114 / 136
LAST FILE
110.
しおりを挟む
「……」
ガイラルは眼下に見える組織の人間の陰を見ながら顔を顰めていた。この数か月、ずっと監視されていた彼は、あまり外に出ることをしなくなった。
「ツェザールのところの人間か」
組織を辞めたガイラルは金もあるため、仕事はしなくてもなんとかなるためこうして自宅にいることができるのだ。
ガイラルが抜けて恐らく組織は大変なことになっていると思うが、人に監視をつけるあたりツェザールの陰湿さが垣間見えた。そのため慎重に住居を変えたがそれでも最低一人はこちらを見ている者が、居た。
しかし今のガイラルにとって心配なのは組織やツェザールの追撃ではなく、クレーチェとモルゲンのことであった。
クレーチェは言わずもがな、あの後は会っていないのでどうなったのかを知らない。モルゲンには出会えたが彼女の居場所は教えてくれず、冷たい対応をされるばかりだった。
「どうしてこんなことになってしまったんだろうな……」
困った顔で笑いながらガイラルはそう呟く。
昔は仲が良かった……そう思っていたのは自分だけだったのか? クレーチェと付き合わなければこんなことにはならなかったのか、と。
「それでも、彼女は僕の一番大切な人だ。どうあっても守らないと」
拒絶されるなら仕方がない。しかし、まだ彼女からそう言われたわけではないと、感傷的になった自分の頬を両手で叩き、小さく頷く。
そのままジャケットを羽織り、腰に剣を携えてからガイラルは自宅を後にする。
「何もしていなくても腹は減る、か。ミエリーナの見舞いに行ったらモルゲンには会えるかもしれない」
食料の買いだしも兼ねての外出で、ミエリーナかモルゲンに会えないか算段する。少なくともミエリーナは話を聞いてくれるはずだと思っての行動だ。
すると――
「あ! 居た!」
「え? ああ!?」
――偶然か運命か、大通りに差し掛かったところで、突然ガイラルは手を引かれて驚く。声を上げて引っ張ていたのは紛れもなくクレーチェで、ガイラルは珍しく大きな声を上げていた。
「クレーチェ!」
「ガイラル、よね?」
「そうだよ! もしかして記憶が?」
「えっと……」
声をかけてくれたということは記憶を、と、歓喜の笑みを浮かべたガイラルに対し、クレーチェは愛想笑いを浮かべて視線を逸らすと小さく首を振る。
「そうか……」
「ごめんなさい……」
「いや、いいんだ。僕が勝手に喜んでいただけだしね。でも、変わりがなさそうで安心した」
「……」
ガイラルはそう言って顔を綻ばせた。それを見てクレーチェは『この人は自分が本当に好きなんだな』と、なんとなく感じていた。
「でも、記憶が無いのにどうしてまた?」
「うん……それなんだけど――」
ガイラルとクレーチェは移動し、広場の椅子に腰かけた。そのままクレーチェはこの数か月のことを語りだす。
モルゲンとミエリーナが結婚したこと、ツェザールとの子が産まれたこと、そしてそのツェザールがまったく姿を現さないことなど。
「ツェザールが……? 記憶がないクレーチェを手に入れるために奔走するかと思ったんだけど」
「兄さんもそれを警戒していたわ。だからいつも兄さんが近くにいたしね。だけど、なんの接触も無いと首を捻っていたの」
「モルゲンは仕事に行っていないのか?」
「今はそうね。私と一緒に自宅とミエリーナの病室を行き来するだけ。もうすぐ退院なんだけど、それから復帰するとか」
「そうなのか」
組織はやめない、いや、やめることを許さないはずだとガイラルは思う。クレーチェを大事にしていることはツェザールもよく知っているため、モルゲンを敵に回すには厳しいのだと考えた。
天上に浮いているのは彼の発明のおかげなのだ、そう考えれば冷静になれる期間まで様子を見るくらいはすると。
