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0-3 詐欺の手口
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無駄な出費をさせられたことに文句を言いながら、禿頭の神様へ散々罵倒を繰り返すこと数分。
神様が涙目になったあたりで冷静になってきた。
「すまんのう・・すまんのう・・・」
うわ言のようにうつろな目で、体育座りをした神様がぶつぶつと何やら誤っている。
「ったく・・・綾香、綾香。しっかりしろ」
ペチペチと頬を叩く。なんという柔らかさ。
「ん、ん・・・陽・・?」
「おう、俺だぞ。痛い所とか無いか?」
俺の言葉で上半身をゆっくりと持ち上げ、腕などを動かし確かめる。
「うん、大丈夫!そういえば穴に落ちたんだっけ・・・ここ、どこ・・」
白い世界に困惑する綾香。まあ俺も最初来たとき衝撃だったからなあ。
「まさか天国!?もしかして私達死んじゃったの!?」
「落ち着け、一応そこに神様は居るが死んでいない」
「神様?」
するとさっきまで虚ろな目をしていた禿爺さんがしゃきっと立って綾香に自己紹介を始めた。
「ようこそお嬢さん、ここは神の園と呼ばれる夢と現実の狭間にある場所。是非、貴女には世界を救っていたあ!?」
俺の鋭いミドルキックが爺さんのケツにクリーンヒットする。
「俺の前で綾香を勧誘するとはいい度胸だ。救わないって言ってるだろ」
「いやいや、お前さんはそうかもしれんが、この娘さんはやってくれるかもしれんじゃないか」
「俺が行かせると思うか?」
綾香が俺達のやりとりを聞いてキョトンとしていたが、やがて気づいたように俺を揺さぶりながら聞いてくる。
「え? 何、世界を救ってくれってどういうこと? 今流行の異世界転生ってやつ?」
綾香も俺の影響でラノベとかゲームとかアニメは一通り知っている。
特に最近は異世界モノが流行っている。さらに言うとおっさんモノが多い。
「まあ、転生じゃなくて転移とかになるんじゃないかな? 世界を救ったら元の世界に戻してくれるみたいだ」
「ふうん、珍しいわね。陽ってそういうの好きそうなのにやらないの?」
「あの爺さん、お前には言わなかったけど何でも一つ願いを叶えてくれるらしい。そこだけなら面白そうだしいいと思うんだけど、やっぱ死ぬこともあるって考えるとな・・・割と重い」
「死ぬ・・それは確かにそうね・・・・」
よし、俺の悲壮な感じは伝わったらしい。これで行こうとは思わないハズっ!
するとどこからかワイワイと人が集まってくる。
「おー昨日の少年じゃないか!やっぱり行ってくれる気になった?」
俺達に最初に話しかけてきたのは昨日見た豪快な金髪のお姉さんだった。
「いやいや、それはないですって。ほら、神様早く帰してくださいよ、俺達も忙しいんですから」
「あら、もう帰っちゃうの?もう少しゆっくりして行ってよ。彼女さんもいいでしょ?」
あ、マズイ!
「か、彼女・・・!はい、もちろんです!ほら、お話だけでも聞きましょう!」
俺とカップルに見られるのが嬉しいらしく、さっきのように「彼女」扱いされると冷静な判断力を失うのだ。
そのことに気付かれる前にここを去らないと、うまく言いくるめられて転移させられる可能性が非常に高い。
早く、早く帰らねば・・!
「へー少年と幼馴染なんだ、それでこのままゴールイン?いいわねー若いモンは」
どこからか取り出した、テーブルセットに酒を取り出し、ぐびぐびと飲んでいるお姉さん。
一応、女神だろ・・いいのかそれで・・。
「もう、陽ったら学校ではいつも照れ隠しでぶっきらぼうにしてるんですよ?困りますよねー♪」
『あーワイン美味しいわねー。チーズ無い?チーズ。でも、いきなり結婚を申し込む男よりは慎重だから私的にはいいと思うわ』
赤い髪の女の子・・女神だろうか?も加わり、軽い女子会みたいになっていた。
「あ、あー、綾香。そろそろ帰らないとおばさんが心配するぞ?帰ろうぜ」
「そうね、そろそろ夕飯だし・・」
「だいーじょうぶ、だいじょうぶだって、お前らが帰る時はちゃんと連れてきたときの時間のままだから!」
もう若干ろれつが回っていない金髪のお姉さん。ちょっと早くないですかね?
『それでね、あなた達ラブラブカップルに是非お願いがあるんだけど・・』
何!?間髪入れずに本題に入るだと!こいつ、気付いている!?
