27 / 57
第二十七話
しおりを挟む
――馬車に揺られること三十分。イフリーの予測した時間であたし達は森の入口に到着した。
広い森で、馬車も通れそうな場所だ。速度を落としてハリヤーをゆっくり進ませる。
「さって、ここでわたしの出番だねー」
「ん? どういうこと?」
シルファーがポニテにしているリボンを外してストレートになる。これも似合うなと思っていると、彼女から魔力の高まりを感じた。
これも訓練の成果だろう。以前は魔法を使った人にこういう感覚を得ることは無かったもんなあ。
「わたしは風の精霊だからねー。風や木々、草花の声を聞くことができるんだよー」
「へえ、便利だな! ということはそれでゴブリンの位置を特定するのね」
「正解―! さて、わたしの声を聞いて――」
シルファーが目を瞑って呟くと、髪の毛がふわりと浮かび周囲に魔力が飛ばされたのが分かった。
そこで御者台からイフリーが声をかけてきた。
「シルファーの能力は冒険者だったらかなり欲しい能力なんだよな。何度か連れていきたいって思ってたぜ」
「あー、わかる」
「ほう、そうなんじゃな」
ノルム爺さんが顎髭を撫でながらピンと来ていない様子だった。なので魔物をピンポイントで見つけられるメリットを話す。
「わ、わかったわい! そんなに詰め寄らんでも聞こえておるよ」
「シッ、反応があったよ! ……イフリー、南東に馬車を向けて」
「……オッケーだ!」
シルファーが告げると、馬車は方向を変えた。その後も何度か方向を変えて森の奥へと進んでいく。
そしてさらに二十分ほど経った頃――
「止まれ、ハリヤー。……見つけたぜ」
「っと、相変わらず醜悪な連中だな」
イフリーが声を潜めて馬車を止めてあたし達へそう告げた。馬車の窓から覗くと数匹のゴブリンがウロウロしていた。
「獲物を探しているって感じでしょうか?」
「だな。両方とも近接武器か、魔法なら楽勝だな」
「そうなんだー?」
「ああ。弓を使う個体が居ると、こっちが近接しか出来ない場合は木の上とかから一方的に撃ってくるんだ。数だけは多いゴブリンならではって感じで面倒くさいんだよ」
「はー、詳しいのう」
「そりゃ冒険者だからな!」
「なんだかいつもより元気ですね」
ディーネが呆れた声であたしに言う。ま、久しぶりなんで許して欲しい。とりあえず馬車から降りて様子を見る。
「どうする?」
「リアはいつもどうしている?」
あたしが尋ねるとイフリーが逆に質問して来た。冒険者としての質はあたしの方が上だと思ってくれているのかもしれない。
それならといつもの考えを述べることにした。
「あたしはまず一体を倒してから残った奴が逃げたらこっそり追って、巣があればそこを叩く。一人なら見つけた後に戻って報告するけど、このメンバーなら潰した方が早いかも」
「流石だな。同じ意見だ。万が一、見失ってもシルファーが居るから巣ごと叩くか」
「いいよー」
シルファーが指で丸を作りながら微笑んでいた。ひとまずイフリーが斬りこみ、ディーネとノルム爺さんが援護という形になった。
あたしは服も動きにくいし、魔法で牽制が良さそうだと言われたので従うことにした。ハリヤーはシルファーが守る。
「行くぜ……!」
剣を抜いたイフリーが駆け出していった。そこでどこから出したのか援護の二人はいつの間にか杖を手にしている。
「……! グオォウウ!」
イフリーに気づいたゴブリンが雄たけびを上げた。だが、その程度でイフリーが怯むはずもなく走りながら剣を構えた。
「グギャォウ!」
「大丈夫だ、手を出さなくていい」
二匹のゴブリンが同時に動き、手にした斧と長剣を振り回してイフリーに迫る。
「ふん!」
振り回される凶器をものともせず、彼はゴブリンの武器を薙ぎ払う。
