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その63 一日だけ
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「ハッ!」
「セリカの腕力だとドラゴンの鱗を叩き斬るのは難しい。相応の技が必要だ。かといって今の技術を捨てるのは勿体ない。武器ができるまで基礎訓練だけでいい」
「うん……!」
「ぴゅい!」
というわけで翌日からアイラの武具制作を待ちながら訓練に励むことにした。
基礎訓練は主に筋トレや模擬戦、魔物相手の実戦などだ。
対人は考えないため、俺との模擬戦は省いている。ドラゴンは常識が違うからな。ブレイドタイガーほどの素早さはないが、とにかく硬い。
なので筋トレと柔軟性の訓練が重要なのだ。
セリカと俺が腕立て伏せをやっている横でフォルスも真似をしている。
「ぴゅふゅあー……」
もちろん赤ちゃんのフォルスには難しいので一回やるごとにころんと転がっては目をぱちくりさせていた。
「あはは、可愛い~」
「ぴゅー!」
セリカが顔を綻ばせて笑うが、当のフォルスは納得いっていないのか、今度はセリカの横で腕立てを始めた。
「フォルスの手足じゃまだ無理だぞ」
「ぴゅーい! ……ぴゅ!?」
抗議の声を上げた瞬間、またころんと転がった。するとそこでジョーがフォルスに近づいてひょいと口に咥える。
「ぴゅー?」
「ぶるる」
「お?」
するとジョーはそのまま腕立てしている俺の背中にフォルスを置いた。
「ぴゅい♪」
「あ、いいなあ」
上下する動きが楽しいのか、フォルスの機嫌はなおったようだ。やるな、ジョー。
しばらく腕立てをした後、少し休憩を挟む。頭に移動したフォルスを抱っこして地面に下ろすとセリカの方へと駆けて行った。
「はいはい、お水ね」
「ぴゅ!」
指先から水の魔法を出してフォルスに飲ませるセリカ。その間に彼女用の水をコップに移す。
「ほら」
「ありがとう! なんか元気よねフォルス。いつもなら二度寝するのに」
「環境が違って興奮しているんだろうな。俺達も訓練しているしいつもと違う気配を感じているのかも」
「そうかもね。フォルスもいつか強くなるのよ!」
「ぴゅい!」
高い高いをしながらセリカがフォルスにそういうと、手足をバタバタさせながら元気よく返事をした。
「それじゃ次はこいつかな」
「おや、薪割りですか」
休憩を終えた俺が丸太前に立ったその時、バーバリアンを散歩に連れて行っていたレスバが戻って来た。
「ああ。腕力を鍛えるなら実用性もあるこいつが一番いい」
「確かにそうですね。そしてセリカさんの腕はゴリラみたいになるんですね、ケケケケ!」
「別にいいけど? 死ぬよりマシじゃない?」
「だよな。セリカの腕が太くなっても別に嫌ったりしないし。あとその笑い方は邪悪すぎるぞ」
「ぐは……!?」
相変わらず性格の悪いレスバは放っておくとして、薪割りをしよう。
手斧を振り下ろすだけ、という簡単なものではなくしっかりと芯を捉えるのだ。
「薪割りは初めてだわ」
「斧は俺のだからちょっと重いな。今度セリカに合うものを買おう。で、振り下ろすのに重要なのは、目標地点だ」
「目標地点?」
「ぴゅい?」
「ああ。薪に到達したら終わりという訳じゃなく振り抜く必要がある。だから下にある原木を割る勢いで振り下ろすんだ」
「ああ、そういうことか!」
「ぴゅい?」
理解するセリカ。
しかしポケットに入っているフォルスは首を傾げてぴゅいぴゅいするばかりであった。可愛いのでよし。
「わたしは速さを活かした戦法なので筋力はほどほどでいいんですよねえ」
「やあ!」
「まあ、ドラゴンと戦うなら必要でしょうが。くく……筋肉美少女になるがいいですよ」
「おい、レスバ」
「なんですか! 気が変わりましたか!?」
「そこは多分危ないぞ」
「ふぐあ!?」
「あ、ごめん」
ふふんと鼻をならしながら得意気に嫌味か褒めているのかわからないことを口にしていたレスバに、割れた薪がはじけて脛にあたっていた。
薪が変にはじけてしまうことは数多いので、後ろにいるか距離を取るのが普通である。
ペラペラと喋りながら近づいたもんだから直撃してしまったのだ。
「うぐううう……!?」
「ぴゅーい……」
「おお……おチビちゃん、心配してくれるんですか……」
「あんたの顔が怖いからドン引きしているだけよ」
「どうして……」
「とりあえず魔法冷蔵庫から氷をもってきてやるから冷やしておけ」
「も、申し訳ございません……」
バーバリアンを背にして座るレスバに氷とタオルを持ってきて貸してやる。
お礼は言えるのに、なんで普段はああいう言葉しかでないのだろうな。
そんな調子で早朝訓練をしていると、工房からアイラが出てきた。
炉に火を入れるからと俺達より早く起きている。
「とりあえず直近の依頼品の鍋やフライパンはできたよ。朝食を摂ったら、ドラゴン素材の加工に入るわね」
「助かる。ドラゴンのが目撃されたということは被害も出ているはずだ。できるだけ急いで欲しい」
「わかったわ」
場所はこの山から北西に七日ほどかかるとレスバは言っていた。
すぐに出発すべきだが、せめてセリカの鎧だけでもとアイラが言い、一日だけ滞在したのだ。
ヘルムも欲しいがセリカの持っているものでも強度はある。ひとまずドラゴンのところまで行って、残りは戻って来てから受領するとしよう。
とりあえず焦る気を抑えて、一日を過ごすことにした――
「セリカの腕力だとドラゴンの鱗を叩き斬るのは難しい。相応の技が必要だ。かといって今の技術を捨てるのは勿体ない。武器ができるまで基礎訓練だけでいい」
「うん……!」
「ぴゅい!」
というわけで翌日からアイラの武具制作を待ちながら訓練に励むことにした。
基礎訓練は主に筋トレや模擬戦、魔物相手の実戦などだ。
対人は考えないため、俺との模擬戦は省いている。ドラゴンは常識が違うからな。ブレイドタイガーほどの素早さはないが、とにかく硬い。
なので筋トレと柔軟性の訓練が重要なのだ。
セリカと俺が腕立て伏せをやっている横でフォルスも真似をしている。
「ぴゅふゅあー……」
もちろん赤ちゃんのフォルスには難しいので一回やるごとにころんと転がっては目をぱちくりさせていた。
「あはは、可愛い~」
「ぴゅー!」
セリカが顔を綻ばせて笑うが、当のフォルスは納得いっていないのか、今度はセリカの横で腕立てを始めた。
「フォルスの手足じゃまだ無理だぞ」
「ぴゅーい! ……ぴゅ!?」
抗議の声を上げた瞬間、またころんと転がった。するとそこでジョーがフォルスに近づいてひょいと口に咥える。
「ぴゅー?」
「ぶるる」
「お?」
するとジョーはそのまま腕立てしている俺の背中にフォルスを置いた。
「ぴゅい♪」
「あ、いいなあ」
上下する動きが楽しいのか、フォルスの機嫌はなおったようだ。やるな、ジョー。
しばらく腕立てをした後、少し休憩を挟む。頭に移動したフォルスを抱っこして地面に下ろすとセリカの方へと駆けて行った。
「はいはい、お水ね」
「ぴゅ!」
指先から水の魔法を出してフォルスに飲ませるセリカ。その間に彼女用の水をコップに移す。
「ほら」
「ありがとう! なんか元気よねフォルス。いつもなら二度寝するのに」
「環境が違って興奮しているんだろうな。俺達も訓練しているしいつもと違う気配を感じているのかも」
「そうかもね。フォルスもいつか強くなるのよ!」
「ぴゅい!」
高い高いをしながらセリカがフォルスにそういうと、手足をバタバタさせながら元気よく返事をした。
「それじゃ次はこいつかな」
「おや、薪割りですか」
休憩を終えた俺が丸太前に立ったその時、バーバリアンを散歩に連れて行っていたレスバが戻って来た。
「ああ。腕力を鍛えるなら実用性もあるこいつが一番いい」
「確かにそうですね。そしてセリカさんの腕はゴリラみたいになるんですね、ケケケケ!」
「別にいいけど? 死ぬよりマシじゃない?」
「だよな。セリカの腕が太くなっても別に嫌ったりしないし。あとその笑い方は邪悪すぎるぞ」
「ぐは……!?」
相変わらず性格の悪いレスバは放っておくとして、薪割りをしよう。
手斧を振り下ろすだけ、という簡単なものではなくしっかりと芯を捉えるのだ。
「薪割りは初めてだわ」
「斧は俺のだからちょっと重いな。今度セリカに合うものを買おう。で、振り下ろすのに重要なのは、目標地点だ」
「目標地点?」
「ぴゅい?」
「ああ。薪に到達したら終わりという訳じゃなく振り抜く必要がある。だから下にある原木を割る勢いで振り下ろすんだ」
「ああ、そういうことか!」
「ぴゅい?」
理解するセリカ。
しかしポケットに入っているフォルスは首を傾げてぴゅいぴゅいするばかりであった。可愛いのでよし。
「わたしは速さを活かした戦法なので筋力はほどほどでいいんですよねえ」
「やあ!」
「まあ、ドラゴンと戦うなら必要でしょうが。くく……筋肉美少女になるがいいですよ」
「おい、レスバ」
「なんですか! 気が変わりましたか!?」
「そこは多分危ないぞ」
「ふぐあ!?」
「あ、ごめん」
ふふんと鼻をならしながら得意気に嫌味か褒めているのかわからないことを口にしていたレスバに、割れた薪がはじけて脛にあたっていた。
薪が変にはじけてしまうことは数多いので、後ろにいるか距離を取るのが普通である。
ペラペラと喋りながら近づいたもんだから直撃してしまったのだ。
「うぐううう……!?」
「ぴゅーい……」
「おお……おチビちゃん、心配してくれるんですか……」
「あんたの顔が怖いからドン引きしているだけよ」
「どうして……」
「とりあえず魔法冷蔵庫から氷をもってきてやるから冷やしておけ」
「も、申し訳ございません……」
バーバリアンを背にして座るレスバに氷とタオルを持ってきて貸してやる。
お礼は言えるのに、なんで普段はああいう言葉しかでないのだろうな。
そんな調子で早朝訓練をしていると、工房からアイラが出てきた。
炉に火を入れるからと俺達より早く起きている。
「とりあえず直近の依頼品の鍋やフライパンはできたよ。朝食を摂ったら、ドラゴン素材の加工に入るわね」
「助かる。ドラゴンのが目撃されたということは被害も出ているはずだ。できるだけ急いで欲しい」
「わかったわ」
場所はこの山から北西に七日ほどかかるとレスバは言っていた。
すぐに出発すべきだが、せめてセリカの鎧だけでもとアイラが言い、一日だけ滞在したのだ。
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