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授与式【4】
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授与式(受勲も含め)のダークの神加減と言ったらもう、皆様あの人が私の最愛の主人ですのよおほほほほほと高笑いしたくなるほどであった。
鼻血を撒き散らすのを回避できただけでも奇跡である。
ダークグレーの艶やかな少し長めの髪、前世の美的感覚から見ても整いすぎと言っても過言ではない顔立ち、長いまつ毛にライトブラウンの魅惑的な瞳に鍛え上げた筋肉に覆われても損なわれない美しい体のライン。そしてそれを白い礼服が最大限に高めている。
宝●のように背中からわさわさと広げた白い羽が見えないのが不思議に思えるほど美麗である。
神様、仕事のしすぎでは?と思うほど美の完成度が半端ない私の旦那様は、この世界ではぶっちぎりの不細工であるというのが私にはどうにも納得がいかないのだが、そんなダークは心も澄みきった海のように美しい。
人からの侮蔑や不本意な扱いに心が折れることもなく、性格が歪みもせずコツコツと己の技術を磨き続ける努力の人である。
いつもいつも私のようながさつな腐女子には勿体ないと思ってしまうのだが、世の中の大部分の女性には彼の魅力が理解できないようなので、遠慮なく独り占めさせて頂いている。もう誰にもあげるつもりはない。
国王から書状を受け取って下がり、振り返って他の招待客も溢れる中から私を見つけてくれた上に、目が合った時の僅かな笑みといったら五体投地しそうなほどの神々しさで、毎度毎度心臓にダイレクトに来る眩しさである。
私が早死にしたら絶対にダークの神々しさのせいだと思う。
他の人たちの授与も終え、一休みしてパーティー会場に案内された辺りでダークが私のところへやって来た。
「リーシャ、人が多くて疲れただろう?顔色が悪いぞ。何か飲み物を持ってこようか?」
「申し訳ないけど、アイスティーをお願い出来る?」
「分かった。ここに座ってろ。すぐ戻るからな」
ここ二年間で会う可能性を楽々超えそうな人の群れに少々酔ってしまった私は、壁に並べられた椅子へ遠慮なく腰を下ろした。
ただでさえヒッキーなのに、めったに社交に出ないせいかジロジロと見られる事も多くて、何だか精神的にも疲れてしまうのだ。
しかし、ビュッフェ形式になっているこの大広間では、食事もだがスイーツの美味しそうな匂いが漂っており、食欲がそそられる。
テーブルに乗っている小さな噴水を模したオブジェからチョコレートが絶え間なく湧き出て、円形の枠へ川のように流れており、一口大の果物やスポンジケーキなどが周りに配置されているのが見えて、目を見開く。
(贅沢なチョコフォンデュだわ………あれは絶対行かなくては!あ、隣はプチタルト群がっ!………向こうのテーブルにはローストビーフに白身魚のバターソテーかしら。
さすが王宮主催ね、魅力満載の太りそうな食べ物がこれでもかと私を攻撃してくるわ。………ダメよリーシャ、ブレナンを生んで太ったお肉をようやく減らしたばかりじゃないの。でも滅多にない機会だし………少しだけなら大丈夫よね?いえここで負けるとまたお腹に)
心で葛藤を繰り返していると、
「リーシャ嬢!」
と言う声と共に庭園で会ったあの美少年、ジークライン・フェルーシーが笑顔でやって来た。
「あら、フェルーシー様もいらしたのですね」
「ジークラインと呼んで下さい。ところで今日はどなたかご家族が授与式にでも?」
「ええ。それと私は嬢ではありませんのよ、夫も子供もおりますので」
「けっ、結婚されてるのですか?!」
「はい。もう三年ほどになります。………あらダークありがとう。紹介しますわ、夫ですの」
飲み物を持ったダークが早足でやって来た。
「ジークライン王子、妻をご存知でございましたか?」
………王子とか聞こえたけど、あれ、もしかして今訪問中とかいう隣国の?
