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十章:夏那
255.下手に首を突っ込まない方がいいのよね
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「買い忘れは無い?」
【大丈夫……ですかね。ソアラのご飯と水を入れる容器も買いましたし】
「うーん、荷物が多いしソアラだけに引かせるのも悪いわよね。ハリソンは大丈夫かな」
今日は火山へ行く最後の準備としてソアラを引いてから買い物に出かけていた。
ここへ来てだいたい十日ほど強引に依頼をし、稼いだ金貨は実に五十枚ほど。結構稼いだかと思ったけど、宿代を筆頭に食事や雑貨といった物を買うとあっという間に消費してしまう。
【わたし達がこうして無事ですし、みなさんきっと無事ですよ。特に魔族はしぶといですから。ねー、ソアラさん】
ハリソンはソアラの兄妹なので無事でいて欲しい。
レスバがそんなソアラの首を撫でながら大丈夫と呟き、自分達魔族は生きていると口にする。そこで思い出したことを小声で話しだす。
「ブライクさんとか空を飛べるし転移先が石の中とかでない限り大丈夫っぽいわよね。みんな人間の姿になれるの?」
【ええ。今頃、こっちを探してくれている可能性が高いかと。ただ、空を飛ぶのはかなり怪しいので出会えるのは近くに来てからですかね】
「あ、そういえばさんがそんなこと言っていたわね」
魔族同士が近くに居るとなんだかビビッと気づくらしいみたいなことを言っていたことを思い出す。メルルーサさんを探す時にブライクさんが言っていたかしらね。
となると当面、一番再会しやすいのは魔族チームってことか。強さはリクほどでは無いけど幹部クラスならあたし達より強いので心強いわね。
「それじゃ必要なものリストが埋まったら宿へ戻ろうか」
【ええ。とりあえず、グラジール様とフェリスとかいう人間、そして【渡り歩く者】とかいう者達がこちらに気づく前に合流をはたしたいですからね】
あと一軒お店に行けば揃うかなとメモを見ながらあたしが言うと、レスバは少し真面目な顔で合流したいと口にする。グラジールとフェリスはともかく、渡り歩く者という存在は得体が知れない。
忙しかったからあまり考えないようにしていたけど、いつかあいつとは戦う羽目になるのよね。
「あの転移魔法だけは対策を考えないと合流してもまた飛ばされたらたまらないわね」
【その通りですねえ……かといって今のわたし達、恐らくこの世界で最強と言っていいリクさんを入れてもアレを返す手段は無いかと】
「リクがあそこに残っていて倒してくれた、なんてことはないかしら」
【意識が飛ぶ瞬間、リクさんも驚愕していたみたいなので恐らく飛ばされています。魔王様、聖女の二人にリクさんならなにかできそうですが、あのタイミングでは無理でしょうね】
レスバ的には『魔王と聖女を取り戻すところ』まで織り込み済みだった可能性があると口にする。
リクが自身の考えが上手くいき、イリスさんとセイヴァーを開放する作戦は成功した。だけど渡り歩く者はそこで安堵したところを狙い撃ちにしてきたと推測していた。
「とりあえずロカリス国とエラトリア王国でなにか対策が無いか相談してみた方がいいわね」
【ひとまず目の前のことを片付けましょうか】
あたしが嘆息していると、レスバは苦笑しながらあたしからメモをひったくってヒラヒラさせていた。
とりあえず今はそれが先決かとあたし達は最後の一軒に行くため移動を続ける。
そしてギルドの近くを通りかかったその時、人がやけに集まっていることに気づく。
「なにかしら? なんか外にまで人がいるけど?」
【あ、昨日の騎士さんとか居ますよ】
「あら、本当ね。なにか依頼に来たのかしら?」
そこには昨日、討伐依頼の帰りに出会ったドワーフの貴族? と一緒に居た騎士達がギルドの入口に居た。
ここ数日で仲良くなった冒険者さんも見えるわね。
【見ていきますか?】
「うーん、変なことに巻き込まれそうだから止めときましょ」
【そうですか? 残念……】
レスバが興味本位で覗いて行こうとしたけど、あたしは首を振ってお店へ行こうと提案する。これもリクとの旅で培ったことだけど、今の目的と関係のないことには首を突っ込まない方がいい。
事態が好転するかもしれないけど、そもそも関わりが無いからそれが分からないからね。
今日は、というか
「あんたって妙なところで好奇心が強いわよねえ」
【まあ、戦争をやってましたから娯楽が少なかったからですかね。ドワーフも戦争相手でしたし、気になりますよ。あ、この果実三つください!】
「あー、そういうことか」