二匹同時の攻撃を力で負けるとは思っていなかったようで、ゴブリンの顔が驚愕に染まる。
だが、態勢を立て直すことなく、一体のゴブリンは上半身が斬り裂かれた。
「グギャ!?」
「さて、相棒は死んだぜ? ……む」
「大丈夫じゃ! 〈ストーンスピア〉」
「おお!」
ノルム爺さんが杖を掲げて魔法を使うと、ぽわっと杖の先が光りそこから尖った石の槍が複数出てきた。
その攻撃は隠れていた弓ゴブリンに突き刺さり絶命させた。
「ヒャァァァ!?」
「おっと、逃げるか」
「ま、そうなるよな。さて、本当ならここでシーフのあたしが斥候をするんだけど……この服じゃなあ」
「あはは、流石にフレアスカートで木登りは無理だよねー。大丈夫、わたしが見つけられるからね!」
「行きましょう、久しぶりに見ましたがあの醜悪な魔物は放置できませんね。人間に害があるなら猶のことです」
「やっぱりディーネは嫌いだと思ったよ」
見たまんま不潔だしな。いつもきれいにしていて花を育てている彼女が顔を顰めるのは当然だと思う。
「えっと、あっちみたい。足が速いねー。ちょっと距離があるかな?」
「よし、馬車で行くぞ」
すぐに行動をし、馬車を走らせた。段々と木々が増えてきたので荷台を置いた方がいいかもしれない。
そう考えていたところで目を瞑っていたシルファーが目を開いた。
「止めて! 近いよ」
「ああ、そうみたいだな。へへ、こりゃ楽しくなりそうだ」
「うわ」
「こりゃ凄いのう」
のぞき窓から確認すると、開けた場所が目に入った。そこにはさっき逃げたゴブリンが焦りながら仲間になにかを話している。
さらに近くには洞穴が見える。今までの経験からするとあれが巣で間違いない。
「さて、どうする? 見えているだけで二十体はいるし」
「そうだな……」
この場合、リーダーはイフリーだ。作戦をオーダーしてもらう必要がある。
「リア、ちょっと魔法を使ってみてくれねえか?」
「え、あたしか?」
そこで意外な提案が出て来てドキッとした。意図を尋ねると、イフリーは口元に笑みを浮かべて言う。
「リアの魔力が凄いことはこの前判明しただろ? なら魔法で一掃できるんじゃねえかなって。で、フォローはノルム、頼むぜ」
「ふむ、ワシは問題ないがリアにはなんの魔法を使わせるんじゃ?」
「そこは俺の属性でってところか? リア、ちょっと」
「ん?」
イフリーがあたしを呼ぶ。近くに行くと、あたしに使って欲しい魔法を即興で伝えて来た。
広い森で、馬車も通れそうな場所だ。速度を落としてハリヤーをゆっくり進ませる。
「さって、ここでわたしの出番だねー」
「ん? どういうこと?」
シルファーがポニテにしているリボンを外してストレートになる。これも似合うなと思っていると、彼女から魔力の高まりを感じた。
これも訓練の成果だろう。以前は魔法を使った人にこういう感覚を得ることは無かったもんなあ。
「わたしは風の精霊だからねー。風や木々、草花の声を聞くことができるんだよー」
「へえ、便利だな! ということはそれでゴブリンの位置を特定するのね」
「正解―! さて、わたしの声を聞いて――」
シルファーが目を瞑って呟くと、髪の毛がふわりと浮かび周囲に魔力が飛ばされたのが分かった。
そこで御者台からイフリーが声をかけてきた。
「シルファーの能力は冒険者だったらかなり欲しい能力なんだよな。何度か連れていきたいって思ってたぜ」
「あー、わかる」
「ほう、そうなんじゃな」
ノルム爺さんが顎髭を撫でながらピンと来ていない様子だった。なので魔物をピンポイントで見つけられるメリットを話す。
「わ、わかったわい! そんなに詰め寄らんでも聞こえておるよ」
「シッ、反応があったよ! ……イフリー、南東に馬車を向けて」
「……オッケーだ!」
