことをやるまでだよ。
◆◆◆
「やるべきことをやらなきゃ、ね?」
あのイカレた王女サマは、やっぱり頭のネジが一本や十本抜けてるんだろう。山のような武器を回収し、現在王女サマ率いる幌馬車は、周囲に何もない街道にいた。
「おい、なんだって?」
フリッツの剣呑な眼差しもものともせず、イカレた王女サマは遥か彼方を指さした。
「だからぁ…今からこの武器をベイリン領に届けて来てって」
武器というのは、呪印付きの農具だ。言っておくが、複数の反乱軍のアジトからせしめた武器はけっこうな量がある。それをウィリス村に届けるならまだしも、敵側のベイリンに届けるなど…!信じられない顔をするフリッツの前で、件の王女サマは幌馬車からせっせとあのピンクのウサギカチューシャを満載した木箱を地に下ろし始めた。
「今から本気で魔法使うんだけどぉ…」
と、王女サマは告げた。
「そのためには、今ベイリンにいる生きた人間に武器を持ってもらわなきゃいけないんだよ」
よっこらしょと腰をあげた王女サマは、箱入りプリンセスとは思えない残忍な笑みを浮かべた。
◆◆◆
半日も寝ていたら、魔力は回復した。魔術師は見張りに飽きたのか、ソファで昼寝をしている。よっぽど暇なんだな、アイツ。
その隙に、私は改めて自分の左腕を確認してみた。肩まで黒くて硬い鱗に覆われているが、包帯を巻いた肩より下、二の腕にうっすらと異物感がある。つまり、魔除けのイヤリングはそこにあるんだろう。たぶん、取り込まれても身体と一体化はしてない。ま、これについては効力があるなら問題ないか。異物感はあるけど、腕を動かすのに支障は無いし。
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あとは…持ち物。武器は取られてしまったけど、他のものは?ベッドの周りを漁ると、無害と判断されたのかいくつかの私物が出てきた。ヴィクターからもらったお守りに、未使用の植物紙が数枚、あとはアルから貰ったキラーシルクワームのリボンに、大昔にブルーノ様から貰った化けクジラ肉の干物(※毒々しい紫色だけど、いい出汁がとれる)…以上。ふむ。
まだ魔術師は寝ている。
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床にも結界張ってあるのかな?……あ、床にも張ってあるわ。結界の密室…
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