「……子供は二人で育てるのか。モルゲン、よく決断したな……」
「そうね……あの男、ツェザールだっけ? 覚えていないけど『こいつは嫌いだ』ってなんか本能で悟ったわ。まさか妊娠させておいて捨てるなんて最悪もいいところよ」
「ふふ」
「な、なに?」
「いや、記憶がなくてもやっぱりクレーチェなんだなってね」
ガイラルが苦笑しながら言うと、クレーチェは頬を膨らませて肩を叩く。こういったやりとりも数か月ほど無かったのでガイラルは嬉しかった。
「……さて、君が無事だったのは僥倖だな」
「そういえばなんで引っ越したの? 兄さんの目を盗んで調べたところには居なかったわよね」
「ああ、どうにも監視されているらしくてね。……この現場も恐らく見られている。ツェザールの手の者だと思うけど、嫌な気配だ」
「なるほどね……今日はこっそり出て来たけど、次はいつになるかな……」
「また会ってくれるのかい?」
ガイラルがきょとんとした顔でクレーチェに尋ねた。すると彼女は同じ顔で口を開く。
「そうよ? だって私の彼氏なんでしょう?」
「でも記憶……」
「それが全てってわけでもないでしょ? 今、ちょっと話しただけで、あなたがとても優しい人だって本能でわかったしね! 多分、私の中であなたのことを覚えているのかも?」
「クレーチェ……そうだね、過去が全てじゃない。今からでも遅くはない。また、一緒に居てくれるかい?」
「もちろん! あ、あれ、なんで……?」
笑顔のまま不意に涙を流れだしたクレーチェが困惑する。ガイラルもまた、笑いながら涙を見せていた。
「これからモルゲンのところへ行こう。またクレーチェとのことを許してもらうんだ」
「大丈夫、私の言うことは聞くから!」
そんな頼もしいことを言った瞬間、複数人の男達がこちらに歩いてくるのが見えた。
「……?」
「あれは、僕を監視していた連中だ。なぜ今、ここに――」
ガイラルは眼下に見える組織の人間の陰を見ながら顔を顰めていた。この数か月、ずっと監視されていた彼は、あまり外に出ることをしなくなった。
「ツェザールのところの人間か」
組織を辞めたガイラルは金もあるため、仕事はしなくてもなんとかなるためこうして自宅にいることができるのだ。
ガイラルが抜けて恐らく組織は大変なことになっていると思うが、人に監視をつけるあたりツェザールの陰湿さが垣間見えた。そのため慎重に住居を変えたがそれでも最低一人はこちらを見ている者が、居た。
しかし今のガイラルにとって心配なのは組織やツェザールの追撃ではなく、クレーチェとモルゲンのことであった。
クレーチェは言わずもがな、あの後は会っていないのでどうなったのかを知らない。モルゲンには出会えたが彼女の居場所は教えてくれず、冷たい対応をされるばかりだった。
「どうしてこんなことになってしまったんだろうな……」
困った顔で笑いながらガイラルはそう呟く。
昔は仲が良かった……そう思っていたのは自分だけだったのか? クレーチェと付き合わなければこんなことにはならなかったのか、と。
「それでも、彼女は僕の一番大切な人だ。どうあっても守らないと」
拒絶されるなら仕方がない。しかし、まだ彼女からそう言われたわけではないと、感傷的になった自分の頬を両手で叩き、小さく頷く。
そのままジャケットを羽織り、腰に剣を携えてからガイラルは自宅を後にする。
「何もしていなくても腹は減る、か。ミエリーナの見舞いに行ったらモルゲンには会えるかもしれない」
食料の買いだしも兼ねての外出で、ミエリーナかモルゲンに会えないか算段する。少なくともミエリーナは話を聞いてくれるはずだと思っての行動だ。
すると――
「あ! 居た!」
「え? ああ!?」
――偶然か運命か、大通りに差し掛かったところで、突然ガイラルは手を引かれて驚く。声を上げて引っ張ていたのは紛れもなくクレーチェで、ガイラルは珍しく大きな声を上げていた。