レスバがそんなことを小声で呟きながら、適当な露天で果実を買っていた。それを食べながら店へ向かい、最後の荷物である寝袋を買う。旅立つ前でいいかと最後に回したのだ。
「おし、滞り無く準備が出来たわね。ソアラは前に装備した馬用の防具があるから火山へ行く時はそれを装備ね」
【絶対殺させませんよ!】
レスバが拳を握ってソアラの首に腕を回して熱弁を振るう。
足が無くなるのが困る……というより、旅の初めからずっと一緒のソアラが死んだりしたらあたしは泣くくらいじゃすまないと思う。
「大丈夫よ。あたし達は強いからね」
そういって笑うとソアラは『信用しています』といった感じで鼻を鳴らしていた。
そのままあたし達は宿へ戻り、しっかりとご飯を食べてゆっくり睡眠を取って休息をすることに。
丸一日休めば直近の討伐依頼の疲れはすぐに取れると思うから明日には出発予定だ。
「あー……」
【いいですねー……】
そして就寝前にお風呂をいただき、あたし達は翌日、いよいよ火山に向けて出発する。
「ギルドに挨拶したいけど、まあいいかしらね」
【ギルドってそういうものみたいですし、門番さんに挨拶くらいでは?】
「そうしようか」
ドルブさんには最後に挨拶したかったなと思うけど、一期一会みたいなものだからまあいいかと納得する。
ソアラに荷台を接続し、買った荷物を詰めていく。
「どうかな?」
【大丈夫そうですよ】
ソアラを歩かせると問題なく軽々と引いてくれた。あたし達が乗っても問題無さそうだとレスバが言う。
そこで厩舎のおじさんが話しかけてきた。
「旅に出るのか、気を付けてな」
「あ、おじさん! ありがとうございました。今日でこの町を出てロカリス国へ行こうと思っています」
「火山越えか……フレイムバードが居るから慎重にな」
【ありがとうございます】
厩舎のおじさんに挨拶とお礼を言ってこの場を後にした。御者台でレスバと並び、ゆっくりと町の出口へ向かう。
その時、例の貴族の馬車とすれ違った。
「朝早くから動いているわね。やっぱり依頼っぽいわ」
【かもしれませんね。ま、わたし達には関係ありませんか。では、行きましょう――】
あたし達は依頼を受ける時のように町を出た。
長いこと居たような気がする町を振り返った後、前を向いて火山へと向かうのだった。
槍、買えば良かったかなあ。でもお金は残しておかないといけないし、あまり旅に出られないのも困るから仕方ないか。
フレイムバードに見つからずに越えられればいいけど。
【大丈夫……ですかね。ソアラのご飯と水を入れる容器も買いましたし】
「うーん、荷物が多いしソアラだけに引かせるのも悪いわよね。ハリソンは大丈夫かな」
今日は火山へ行く最後の準備としてソアラを引いてから買い物に出かけていた。
ここへ来てだいたい十日ほど強引に依頼をし、稼いだ金貨は実に五十枚ほど。結構稼いだかと思ったけど、宿代を筆頭に食事や雑貨といった物を買うとあっという間に消費してしまう。
【わたし達がこうして無事ですし、みなさんきっと無事ですよ。特に魔族はしぶといですから。ねー、ソアラさん】
ハリソンはソアラの兄妹なので無事でいて欲しい。
レスバがそんなソアラの首を撫でながら大丈夫と呟き、自分達魔族は生きていると口にする。そこで思い出したことを小声で話しだす。
「ブライクさんとか空を飛べるし転移先が石の中とかでない限り大丈夫っぽいわよね。みんな人間の姿になれるの?」
【ええ。今頃、こっちを探してくれている可能性が高いかと。ただ、空を飛ぶのはかなり怪しいので出会えるのは近くに来てからですかね】
「あ、そういえばさんがそんなこと言っていたわね」
魔族同士が近くに居るとなんだかビビッと気づくらしいみたいなことを言っていたことを思い出す。メルルーサさんを探す時にブライクさんが言っていたかしらね。
となると当面、一番再会しやすいのは魔族チームってことか。強さはリクほどでは無いけど幹部クラスならあたし達より強いので心強いわね。
「それじゃ必要なものリストが埋まったら宿へ戻ろうか」
【ええ。とりあえず、グラジール様とフェリスとかいう人間、そして【渡り歩く者】とかいう者達がこちらに気づく前に合流をはたしたいですからね】
あと一軒お店に行けば揃うかなとメモを見ながらあたしが言うと、レスバは少し真面目な顔で合流したいと口にする。グラジールとフェリスはともかく、渡り歩く者という存在は得体が知れない。
忙しかったからあまり考えないようにしていたけど、いつかあいつとは戦う羽目になるのよね。
「あの転移魔法だけは対策を考えないと合流してもまた飛ばされたらたまらないわね」
【その通りですねえ……かといって今のわたし達、恐らくこの世界で最強と言っていいリクさんを入れてもアレを返す手段は無いかと】
