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冒険の始まり
ハバー大陸一周の旅 15
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リョウのテンションが上がってきたので、俺も気になっていた事を聞いてみる。
「リョウの居た世界では、アースドラゴンは弱いって本当なのか?」
「えー、どうなんだろ?僕が読んだりしてたのは、ドラゴン=最強って、いう感じのが多かったからなぁ。ただ、主人公とかの強さを表すためのドラゴン退治とかあったけど…アースドラゴンとか種族が出てくるのあったかな?」
「じゃぁ、リョウが知ってるドラゴンは、烈震みたいな感じか?」
「ううん、ドラゴンっていうと、大体、大きな翼があって空を飛ぶのが多いかな…あっ、それは、西洋風って感じかな。東洋っていうか、ニホンとかチュウゴクとかだと、蛇みたいな長い身体に脚があって、翼は無いけど空が飛べるの、で、えーと、竜珠っていうのを持っていたりする」
「そのニホンのは、白銀の鱗だったりするのか?」
「ううん、普通に描かれるのは、緑が多いかな?だけど、方角?四海?で表すのがあったんだよなぁ…それで、白竜は…確か、西だったハズ」
「方角で、表す?」
「うーんと、父さんが好きだった話に載ってたけど、難しくてあんまり覚えてないんだ。ただ、中央が黄(金)色で、東が青で、南が赤、西が白、北が黒の竜で描かれていたと思う…」
「へぇー、属性でなくて方角ねぇ。能力とか同じなのか?」
「ううん、青が重力で、赤は火で、白が風、黒が水だったかな?」
「ん?青い竜は水属性じゃないのか?」
「うん、違うよ。水というか雨を降らせるのは黒竜だったよ」
「そうなのか…その容姿で天候を司っているのなら、この世界の竜神の様な感じなのかな?まぁ、色は白銀で、一柱しかいないけど」
「おお、竜神様もいる。ドラゴ…いや、竜珠が散らばってて、集めると願いを叶えてくれたりする?」
「はぁ?」
「ごめん、言ってみただけです…」
それからも、リョウの世界の竜種の話を聞いたのだが、地属性のものに関しては、余り記憶してないようだった。
ただ、面白いのがあって、成長すると進化をするモノがいて、その進化によっていろいろな形態を選べたりするゲームもあったらしい。
そして、その話を聞いた烈震が、凄く興味を示していた。
そして、竜種の話が落ち着いた頃に、聞き役だったクラリーちゃんから、メリロットが言っていた新種の魔獣は烈震の事なのかと聞かれた。
「どうなんだ?」
直接、本人に聞いてみると、首を横に振っている。
『どうやら、シス様から連絡を受け、今朝、ガラン様とこの地に降り立ったみたいですよ』
お、どうやら、バレンが烈震と意志疎通出来るようだ。警戒心が強くなっているせいか、幼体のせいか、うまく会話が出来ないと思っていたが、助かった。
「じゃぁ、もしかしたら新種の魔獣を、従魔に出来るかも知れないの?」
「可能性はあるな」
「トガレーには一週間居るんだよね?」
「その予定だ。依頼が出ていて、今まで、狩ったことのない動物が数多くいるし、珍しい植物も豊富にあるからな」
「よし、頑張って、魔獣探すぞ」
魔力感知や、探索魔法の訓練になるからちょうどいい、興味を持ってやった方が、上達も早いだろうしな。
取り敢えず今日明日は、野宿しないといけないので、食材探しと、夜営地を探し始める。
夜営地を見付け、食事をしてなんとなく皆でまったりしていると、リョウが何やら、魔力を動かし始めた。リョウの目の前に青白い透明な板が浮かび上がり、黄色い文字が浮かび上がって来る。その画面を見ながら、何やら言葉を発していると、更に、細かい文字が浮かんできた。
「リョウ?何をしてるんだ?」
「えーと、ゲーム説明の時にちょっと言ってたけど、自分の強さとか数値化出来ないかなぁと思って」
「「数値化?」」
おっと、クラリーちゃんとハモってしまった。
「うん、さっき元居た世界でやっていたゲームの話をしてたけど、それに出てくるんだよ。ステータスっていって、レベルとか、生命力、魔力とか、身体的な事も、数値で表されるんだ。狩りとかの経験値も数値化されていて、その数値が上がるとレベルアップ出来ていろいろやれることも増えたりしてくんだ」