シルファーが告げると、馬車は方向を変えた。その後も何度か方向を変えて森の奥へと進んでいく。
そしてさらに二十分ほど経った頃――
「止まれ、ハリヤー。……見つけたぜ」
「っと、相変わらず醜悪な連中だな」
イフリーが声を潜めて馬車を止めてあたし達へそう告げた。馬車の窓から覗くと数匹のゴブリンがウロウロしていた。
「獲物を探しているって感じでしょうか?」
「だな。両方とも近接武器か、魔法なら楽勝だな」
「そうなんだー?」
「ああ。弓を使う個体が居ると、こっちが近接しか出来ない場合は木の上とかから一方的に撃ってくるんだ。数だけは多いゴブリンならではって感じで面倒くさいんだよ」
「はー、詳しいのう」
「そりゃ冒険者だからな!」
「なんだかいつもより元気ですね」
ディーネが呆れた声であたしに言う。ま、久しぶりなんで許して欲しい。とりあえず馬車から降りて様子を見る。
「どうする?」
「リアはいつもどうしている?」
あたしが尋ねるとイフリーが逆に質問して来た。冒険者としての質はあたしの方が上だと思ってくれているのかもしれない。
それならといつもの考えを述べることにした。
「あたしはまず一体を倒してから残った奴が逃げたらこっそり追って、巣があればそこを叩く。一人なら見つけた後に戻って報告するけど、このメンバーなら潰した方が早いかも」
「流石だな。同じ意見だ。万が一、見失ってもシルファーが居るから巣ごと叩くか」
「いいよー」
シルファーが指で丸を作りながら微笑んでいた。ひとまずイフリーが斬りこみ、ディーネとノルム爺さんが援護という形になった。
あたしは服も動きにくいし、魔法で牽制が良さそうだと言われたので従うことにした。ハリヤーはシルファーが守る。
「行くぜ……!」
剣を抜いたイフリーが駆け出していった。そこでどこから出したのか援護の二人はいつの間にか杖を手にしている。
「……! グオォウウ!」
イフリーに気づいたゴブリンが雄たけびを上げた。だが、その程度でイフリーが怯むはずもなく走りながら剣を構えた。
「グギャォウ!」
「大丈夫だ、手を出さなくていい」
二匹のゴブリンが同時に動き、手にした斧と長剣を振り回してイフリーに迫る。
「ふん!」
振り回される凶器をものともせず、彼はゴブリンの武器を薙ぎ払う。
二匹同時の攻撃を力で負けるとは思っていなかったようで、ゴブリンの顔が驚愕に染まる。
だが、態勢を立て直すことなく、一体のゴブリンは上半身が斬り裂かれた。
「グギャ!?」
「さて、相棒は死んだぜ? ……む」
「大丈夫じゃ! 〈ストーンスピア〉」
「おお!」
ノルム爺さんが杖を掲げて魔法を使うと、ぽわっと杖の先が光りそこから尖った石の槍が複数出てきた。
その攻撃は隠れていた弓ゴブリンに突き刺さり絶命させた。
「ヒャァァァ!?」
「おっと、逃げるか」
「ま、そうなるよな。さて、本当ならここでシーフのあたしが斥候をするんだけど……この服じゃなあ」
「あはは、流石にフレアスカートで木登りは無理だよねー。大丈夫、わたしが見つけられるからね!」
「行きましょう、久しぶりに見ましたがあの醜悪な魔物は放置できませんね。人間に害があるなら猶のことです」
「やっぱりディーネは嫌いだと思ったよ」
見たまんま不潔だしな。いつもきれいにしていて花を育てている彼女が顔を顰めるのは当然だと思う。
「えっと、あっちみたい。足が速いねー。ちょっと距離があるかな?」
「よし、馬車で行くぞ」
すぐに行動をし、馬車を走らせた。段々と木々が増えてきたので荷台を置いた方がいいかもしれない。
そう考えていたところで目を瞑っていたシルファーが目を開いた。
「止めて! 近いよ」
「ああ、そうみたいだな。へへ、こりゃ楽しくなりそうだ」
「うわ」