「いやいや、そこの可愛い女神様?早く帰りたいんですよね、ほら綾香も早く帰りたいって・・」
しかし一足遅かった、浮かれている綾香はついに言ってはならないことを言ってしまった。
「ええ、ええ!何でも言ってください!私達にできることならやりますよ!」
『今、何でもって言ったよね?じゃあ、ちょっと世界、救ってきてくれない?』
「お安いご用ですよ!」
綾香が宣言したと同時に、どこからか機械的な声が響いてきた。
<契約を受理しました。神代 陽様と雨宮 綾香様は勇者として登録されました>
「いよっしゃあ!!勇者ゲットぉ!!」
「おお!行ってくれるか!」
『よろしく頼むわね!救ってもらう中にウチの世界もあるし、期待しているわ!』
あ、あああ・・・・!?やられた!
「き、汚いぞ!綾香をダシにするなんて・・!」
『あら、あたし達はただ楽しくおしゃべりしてただけよ?綾香ちゃんが自分から宣言したの、見てたでしょ』
うぬぬ、赤い髪の女めぇ・・・・女神どころか悪魔だ・・・。そして綾香はポンコツだ。
「ねえ、何か困ってるみたいだしいいんじゃない?危険なことはあるかもしれないけど・・守ってくれるんでしょ?(二人きり・・二人きりで異世界)」
綾香が首を傾げて聞いてくる。何か不穏な事を考えている気がする・・・。
というかさっき受理されたとか言ってたし、多分事が終わるまで帰れないだろう。仕方ないか・・・。
「はあ・・お前は俺の事になると冷静さが無くなるよな・・で、俺達はどうしたらいい?」
半ばやけくそで神様ズに尋ねる。まさかこのまま放りだすとは言うまい。
「そうじゃな、まずは引き受けてくれてありがとう。心から感謝するぞい。いやあ、実はヤツがお前さん達の地球にも侵略を始めようとしておってな、どうやって切り出そうか迷っていたところだったんじゃ」
なに?今、何と言った?
「そうそう、あたし達が地球から勇者を募っているのがバレてさ!何とか刺客を食い止めてたところだったんだよねー!」
金髪のお姉さんが恐ろしい事言う。
「全部・・・」
「ん?」
「全部お前等のせいじゃねぇか!!!」
神様にする口の聞き方じゃないな、と思ったけど、俺はきっと悪くない。
神様が涙目になったあたりで冷静になってきた。
「すまんのう・・すまんのう・・・」
うわ言のようにうつろな目で、体育座りをした神様がぶつぶつと何やら誤っている。
「ったく・・・綾香、綾香。しっかりしろ」
ペチペチと頬を叩く。なんという柔らかさ。
「ん、ん・・・陽・・?」
「おう、俺だぞ。痛い所とか無いか?」
俺の言葉で上半身をゆっくりと持ち上げ、腕などを動かし確かめる。
「うん、大丈夫!そういえば穴に落ちたんだっけ・・・ここ、どこ・・」
白い世界に困惑する綾香。まあ俺も最初来たとき衝撃だったからなあ。
「まさか天国!?もしかして私達死んじゃったの!?」
「落ち着け、一応そこに神様は居るが死んでいない」
「神様?」
するとさっきまで虚ろな目をしていた禿爺さんがしゃきっと立って綾香に自己紹介を始めた。
「ようこそお嬢さん、ここは神の園と呼ばれる夢と現実の狭間にある場所。是非、貴女には世界を救っていたあ!?」
俺の鋭いミドルキックが爺さんのケツにクリーンヒットする。
「俺の前で綾香を勧誘するとはいい度胸だ。救わないって言ってるだろ」
「いやいや、お前さんはそうかもしれんが、この娘さんはやってくれるかもしれんじゃないか」
「俺が行かせると思うか?」
綾香が俺達のやりとりを聞いてキョトンとしていたが、やがて気づいたように俺を揺さぶりながら聞いてくる。
「え? 何、世界を救ってくれってどういうこと? 今流行の異世界転生ってやつ?」
綾香も俺の影響でラノベとかゲームとかアニメは一通り知っている。
特に最近は異世界モノが流行っている。さらに言うとおっさんモノが多い。
「まあ、転生じゃなくて転移とかになるんじゃないかな? 世界を救ったら元の世界に戻してくれるみたいだ」
「ふうん、珍しいわね。陽ってそういうの好きそうなのにやらないの?」
「あの爺さん、お前には言わなかったけど何でも一つ願いを叶えてくれるらしい。そこだけなら面白そうだしいいと思うんだけど、やっぱ死ぬこともあるって考えるとな・・・割と重い」
「死ぬ・・それは確かにそうね・・・・」
よし、俺の悲壮な感じは伝わったらしい。これで行こうとは思わないハズっ!