道理で知らない筈だわ。
ヤバいわ、王族の手に触れた上に、私大層上から発言してなかったですかね。
不敬罪………。
「先程は王子とは存じ上げずに大変失礼な言動を!誠に申し訳ありませんでした。
何卒お許し下さいませ」
私の土下座せんばかりの勢いの礼に、
「おいリーシャ、お前何をっ?」
とダークの慌てる声が聞こえたけど、それどころじゃない。
ダークや子供達に火の粉を飛ばしてはならない。どうにか私だけで済ませなくては。
「あ、いやそんな………」
何かいいかけたジークラインがふと無言になり、咳払いをした。
「………確かに、私の手をつかんで『男も女も顔じゃない』と言われて、暗に言えば僕が不細工だと言われてるんだなと少々傷つきました」
「ごもっともでございます!」
ダークが呆然とした顔で私とジークラインを眺めていた。
「でも、王族であることも知らず、御主人も昇進したりで気持ちが高揚したあまり、という穏便な形で収めても良いのですが………1つ条件があります」
「何でも仰って下さいませ!」
「明日、観光の道案内をリーシャ夫人にお願いします」
「………道案内、ですか?それは………いえ!イヤだという事ではなく、私はあまり外に出ませんので、街のオススメ案内が出来るほど詳しくございません。
宜しければ私より適任者を紹介しますので………」
「リーシャ夫人が働かないと意味がないでしょう?明日までに少し勉強しておいて下さいね。朝迎えを出しますので」
「はい!承知致しました!喜んでご案内致します!」
それでは、と大臣の方へ歩いて行くジークラインを頭を下げたまま見送った私は、大事にならずに済みそうだと心底ほっとしたのも束の間、背後の不穏な気配に嫌な汗が流れた。
「リーシャ………屋敷に戻って詳しく教えて貰おうか?」
腕を掴まれ、スタスタと出口へ向かって笑顔で歩き出すダークに、
「話すから、全部話すからっ」
とついていきながらも、私の頭の中では
(でも全部と言っても、すぐ終わっちゃうんだけど………ああ、チョコフォンデュだけでもつまみたかった………)
と不謹慎な考えがよぎっていた。
鼻血を撒き散らすのを回避できただけでも奇跡である。
ダークグレーの艶やかな少し長めの髪、前世の美的感覚から見ても整いすぎと言っても過言ではない顔立ち、長いまつ毛にライトブラウンの魅惑的な瞳に鍛え上げた筋肉に覆われても損なわれない美しい体のライン。そしてそれを白い礼服が最大限に高めている。
宝●のように背中からわさわさと広げた白い羽が見えないのが不思議に思えるほど美麗である。
神様、仕事のしすぎでは?と思うほど美の完成度が半端ない私の旦那様は、この世界ではぶっちぎりの不細工であるというのが私にはどうにも納得がいかないのだが、そんなダークは心も澄みきった海のように美しい。
人からの侮蔑や不本意な扱いに心が折れることもなく、性格が歪みもせずコツコツと己の技術を磨き続ける努力の人である。
いつもいつも私のようながさつな腐女子には勿体ないと思ってしまうのだが、世の中の大部分の女性には彼の魅力が理解できないようなので、遠慮なく独り占めさせて頂いている。もう誰にもあげるつもりはない。
国王から書状を受け取って下がり、振り返って他の招待客も溢れる中から私を見つけてくれた上に、目が合った時の僅かな笑みといったら五体投地しそうなほどの神々しさで、毎度毎度心臓にダイレクトに来る眩しさである。
私が早死にしたら絶対にダークの神々しさのせいだと思う。
他の人たちの授与も終え、一休みしてパーティー会場に案内された辺りでダークが私のところへやって来た。
「リーシャ、人が多くて疲れただろう?顔色が悪いぞ。何か飲み物を持ってこようか?」
「申し訳ないけど、アイスティーをお願い出来る?」
「分かった。ここに座ってろ。すぐ戻るからな」
ここ二年間で会う可能性を楽々超えそうな人の群れに少々酔ってしまった私は、壁に並べられた椅子へ遠慮なく腰を下ろした。
