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双子のピエロが現れる
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「あれ?楓宛に手紙来てるよ~?」
颯が郵便ポストを確認すると颯宛に三通、楓宛に二通入っていた。
と言っても、地下にあるポストに放り込まれるのは回覧板や地域チラシじゃないけど
「依頼!?」
目をキラキラさせて飛び跳ねる楓に颯は優しい笑顔を向けて
「かもね」
と返した。
手紙を渡すと楓はプレゼントを貰った子供のように喜び、封を開ける。中に入ってる二つ折りの手紙を目が飛び出るほど凝視し、読み終わるにつれて目から期待が消えていった。
「どうだった?」
と颯が訪ねると、楓はムスっとして手紙を放った。
「依頼じゃない!御礼状!14時に組に来いってさ!」
「あああ!」と頭を掻きむしる楓を宥めながら颯もその手紙に目を通す。
「ふんふん。あ~先週の依頼のやつね~」
「お兄だけで行ってよー。私行きたくないー!」
完全にテンションが下がり駄々をこねる楓に颯は「何か買ってあげるから。ほら、今日は暑いし帰りにアイスでも食べよ?」と説得した。
「えー?そこまで言うならしょうがないなー」
満更でもないように楓が言う。
「ほら、支度しよう」
颯の言葉につられ、楓も支度を始めた。
御礼状を手に颯と楓は組の所持するビルに到着した。
ビルの入り口には案内役と思われる男が立っており、
「お待ちしてました。ご案内します」と言った。男が見えていないように楓がビルに入っていく。
「案内なら私が・・・
「いらない。依頼を受けたときに一度来てる。道なんか一度通れば覚えられるわ」
男の言葉を遮り、楓はスタスタとビル内を歩いていく。その後を忙しなく颯が追いかけながら案内役に「すみませんね~あの子人見知りなんですよ~」と謝った。
「も~楓待ってよ~」
「お兄遅い!早くして!」
「楓が早いんだよ~」
あれこれと会話しているうちに、一つの大きな扉の目の前に着き、案内役の男が扉を軽く叩いた。「何だ?」とドスの聞いた声が聞こえた。
「組長、私です」
男が話しかけると扉の中から今度は渋い声で「入れ」と聞こえた。男が扉を開けると中には幹部と思われる男等が数十人。その奥には組長らしき人物がソファに座って煙草を吸っていた。
暫く颯と楓を頭の上からつま先までジロジロと観察しフッと鼻で笑った。
「よく来たな。クレイジー兄妹」
男はそう言い放った。
颯が郵便ポストを確認すると颯宛に三通、楓宛に二通入っていた。
と言っても、地下にあるポストに放り込まれるのは回覧板や地域チラシじゃないけど
「依頼!?」
目をキラキラさせて飛び跳ねる楓に颯は優しい笑顔を向けて
「かもね」
と返した。
手紙を渡すと楓はプレゼントを貰った子供のように喜び、封を開ける。中に入ってる二つ折りの手紙を目が飛び出るほど凝視し、読み終わるにつれて目から期待が消えていった。
「どうだった?」
と颯が訪ねると、楓はムスっとして手紙を放った。
「依頼じゃない!御礼状!14時に組に来いってさ!」
「あああ!」と頭を掻きむしる楓を宥めながら颯もその手紙に目を通す。
「ふんふん。あ~先週の依頼のやつね~」
「お兄だけで行ってよー。私行きたくないー!」
完全にテンションが下がり駄々をこねる楓に颯は「何か買ってあげるから。ほら、今日は暑いし帰りにアイスでも食べよ?」と説得した。
「えー?そこまで言うならしょうがないなー」
満更でもないように楓が言う。
「ほら、支度しよう」
颯の言葉につられ、楓も支度を始めた。
御礼状を手に颯と楓は組の所持するビルに到着した。
ビルの入り口には案内役と思われる男が立っており、
「お待ちしてました。ご案内します」と言った。男が見えていないように楓がビルに入っていく。
「案内なら私が・・・
「いらない。依頼を受けたときに一度来てる。道なんか一度通れば覚えられるわ」
男の言葉を遮り、楓はスタスタとビル内を歩いていく。その後を忙しなく颯が追いかけながら案内役に「すみませんね~あの子人見知りなんですよ~」と謝った。
「も~楓待ってよ~」
「お兄遅い!早くして!」
「楓が早いんだよ~」
あれこれと会話しているうちに、一つの大きな扉の目の前に着き、案内役の男が扉を軽く叩いた。「何だ?」とドスの聞いた声が聞こえた。
「組長、私です」
男が話しかけると扉の中から今度は渋い声で「入れ」と聞こえた。男が扉を開けると中には幹部と思われる男等が数十人。その奥には組長らしき人物がソファに座って煙草を吸っていた。
暫く颯と楓を頭の上からつま先までジロジロと観察しフッと鼻で笑った。
「よく来たな。クレイジー兄妹」
男はそう言い放った。
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