「リクがあそこに残っていて倒してくれた、なんてことはないかしら」
【意識が飛ぶ瞬間、リクさんも驚愕していたみたいなので恐らく飛ばされています。魔王様、聖女の二人にリクさんならなにかできそうですが、あのタイミングでは無理でしょうね】
レスバ的には『魔王と聖女を取り戻すところ』まで織り込み済みだった可能性があると口にする。
リクが自身の考えが上手くいき、イリスさんとセイヴァーを開放する作戦は成功した。だけど渡り歩く者はそこで安堵したところを狙い撃ちにしてきたと推測していた。
「とりあえずロカリス国とエラトリア王国でなにか対策が無いか相談してみた方がいいわね」
【ひとまず目の前のことを片付けましょうか】
あたしが嘆息していると、レスバは苦笑しながらあたしからメモをひったくってヒラヒラさせていた。
とりあえず今はそれが先決かとあたし達は最後の一軒に行くため移動を続ける。
そしてギルドの近くを通りかかったその時、人がやけに集まっていることに気づく。
「なにかしら? なんか外にまで人がいるけど?」
【あ、昨日の騎士さんとか居ますよ】
「あら、本当ね。なにか依頼に来たのかしら?」
そこには昨日、討伐依頼の帰りに出会ったドワーフの貴族? と一緒に居た騎士達がギルドの入口に居た。
ここ数日で仲良くなった冒険者さんも見えるわね。
【見ていきますか?】
「うーん、変なことに巻き込まれそうだから止めときましょ」
【そうですか? 残念……】
レスバが興味本位で覗いて行こうとしたけど、あたしは首を振ってお店へ行こうと提案する。これもリクとの旅で培ったことだけど、今の目的と関係のないことには首を突っ込まない方がいい。
事態が好転するかもしれないけど、そもそも関わりが無いからそれが分からないからね。
今日は、というか
「あんたって妙なところで好奇心が強いわよねえ」
【まあ、戦争をやってましたから娯楽が少なかったからですかね。ドワーフも戦争相手でしたし、気になりますよ。あ、この果実三つください!】
「あー、そういうことか」
レスバがそんなことを小声で呟きながら、適当な露天で果実を買っていた。それを食べながら店へ向かい、最後の荷物である寝袋を買う。旅立つ前でいいかと最後に回したのだ。
「おし、滞り無く準備が出来たわね。ソアラは前に装備した馬用の防具があるから火山へ行く時はそれを装備ね」
【絶対殺させませんよ!】
レスバが拳を握ってソアラの首に腕を回して熱弁を振るう。
足が無くなるのが困る……というより、旅の初めからずっと一緒のソアラが死んだりしたらあたしは泣くくらいじゃすまないと思う。
「大丈夫よ。あたし達は強いからね」
そういって笑うとソアラは『信用しています』といった感じで鼻を鳴らしていた。
そのままあたし達は宿へ戻り、しっかりとご飯を食べてゆっくり睡眠を取って休息をすることに。
丸一日休めば直近の討伐依頼の疲れはすぐに取れると思うから明日には出発予定だ。
「あー……」
【いいですねー……】
そして就寝前にお風呂をいただき、あたし達は翌日、いよいよ火山に向けて出発する。
「ギルドに挨拶したいけど、まあいいかしらね」
【ギルドってそういうものみたいですし、門番さんに挨拶くらいでは?】
「そうしようか」
ドルブさんには最後に挨拶したかったなと思うけど、一期一会みたいなものだからまあいいかと納得する。
ソアラに荷台を接続し、買った荷物を詰めていく。
「どうかな?」
【大丈夫そうですよ】
ソアラを歩かせると問題なく軽々と引いてくれた。あたし達が乗っても問題無さそうだとレスバが言う。
そこで厩舎のおじさんが話しかけてきた。
「旅に出るのか、気を付けてな」
「あ、おじさん! ありがとうございました。今日でこの町を出てロカリス国へ行こうと思っています」
「火山越えか……フレイムバードが居るから慎重にな」
【ありがとうございます】
厩舎のおじさんに挨拶とお礼を言ってこの場を後にした。御者台でレスバと並び、ゆっくりと町の出口へ向かう。
その時、例の貴族の馬車とすれ違った。
「朝早くから動いているわね。やっぱり依頼っぽいわ」
【かもしれませんね。ま、わたし達には関係ありませんか。では、行きましょう――】
あたし達は依頼を受ける時のように町を出た。
長いこと居たような気がする町を振り返った後、前を向いて火山へと向かうのだった。
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この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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