「クレーチェ!」
「ガイラル、よね?」
「そうだよ! もしかして記憶が?」
「えっと……」
声をかけてくれたということは記憶を、と、歓喜の笑みを浮かべたガイラルに対し、クレーチェは愛想笑いを浮かべて視線を逸らすと小さく首を振る。
「そうか……」
「ごめんなさい……」
「いや、いいんだ。僕が勝手に喜んでいただけだしね。でも、変わりがなさそうで安心した」
「……」
ガイラルはそう言って顔を綻ばせた。それを見てクレーチェは『この人は自分が本当に好きなんだな』と、なんとなく感じていた。
「でも、記憶が無いのにどうしてまた?」
「うん……それなんだけど――」
ガイラルとクレーチェは移動し、広場の椅子に腰かけた。そのままクレーチェはこの数か月のことを語りだす。
モルゲンとミエリーナが結婚したこと、ツェザールとの子が産まれたこと、そしてそのツェザールがまったく姿を現さないことなど。
「ツェザールが……? 記憶がないクレーチェを手に入れるために奔走するかと思ったんだけど」
「兄さんもそれを警戒していたわ。だからいつも兄さんが近くにいたしね。だけど、なんの接触も無いと首を捻っていたの」
「モルゲンは仕事に行っていないのか?」
「今はそうね。私と一緒に自宅とミエリーナの病室を行き来するだけ。もうすぐ退院なんだけど、それから復帰するとか」
「そうなのか」
組織はやめない、いや、やめることを許さないはずだとガイラルは思う。クレーチェを大事にしていることはツェザールもよく知っているため、モルゲンを敵に回すには厳しいのだと考えた。
天上に浮いているのは彼の発明のおかげなのだ、そう考えれば冷静になれる期間まで様子を見るくらいはすると。
「……子供は二人で育てるのか。モルゲン、よく決断したな……」
「そうね……あの男、ツェザールだっけ? 覚えていないけど『こいつは嫌いだ』ってなんか本能で悟ったわ。まさか妊娠させておいて捨てるなんて最悪もいいところよ」
「ふふ」
「な、なに?」
「いや、記憶がなくてもやっぱりクレーチェなんだなってね」
ガイラルが苦笑しながら言うと、クレーチェは頬を膨らませて肩を叩く。こういったやりとりも数か月ほど無かったのでガイラルは嬉しかった。
「……さて、君が無事だったのは僥倖だな」
「そういえばなんで引っ越したの? 兄さんの目を盗んで調べたところには居なかったわよね」
「ああ、どうにも監視されているらしくてね。……この現場も恐らく見られている。ツェザールの手の者だと思うけど、嫌な気配だ」
「なるほどね……今日はこっそり出て来たけど、次はいつになるかな……」
「また会ってくれるのかい?」
ガイラルがきょとんとした顔でクレーチェに尋ねた。すると彼女は同じ顔で口を開く。
「そうよ? だって私の彼氏なんでしょう?」
「でも記憶……」
「それが全てってわけでもないでしょ? 今、ちょっと話しただけで、あなたがとても優しい人だって本能でわかったしね! 多分、私の中であなたのことを覚えているのかも?」
「クレーチェ……そうだね、過去が全てじゃない。今からでも遅くはない。また、一緒に居てくれるかい?」
「もちろん! あ、あれ、なんで……?」
笑顔のまま不意に涙を流れだしたクレーチェが困惑する。ガイラルもまた、笑いながら涙を見せていた。
「これからモルゲンのところへ行こう。またクレーチェとのことを許してもらうんだ」
「大丈夫、私の言うことは聞くから!」
そんな頼もしいことを言った瞬間、複数人の男達がこちらに歩いてくるのが見えた。
「……?」
「あれは、僕を監視していた連中だ。なぜ今、ここに――」
20
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる