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4:年上上司の暴き方(※)
(5)※
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「っ……!」
「オレに開発させてって言ったのに。一人でなんてずるい」
「っ、だけどっ……!」
「今日、ちゃんとしよう?」
礼人さん……と濱口が奥村の体に重なっていく。埋められていく無機質な感触もいつもとは違う。自分でしてみても全然わからなくて、むなしくなるだけだったのに。奥村は息をはいて、興奮に赤くなる自分の体の震えに身をゆだねていた。まだまだ夜は長そうだ。
「あんっ……ああっ……!」
「これって、ちょっと置いておくといいんだっけ?」
「っ!」
脚を開いて卑猥な物を飲み込んでいる奥村から体を離すと、濱口はそのあまりに扇情的な姿にごくりと息を飲み込んだ。太股をしどけなく開き、膝をたてたまま、じっと器具がなじむのを待っている姿。ひくひくと動きそうなのがまたいやらしい。奥村は恥ずかしがって顔を手で覆ってしまうが、濱口は、これで触るなって無理だろ! と奥村の胸に横か吸いつく。
「うぁっ……!」
「礼人さん、気持ちよくなったら言って」
「あうっ……んぅっ!!」
「それとも、もう触った方がいい?」
ここ、と奥村の勃起した性器の先端を指先で撫でると、それはまたぽたぽたと液体をこぼしている。
「ああんっ……! やっ……ぁっ!!」
「礼人、さ……っ」
うわ、何これ、もう、エロすぎる、と濱口が興奮していると、奥村は余裕なくシーツを顔の近くできゅうっと握りしめた。
「あう……っ、あっ」
「礼人さん、もしかして、これ、結構ハマった?」
「っ! ち、違……っ、ああっ!!」
おそらくオーガズムを感じ始めているのだろう。目を潤ませ、自身の体の変化にびくびくと震え始めている恋人の痴態に息を飲んで、そして胸を刺激していく。
「やっ……ぁあっ……!」
「礼人さん、おなかに力いれてみて?」
「や……、こ……わっ……」
「なあ、ここ」
「い……っ!!?」
濱口が胸から腹に手を滑らせた刺激からの収縮で、奥村の体がびくんっと大きく震えた。全身を駆け抜ける快感に奥村はうち震え、そしてせりあがってくる射精感に必死で耐える。しかし、その耐えた筋肉のこわばりで、また新たな刺激が加わり、それにたまらず短く叫んだ。
「やっ、ぬ、いっ……抜いてっぇ……っぬけっ!!」
「えっ……?」
子供のようにイヤイヤとする奥村に焦って濱口がそれに手をかけると、それでまた刺激がくわわったのか、またひくひくと奥村の体が震える。きゅうっとシーツを両手両足の指先でつかんで耐えている姿に濱口はごくりと喉を押しさげた。
「むり……ぃっ! あっ……っ!」
濱口がそれをあわてて引き抜くと、奥村は少し息をはいて、体の変化が落ち着くのを待っているようだった。濱口はそのうごめく後孔を見つめて、息を殺すようにこくり溜飲を下げた。息があがったままの奥村が、下を見てきて、濱口を見つめる。あまりに凝視していたのが恥ずかしくて、濱口が目線をそらすと、奥村は小さくつぶやいた。
「やっぱり……やだ……」
「えっ……?」
「……それ……やだ……」
お前のがいい、と、どれだけの勇気をもってかわからないが、そう告げられた言葉に濱口は惚けて、奥村の体に指を伸ばす。そして、指先を潜らせると、前よりも開きやすくなったそこに、もう熱をどくどくとはらんでしまった自身を押しあてた。
「はあ……んっ……!」
「礼人……さっ……」
「あ……んっ!!」
途中で止まったそれだったが、さっきの反応を思って、この辺もいいのかも、とその浅いままで止めていると、思ったとおり、奥村の体がじきに震えてくる。
「あんっ……っ!」
「ん……っ、礼人……さ……っ」
なめらかな肌が汗ばんでいて、その腹のあたりをそっと撫でると、濱口……と色っぽい声がかけられて、胸の奥がどくどくと言い始める。つながったんだ、と思うと興奮してきて、でも、これ以上動かしたら傷つけてしまうかもしれない。そうとも思ってしまう。浅く緩く動かしてみると、先ほどの刺激の反復のように思ったのか、シーツを握りしめた奥村の胸がびくびくと跳ね、突起がぷくりとたちあがっていた。
(うわ、かわいい……っ)
腹から舌をはわせ、胸の突起を舌先でねぶると、心臓がどくどく跳ねるみたいに奥村の体が脈打つ。
浅くても気持ちいいな……そんなことを思っていると、奥村がまだ入りきっていない濱口の根本をそっと撫でてきた。
「なっ……!?」
「も……っと……ぉっ」
奥……、と言う彼の言葉に息を飲んで、平気なのか? 慎重に自身を埋めていく。
根元までゆっくりと埋めたあと、繰り返される収縮を耐えるように彼の体を抱きしめた。奥村がそんな濱口に腕を伸ばし、背中をぎゅうっと抱いてくれる。礼人さん、オレ、と感動を伝えようと濱口が口をひらいた瞬間、奥村からキスでふさがれる。なんだよ、言わせてよ、と思いつつも唇を重ねていると、それが、ちゅっ音を立てて離されて。
きもちいい……と素直に伝えてくる言葉に、濱口はまた喉奥を下げ、本当に礼人さんには敵いません……と奥村の体を強く抱きしめたのだった。
「オレに開発させてって言ったのに。一人でなんてずるい」
「っ、だけどっ……!」
「今日、ちゃんとしよう?」
礼人さん……と濱口が奥村の体に重なっていく。埋められていく無機質な感触もいつもとは違う。自分でしてみても全然わからなくて、むなしくなるだけだったのに。奥村は息をはいて、興奮に赤くなる自分の体の震えに身をゆだねていた。まだまだ夜は長そうだ。
「あんっ……ああっ……!」
「これって、ちょっと置いておくといいんだっけ?」
「っ!」
脚を開いて卑猥な物を飲み込んでいる奥村から体を離すと、濱口はそのあまりに扇情的な姿にごくりと息を飲み込んだ。太股をしどけなく開き、膝をたてたまま、じっと器具がなじむのを待っている姿。ひくひくと動きそうなのがまたいやらしい。奥村は恥ずかしがって顔を手で覆ってしまうが、濱口は、これで触るなって無理だろ! と奥村の胸に横か吸いつく。
「うぁっ……!」
「礼人さん、気持ちよくなったら言って」
「あうっ……んぅっ!!」
「それとも、もう触った方がいい?」
ここ、と奥村の勃起した性器の先端を指先で撫でると、それはまたぽたぽたと液体をこぼしている。
「ああんっ……! やっ……ぁっ!!」
「礼人、さ……っ」
うわ、何これ、もう、エロすぎる、と濱口が興奮していると、奥村は余裕なくシーツを顔の近くできゅうっと握りしめた。
「あう……っ、あっ」
「礼人さん、もしかして、これ、結構ハマった?」
「っ! ち、違……っ、ああっ!!」
おそらくオーガズムを感じ始めているのだろう。目を潤ませ、自身の体の変化にびくびくと震え始めている恋人の痴態に息を飲んで、そして胸を刺激していく。
「やっ……ぁあっ……!」
「礼人さん、おなかに力いれてみて?」
「や……、こ……わっ……」
「なあ、ここ」
「い……っ!!?」
濱口が胸から腹に手を滑らせた刺激からの収縮で、奥村の体がびくんっと大きく震えた。全身を駆け抜ける快感に奥村はうち震え、そしてせりあがってくる射精感に必死で耐える。しかし、その耐えた筋肉のこわばりで、また新たな刺激が加わり、それにたまらず短く叫んだ。
「やっ、ぬ、いっ……抜いてっぇ……っぬけっ!!」
「えっ……?」
子供のようにイヤイヤとする奥村に焦って濱口がそれに手をかけると、それでまた刺激がくわわったのか、またひくひくと奥村の体が震える。きゅうっとシーツを両手両足の指先でつかんで耐えている姿に濱口はごくりと喉を押しさげた。
「むり……ぃっ! あっ……っ!」
濱口がそれをあわてて引き抜くと、奥村は少し息をはいて、体の変化が落ち着くのを待っているようだった。濱口はそのうごめく後孔を見つめて、息を殺すようにこくり溜飲を下げた。息があがったままの奥村が、下を見てきて、濱口を見つめる。あまりに凝視していたのが恥ずかしくて、濱口が目線をそらすと、奥村は小さくつぶやいた。
「やっぱり……やだ……」
「えっ……?」
「……それ……やだ……」
お前のがいい、と、どれだけの勇気をもってかわからないが、そう告げられた言葉に濱口は惚けて、奥村の体に指を伸ばす。そして、指先を潜らせると、前よりも開きやすくなったそこに、もう熱をどくどくとはらんでしまった自身を押しあてた。
「はあ……んっ……!」
「礼人……さっ……」
「あ……んっ!!」
途中で止まったそれだったが、さっきの反応を思って、この辺もいいのかも、とその浅いままで止めていると、思ったとおり、奥村の体がじきに震えてくる。
「あんっ……っ!」
「ん……っ、礼人……さ……っ」
なめらかな肌が汗ばんでいて、その腹のあたりをそっと撫でると、濱口……と色っぽい声がかけられて、胸の奥がどくどくと言い始める。つながったんだ、と思うと興奮してきて、でも、これ以上動かしたら傷つけてしまうかもしれない。そうとも思ってしまう。浅く緩く動かしてみると、先ほどの刺激の反復のように思ったのか、シーツを握りしめた奥村の胸がびくびくと跳ね、突起がぷくりとたちあがっていた。
(うわ、かわいい……っ)
腹から舌をはわせ、胸の突起を舌先でねぶると、心臓がどくどく跳ねるみたいに奥村の体が脈打つ。
浅くても気持ちいいな……そんなことを思っていると、奥村がまだ入りきっていない濱口の根本をそっと撫でてきた。
「なっ……!?」
「も……っと……ぉっ」
奥……、と言う彼の言葉に息を飲んで、平気なのか? 慎重に自身を埋めていく。
根元までゆっくりと埋めたあと、繰り返される収縮を耐えるように彼の体を抱きしめた。奥村がそんな濱口に腕を伸ばし、背中をぎゅうっと抱いてくれる。礼人さん、オレ、と感動を伝えようと濱口が口をひらいた瞬間、奥村からキスでふさがれる。なんだよ、言わせてよ、と思いつつも唇を重ねていると、それが、ちゅっ音を立てて離されて。
きもちいい……と素直に伝えてくる言葉に、濱口はまた喉奥を下げ、本当に礼人さんには敵いません……と奥村の体を強く抱きしめたのだった。
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