するとどこからかワイワイと人が集まってくる。
「おー昨日の少年じゃないか!やっぱり行ってくれる気になった?」
俺達に最初に話しかけてきたのは昨日見た豪快な金髪のお姉さんだった。
「いやいや、それはないですって。ほら、神様早く帰してくださいよ、俺達も忙しいんですから」
「あら、もう帰っちゃうの?もう少しゆっくりして行ってよ。彼女さんもいいでしょ?」
あ、マズイ!
「か、彼女・・・!はい、もちろんです!ほら、お話だけでも聞きましょう!」
俺とカップルに見られるのが嬉しいらしく、さっきのように「彼女」扱いされると冷静な判断力を失うのだ。
そのことに気付かれる前にここを去らないと、うまく言いくるめられて転移させられる可能性が非常に高い。
早く、早く帰らねば・・!
「へー少年と幼馴染なんだ、それでこのままゴールイン?いいわねー若いモンは」
どこからか取り出した、テーブルセットに酒を取り出し、ぐびぐびと飲んでいるお姉さん。
一応、女神だろ・・いいのかそれで・・。
「もう、陽ったら学校ではいつも照れ隠しでぶっきらぼうにしてるんですよ?困りますよねー♪」
『あーワイン美味しいわねー。チーズ無い?チーズ。でも、いきなり結婚を申し込む男よりは慎重だから私的にはいいと思うわ』
赤い髪の女の子・・女神だろうか?も加わり、軽い女子会みたいになっていた。
「あ、あー、綾香。そろそろ帰らないとおばさんが心配するぞ?帰ろうぜ」
「そうね、そろそろ夕飯だし・・」
「だいーじょうぶ、だいじょうぶだって、お前らが帰る時はちゃんと連れてきたときの時間のままだから!」
もう若干ろれつが回っていない金髪のお姉さん。ちょっと早くないですかね?
『それでね、あなた達ラブラブカップルに是非お願いがあるんだけど・・』
何!?間髪入れずに本題に入るだと!こいつ、気付いている!?
「いやいや、そこの可愛い女神様?早く帰りたいんですよね、ほら綾香も早く帰りたいって・・」
しかし一足遅かった、浮かれている綾香はついに言ってはならないことを言ってしまった。
「ええ、ええ!何でも言ってください!私達にできることならやりますよ!」
『今、何でもって言ったよね?じゃあ、ちょっと世界、救ってきてくれない?』
「お安いご用ですよ!」
綾香が宣言したと同時に、どこからか機械的な声が響いてきた。
<契約を受理しました。神代 陽様と雨宮 綾香様は勇者として登録されました>
「いよっしゃあ!!勇者ゲットぉ!!」
「おお!行ってくれるか!」
『よろしく頼むわね!救ってもらう中にウチの世界もあるし、期待しているわ!』
あ、あああ・・・・!?やられた!
「き、汚いぞ!綾香をダシにするなんて・・!」
『あら、あたし達はただ楽しくおしゃべりしてただけよ?綾香ちゃんが自分から宣言したの、見てたでしょ』
うぬぬ、赤い髪の女めぇ・・・・女神どころか悪魔だ・・・。そして綾香はポンコツだ。
「ねえ、何か困ってるみたいだしいいんじゃない?危険なことはあるかもしれないけど・・守ってくれるんでしょ?(二人きり・・二人きりで異世界)」
綾香が首を傾げて聞いてくる。何か不穏な事を考えている気がする・・・。
というかさっき受理されたとか言ってたし、多分事が終わるまで帰れないだろう。仕方ないか・・・。
「はあ・・お前は俺の事になると冷静さが無くなるよな・・で、俺達はどうしたらいい?」
半ばやけくそで神様ズに尋ねる。まさかこのまま放りだすとは言うまい。
「そうじゃな、まずは引き受けてくれてありがとう。心から感謝するぞい。いやあ、実はヤツがお前さん達の地球にも侵略を始めようとしておってな、どうやって切り出そうか迷っていたところだったんじゃ」
なに?今、何と言った?
「そうそう、あたし達が地球から勇者を募っているのがバレてさ!何とか刺客を食い止めてたところだったんだよねー!」
金髪のお姉さんが恐ろしい事言う。
「全部・・・」
「ん?」
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