ただでさえヒッキーなのに、めったに社交に出ないせいかジロジロと見られる事も多くて、何だか精神的にも疲れてしまうのだ。
しかし、ビュッフェ形式になっているこの大広間では、食事もだがスイーツの美味しそうな匂いが漂っており、食欲がそそられる。
テーブルに乗っている小さな噴水を模したオブジェからチョコレートが絶え間なく湧き出て、円形の枠へ川のように流れており、一口大の果物やスポンジケーキなどが周りに配置されているのが見えて、目を見開く。
(贅沢なチョコフォンデュだわ………あれは絶対行かなくては!あ、隣はプチタルト群がっ!………向こうのテーブルにはローストビーフに白身魚のバターソテーかしら。
さすが王宮主催ね、魅力満載の太りそうな食べ物がこれでもかと私を攻撃してくるわ。………ダメよリーシャ、ブレナンを生んで太ったお肉をようやく減らしたばかりじゃないの。でも滅多にない機会だし………少しだけなら大丈夫よね?いえここで負けるとまたお腹に)
心で葛藤を繰り返していると、
「リーシャ嬢!」
と言う声と共に庭園で会ったあの美少年、ジークライン・フェルーシーが笑顔でやって来た。
「あら、フェルーシー様もいらしたのですね」
「ジークラインと呼んで下さい。ところで今日はどなたかご家族が授与式にでも?」
「ええ。それと私は嬢ではありませんのよ、夫も子供もおりますので」
「けっ、結婚されてるのですか?!」
「はい。もう三年ほどになります。………あらダークありがとう。紹介しますわ、夫ですの」
飲み物を持ったダークが早足でやって来た。
「ジークライン王子、妻をご存知でございましたか?」
………王子とか聞こえたけど、あれ、もしかして今訪問中とかいう隣国の?
道理で知らない筈だわ。
ヤバいわ、王族の手に触れた上に、私大層上から発言してなかったですかね。
不敬罪………。
「先程は王子とは存じ上げずに大変失礼な言動を!誠に申し訳ありませんでした。
何卒お許し下さいませ」
私の土下座せんばかりの勢いの礼に、
「おいリーシャ、お前何をっ?」
とダークの慌てる声が聞こえたけど、それどころじゃない。
ダークや子供達に火の粉を飛ばしてはならない。どうにか私だけで済ませなくては。
「あ、いやそんな………」
何かいいかけたジークラインがふと無言になり、咳払いをした。
「………確かに、私の手をつかんで『男も女も顔じゃない』と言われて、暗に言えば僕が不細工だと言われてるんだなと少々傷つきました」
「ごもっともでございます!」
ダークが呆然とした顔で私とジークラインを眺めていた。
「でも、王族であることも知らず、御主人も昇進したりで気持ちが高揚したあまり、という穏便な形で収めても良いのですが………1つ条件があります」
「何でも仰って下さいませ!」
「明日、観光の道案内をリーシャ夫人にお願いします」
「………道案内、ですか?それは………いえ!イヤだという事ではなく、私はあまり外に出ませんので、街のオススメ案内が出来るほど詳しくございません。
宜しければ私より適任者を紹介しますので………」
「リーシャ夫人が働かないと意味がないでしょう?明日までに少し勉強しておいて下さいね。朝迎えを出しますので」
「はい!承知致しました!喜んでご案内致します!」
それでは、と大臣の方へ歩いて行くジークラインを頭を下げたまま見送った私は、大事にならずに済みそうだと心底ほっとしたのも束の間、背後の不穏な気配に嫌な汗が流れた。
「リーシャ………屋敷に戻って詳しく教えて貰おうか?」
腕を掴まれ、スタスタと出口へ向かって笑顔で歩き出すダークに、
「話すから、全部話すからっ」
とついていきながらも、私の頭の中では
(でも全部と言っても、すぐ終わっちゃうんだけど………ああ、チョコフォンデュだけでもつまみたかった………)
と不謹慎な考えがよぎっていた。
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