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18話 満を持して
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今日は12月24日。言わずと知れたクリスマスイブだ。
飲食店が特別なメニューを作り、コンビニやデパートに期間限定の商品が並ぶ。
私たちが通う私立星花女子学園ではイベントが催され、大盛況のうちに幕を閉じた。
わたしとつぐみさんも例に漏れずイベントを楽しんだものの、正直な話、他のことが頭の大部分を占領していた。
それもそのはず。今日のために、つぐみさんが外泊届を提出したのだから。泊まる場所はもちろん、わたしの家。
キスより先の行為について話したのも記憶に新しく、尋常じゃないほどに意識してしまう。
さらに言えば、わたしたちはいま、向かい合って一緒に入浴している。
エッチなことで頭がいっぱいになっている状態で、目の前には裸のつぐみさん。
わたしの興奮状態は、過去最高と言っても過言ではない。
「美夢ちゃん、顔真っ赤だよ。そろそろ上がる?」
「あっ、いえ、これはその……」
顔色の変化に気付いて心配してくれる優しさに感動しつつ、そこはかとない罪悪感を覚える。
お湯の熱さとはまったく無関係であることと、わたしの顔が真っ赤になった理由を正直に伝える。
わたしの説明を聞き終えたつぐみさんは、見る見るうちに頬が紅潮していった。
「答えづらいと思うんですけど、つぐみさんはわたしの体を見てエッチな気分になりますか?」
なんて質問をぶつけてるんだと、我ながら呆れる。
でも、好奇心には勝てなかった。
まったく興奮しないって言われたらショックだけど、それはそれで早めに知っておいて損はない。
「……うん、なるよ。美夢ちゃんの体ってすごくきれいで……気を抜くと、思わず見惚れそうになっちゃう。こんな気持ち初めてだから、いままではよく分からなかったけど……多分、エッチな気分になってるんだと思う」
つぐみさんは恥ずかしそうに視線を伏せつつも時折こちらに視線を向け、答えを探し出すように言葉を紡ぐ。
「つぐみさん……嬉しいですっ」
「えっ?」
わたしはつぐみさんの背中に手を回し、ギュッと抱き寄せる。
そのままゆっくりと顔を近付け、つぐみさんの方からも抱きしめてくれたのを合図に、唇を重ねた。
二人とも声を抑えているけど、唇から漏れた小さな水音が浴室に響く。
「ちゅっ、んっ、あむっ」
舌を唇の間に割り込ませ、口腔へと侵入する。
つぐみさんが少し驚いた様子を見せるも、抵抗の意思は感じない。
唇をそっと押し付けながらさらに舌を伸ばすと、それに応えるようにつぐみさんが舌を絡めてくれた。
艶めかしい吐息が漏れ、口の端からこぼれた唾液が水滴となって湯船に落ちる。
この先に待つ行為に向けた前哨戦ではなく、一つの本番として、いつになく濃厚なキスを堪能した。
***
心も体もすっかり温まったわたしたちは、ひとまずリビングに顔を出す。
騒がないように気を付けるけど話し声が漏れるかもしれないということを両親に告げてから、わたしの部屋に移動する。
「電気は消した方がいいですか?」
「ううん、点けたままで大丈夫」
一見すると何気ないやり取りに思えるけど、二人とも声や仕草に緊張が滲み出ている。
いよいよ、この時がやって来た。
並々ならぬ期待を胸に、わたしたちはベッドに腰を下ろす。
心の準備は、万全だ。
飲食店が特別なメニューを作り、コンビニやデパートに期間限定の商品が並ぶ。
私たちが通う私立星花女子学園ではイベントが催され、大盛況のうちに幕を閉じた。
わたしとつぐみさんも例に漏れずイベントを楽しんだものの、正直な話、他のことが頭の大部分を占領していた。
それもそのはず。今日のために、つぐみさんが外泊届を提出したのだから。泊まる場所はもちろん、わたしの家。
キスより先の行為について話したのも記憶に新しく、尋常じゃないほどに意識してしまう。
さらに言えば、わたしたちはいま、向かい合って一緒に入浴している。
エッチなことで頭がいっぱいになっている状態で、目の前には裸のつぐみさん。
わたしの興奮状態は、過去最高と言っても過言ではない。
「美夢ちゃん、顔真っ赤だよ。そろそろ上がる?」
「あっ、いえ、これはその……」
顔色の変化に気付いて心配してくれる優しさに感動しつつ、そこはかとない罪悪感を覚える。
お湯の熱さとはまったく無関係であることと、わたしの顔が真っ赤になった理由を正直に伝える。
わたしの説明を聞き終えたつぐみさんは、見る見るうちに頬が紅潮していった。
「答えづらいと思うんですけど、つぐみさんはわたしの体を見てエッチな気分になりますか?」
なんて質問をぶつけてるんだと、我ながら呆れる。
でも、好奇心には勝てなかった。
まったく興奮しないって言われたらショックだけど、それはそれで早めに知っておいて損はない。
「……うん、なるよ。美夢ちゃんの体ってすごくきれいで……気を抜くと、思わず見惚れそうになっちゃう。こんな気持ち初めてだから、いままではよく分からなかったけど……多分、エッチな気分になってるんだと思う」
つぐみさんは恥ずかしそうに視線を伏せつつも時折こちらに視線を向け、答えを探し出すように言葉を紡ぐ。
「つぐみさん……嬉しいですっ」
「えっ?」
わたしはつぐみさんの背中に手を回し、ギュッと抱き寄せる。
そのままゆっくりと顔を近付け、つぐみさんの方からも抱きしめてくれたのを合図に、唇を重ねた。
二人とも声を抑えているけど、唇から漏れた小さな水音が浴室に響く。
「ちゅっ、んっ、あむっ」
舌を唇の間に割り込ませ、口腔へと侵入する。
つぐみさんが少し驚いた様子を見せるも、抵抗の意思は感じない。
唇をそっと押し付けながらさらに舌を伸ばすと、それに応えるようにつぐみさんが舌を絡めてくれた。
艶めかしい吐息が漏れ、口の端からこぼれた唾液が水滴となって湯船に落ちる。
この先に待つ行為に向けた前哨戦ではなく、一つの本番として、いつになく濃厚なキスを堪能した。
***
心も体もすっかり温まったわたしたちは、ひとまずリビングに顔を出す。
騒がないように気を付けるけど話し声が漏れるかもしれないということを両親に告げてから、わたしの部屋に移動する。
「電気は消した方がいいですか?」
「ううん、点けたままで大丈夫」
一見すると何気ないやり取りに思えるけど、二人とも声や仕草に緊張が滲み出ている。
いよいよ、この時がやって来た。
並々ならぬ期待を胸に、わたしたちはベッドに腰を下ろす。
心の準備は、万全だ。
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