「こりゃ凄いのう」
のぞき窓から確認すると、開けた場所が目に入った。そこにはさっき逃げたゴブリンが焦りながら仲間になにかを話している。
さらに近くには洞穴が見える。今までの経験からするとあれが巣で間違いない。
「さて、どうする? 見えているだけで二十体はいるし」
「そうだな……」
この場合、リーダーはイフリーだ。作戦をオーダーしてもらう必要がある。
「リア、ちょっと魔法を使ってみてくれねえか?」
「え、あたしか?」
そこで意外な提案が出て来てドキッとした。意図を尋ねると、イフリーは口元に笑みを浮かべて言う。
「リアの魔力が凄いことはこの前判明しただろ? なら魔法で一掃できるんじゃねえかなって。で、フォローはノルム、頼むぜ」
「ふむ、ワシは問題ないがリアにはなんの魔法を使わせるんじゃ?」
「そこは俺の属性でってところか? リア、ちょっと」
「ん?」
イフリーがあたしを呼ぶ。近くに行くと、あたしに使って欲しい魔法を即興で伝えて来た。
10
あなたにおすすめの小説
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
老竜は死なず、ただ去る……こともなく人間の子を育てる
八神 凪
ファンタジー
世界には多種多様な種族が存在する。
人間、獣人、エルフにドワーフなどだ。
その中でも最強とされるドラゴンも輪の中に居る。
最強でも最弱でも、共通して言えることは歳を取れば老いるという点である。
この物語は老いたドラゴンが集落から追い出されるところから始まる。
そして辿り着いた先で、爺さんドラゴンは人間の赤子を拾うのだった。
それはとんでもないことの幕開けでも、あった――
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ウルティメイド〜クビになった『元』究極メイドは、素材があれば何でも作れるクラフト系スキルで魔物の大陸を生き抜いていく〜
西館亮太
ファンタジー
「お前は今日でクビだ。」
主に突然そう宣告された究極と称されるメイドの『アミナ』。
生まれてこの方、主人の世話しかした事の無かった彼女はクビを言い渡された後、自分を陥れたメイドに魔物の巣食う島に転送されてしまう。
その大陸は、街の外に出れば魔物に襲われる危険性を伴う非常に危険な土地だった。
だがそのまま死ぬ訳にもいかず、彼女は己の必要のないスキルだと思い込んでいた、素材と知識とイメージがあればどんな物でも作れる『究極創造』を使い、『物作り屋』として冒険者や街の住人相手に商売することにした。
しかし街に到着するなり、外の世界を知らない彼女のコミュ障が露呈したり、意外と知らない事もあったりと、悩みながら自身は究極なんかでは無かったと自覚する。
そこから始まる、依頼者達とのいざこざや、素材収集の中で起こる騒動に彼女は次々と巻き込まれていく事になる。
これは、彼女が本当の究極になるまでのお話である。
※かなり冗長です。
説明口調も多いのでそれを加味した上でお楽しみ頂けたら幸いです
ひめさまはおうちにかえりたい
あかね
ファンタジー
政略結婚と言えど、これはない。帰ろう。とヴァージニアは決めた。故郷の兄に気に入らなかったら潰して帰ってこいと言われ嫁いだお姫様が、王冠を手にするまでのお話。(おうちにかえりたい編)
王冠を手に入れたあとは、魔王退治!? 因縁の女神を殴るための策とは。(聖女と魔王と魔女編)
平和な女王様生活にやってきた手紙。いまさら、迎えに来たといわれても……。お帰りはあちらです、では済まないので撃退します(幼馴染襲来編)
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる