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異世界人拾っちゃいました…
基礎知識 2
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「リョウの世界や、リョウが知っている異世界と同じものや似ているモノが多くある事は分かった。でも、全く違うこともいくつかある…」
俺は、夕食の準備をしながら、この世界で一番重要な話をする。
俺達がいるこの世界は、名前に出身地や部(種)族名を入れる事になっていて、これには、重要な意味がある。
リョウが持っていた知識では、ポーションと言う魔法薬や、薬草は、どの種族でも効能が同じと言うが、この世界では違う。生まれた場所、種族によって、効能が違うのだ。
この大陸に住む多くの者にとっては傷薬になるモノが、獣人族の一部の部族には、速効性の毒になるモノがあったり、人族が平気で食べている魚が我々には、麻痺毒になったりする。
なので、この世界では生まれてすぐに、鑑定士に診てもらい、摂取出来るモノ、出来ないモノのリストを作るのだ。勿論、生まれた場所にある植物や動物は摂取出来るモノが多い。転移門を潜った者も降り立った土地のモノが合う場合が多いと聞いたことがある。
「だから、同じものを食べても良いと思うけど…用心した方がいいか…今日のところは、全種族が食べられる携帯食にしておこう。水分も、白湯だったら種族は関係ないから、これで、我慢してくれ」
俺は、どこの大陸でも手に入れる事が出来る油紙に包んだ『ビスト』という焼き菓子を一つと、白湯が入った器をリョウに渡す。
「どうした?食べないのか?」
リョウは、眉間にシワを寄せ、手に持ったビストを見たまま食べようとしない。
「…それって、この世界の人達はみんなアレルギー持ちってこと?」
「えっ?アレルギー?」
リョウの説明によると、アレルギー持ちというのは、自分の身体に合わないモノを食べたりすると身体が受け付けなくて、様々な症状がでて、ひどい場合には死んでしまうらしい…
確かに、そう言ってもいいかもしれないが、元々身体の作りや育った環境が違うのだから、食べ物や、薬が違っても、不思議ではないような気がするが、リョウは、納得出来ないようだ。
リョウの世界では、人族中心の世界で、人が使う薬の効能を確かめるのに色々な動物が使われるらしい、始はネズミで…最終的に、人に近いサルでというように、だから、薬草や、ポーションが、種族によって効能が違うのはおかしいという。
「なるほどね。凄いな子供だと思っていたのに、本当は違うのかな?そういう事に関係した仕事をしてたの?」
「ううん。違う。…両親が実験動物の飼育員、だから、ウチでは動物飼えなかった…」
リョウがポツリと呟いた。
よく分からないが…リョウの両親は、薬の効能を調べるために使われる動物を育てる仕事をしているということでいいのだろう。でも、飼えない?
「ん?どうして?」
「よくわからないけど、他の動物の菌とか持ち込むのがいけないとかなんとか言ってたから…」
キン?リョウの言葉には、時々、分からない単語が出てくる。でも、ちゃんと、言葉として聞こえるのだから、この世界にもあるモノなのだろう。俺が知らないだけで…
「リョウは、動物を、飼いたかったのかい?」
「うん、犬!ボーダーコリーっいう、牧場で牛や羊を追ったり、守ったりするのに適した犬がいるんだけど、カッコイイんだぁー」
リョウは、ここに来て初めて笑顔になった。
「そうか、なら、この森を抜けた先に牧場があるから行ってみるか?牛追いをする動物も居ると聞いた事がある」
「え?この世界でも牛がいるの?」
「ああ、牛も羊もいるけど、何故、そんなに驚く?」
「だって、異世界だと、日本って、いうか地球とは違う動物だったり、魔獣を飼ってたりする話が多かったから…」
そう言うことか、リョウの世界に魔獣はいないらしい、しかも、異世界の話を伝えるようなものは、動物も何やら違うように書かれていて、普通に牛や羊が居るということが不思議なのだろう。
「言葉としては同じでも、リョウが知っている動物と同じとは限らないから、その辺は理解しておいてくれ」
「え?ああ…そうか、そうだよね…」
俺は、夕食の準備をしながら、この世界で一番重要な話をする。
俺達がいるこの世界は、名前に出身地や部(種)族名を入れる事になっていて、これには、重要な意味がある。
リョウが持っていた知識では、ポーションと言う魔法薬や、薬草は、どの種族でも効能が同じと言うが、この世界では違う。生まれた場所、種族によって、効能が違うのだ。
この大陸に住む多くの者にとっては傷薬になるモノが、獣人族の一部の部族には、速効性の毒になるモノがあったり、人族が平気で食べている魚が我々には、麻痺毒になったりする。
なので、この世界では生まれてすぐに、鑑定士に診てもらい、摂取出来るモノ、出来ないモノのリストを作るのだ。勿論、生まれた場所にある植物や動物は摂取出来るモノが多い。転移門を潜った者も降り立った土地のモノが合う場合が多いと聞いたことがある。
「だから、同じものを食べても良いと思うけど…用心した方がいいか…今日のところは、全種族が食べられる携帯食にしておこう。水分も、白湯だったら種族は関係ないから、これで、我慢してくれ」
俺は、どこの大陸でも手に入れる事が出来る油紙に包んだ『ビスト』という焼き菓子を一つと、白湯が入った器をリョウに渡す。
「どうした?食べないのか?」
リョウは、眉間にシワを寄せ、手に持ったビストを見たまま食べようとしない。
「…それって、この世界の人達はみんなアレルギー持ちってこと?」
「えっ?アレルギー?」
リョウの説明によると、アレルギー持ちというのは、自分の身体に合わないモノを食べたりすると身体が受け付けなくて、様々な症状がでて、ひどい場合には死んでしまうらしい…
確かに、そう言ってもいいかもしれないが、元々身体の作りや育った環境が違うのだから、食べ物や、薬が違っても、不思議ではないような気がするが、リョウは、納得出来ないようだ。
リョウの世界では、人族中心の世界で、人が使う薬の効能を確かめるのに色々な動物が使われるらしい、始はネズミで…最終的に、人に近いサルでというように、だから、薬草や、ポーションが、種族によって効能が違うのはおかしいという。
「なるほどね。凄いな子供だと思っていたのに、本当は違うのかな?そういう事に関係した仕事をしてたの?」
「ううん。違う。…両親が実験動物の飼育員、だから、ウチでは動物飼えなかった…」
リョウがポツリと呟いた。
よく分からないが…リョウの両親は、薬の効能を調べるために使われる動物を育てる仕事をしているということでいいのだろう。でも、飼えない?
「ん?どうして?」
「よくわからないけど、他の動物の菌とか持ち込むのがいけないとかなんとか言ってたから…」
キン?リョウの言葉には、時々、分からない単語が出てくる。でも、ちゃんと、言葉として聞こえるのだから、この世界にもあるモノなのだろう。俺が知らないだけで…
「リョウは、動物を、飼いたかったのかい?」
「うん、犬!ボーダーコリーっいう、牧場で牛や羊を追ったり、守ったりするのに適した犬がいるんだけど、カッコイイんだぁー」
リョウは、ここに来て初めて笑顔になった。
「そうか、なら、この森を抜けた先に牧場があるから行ってみるか?牛追いをする動物も居ると聞いた事がある」
「え?この世界でも牛がいるの?」
「ああ、牛も羊もいるけど、何故、そんなに驚く?」
「だって、異世界だと、日本って、いうか地球とは違う動物だったり、魔獣を飼ってたりする話が多かったから…」
そう言うことか、リョウの世界に魔獣はいないらしい、しかも、異世界の話を伝えるようなものは、動物も何やら違うように書かれていて、普通に牛や羊が居るということが不思議なのだろう。
「言葉としては同じでも、リョウが知っている動物と同じとは限らないから、その辺は理解しておいてくれ」
「え?ああ…そうか、そうだよね…」
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