「えーと、それは、普通に修行とかして自分のレベルを上げるのと何が違うんだ?」
「身体能力とかも数字で見れるから、鍛えたりない所とか、効率よく修行が出来るから、便利かなぁと思うよ。それに、鑑定の時に、生命力とか、魔力の量も分かるから、戦う相手の強さが大体分かったりするし」
「成る程、確かに、自分には何が足りないのか分かるのはありがたいな。魔獣に関しては、冒険者ランクの様に、ランク付けされているけど、かなり大雑把だし、そうなれば、確かに戦いやすいか…」
「そう、だからやってみようと、思ったんだけど、基礎となる数値が分からないからダメみたい」
「ああ、成る程、中央に問い合わせて、数値化してもらえば良いのか」
「ん?どういうこと?」
「前に言っただろ、中央、この場合『空』だな。空は観察者がいるんだ。光と闇の精霊たちが、地上の変化を観察しているから、今までのを数値化出来るか問い合わせて、可能なら、冒険者や、魔獣のランク付けにも使ってもらって、更に、情報をまとめれば、いろいろ役立ちそうじゃないか?」
「確かに…それで、天上の神様にお願いしたら、皆がステータス見れるようにならないかな?」
「それはどうだろう?それは鑑定に入るわけだろ、光と闇、両方の魔力持ちじゃないと鑑定魔法は覚えられないと聞いたぞ」
「ああ、そうだ。タリクさんがそう言ってたね…ん?あれ?そう言えば、ディルって、精霊魔法をよく使ってるけど、魔力はどっち持ってるの?鑑定魔法は覚えられないとか言ってなかった?」
「リョウの居た世界では、アースドラゴンは弱いって本当なのか?」
「えー、どうなんだろ?僕が読んだりしてたのは、ドラゴン=最強って、いう感じのが多かったからなぁ。ただ、主人公とかの強さを表すためのドラゴン退治とかあったけど…アースドラゴンとか種族が出てくるのあったかな?」
「じゃぁ、リョウが知ってるドラゴンは、烈震みたいな感じか?」
「ううん、ドラゴンっていうと、大体、大きな翼があって空を飛ぶのが多いかな…あっ、それは、西洋風って感じかな。東洋っていうか、ニホンとかチュウゴクとかだと、蛇みたいな長い身体に脚があって、翼は無いけど空が飛べるの、で、えーと、竜珠っていうのを持っていたりする」
「そのニホンのは、白銀の鱗だったりするのか?」
「ううん、普通に描かれるのは、緑が多いかな?だけど、方角?四海?で表すのがあったんだよなぁ…それで、白竜は…確か、西だったハズ」
「方角で、表す?」
「うーんと、父さんが好きだった話に載ってたけど、難しくてあんまり覚えてないんだ。ただ、中央が黄(金)色で、東が青で、南が赤、西が白、北が黒の竜で描かれていたと思う…」
「へぇー、属性でなくて方角ねぇ。能力とか同じなのか?」
「ううん、青が重力で、赤は火で、白が風、黒が水だったかな?」
「ん?青い竜は水属性じゃないのか?」
「うん、違うよ。水というか雨を降らせるのは黒竜だったよ」
「そうなのか…その容姿で天候を司っているのなら、この世界の竜神の様な感じなのかな?まぁ、色は白銀で、一柱しかいないけど」
「おお、竜神様もいる。ドラゴ…いや、竜珠が散らばってて、集めると願いを叶えてくれたりする?」
「はぁ?」
「ごめん、言ってみただけです…」
それからも、リョウの世界の竜種の話を聞いたのだが、地属性のものに関しては、余り記憶してないようだった。
ただ、面白いのがあって、成長すると進化をするモノがいて、その進化によっていろいろな形態を選べたりするゲームもあったらしい。
そして、その話を聞いた烈震が、凄く興味を示していた。
そして、竜種の話が落ち着いた頃に、聞き役だったクラリーちゃんから、メリロットが言っていた新種の魔獣は烈震の事なのかと聞かれた。
「どうなんだ?」
直接、本人に聞いてみると、首を横に振っている。
『どうやら、シス様から連絡を受け、今朝、ガラン様とこの地に降り立ったみたいですよ』
お、どうやら、バレンが烈震と意志疎通出来るようだ。警戒心が強くなっているせいか、幼体のせいか、うまく会話が出来ないと思っていたが、助かった。
「じゃぁ、もしかしたら新種の魔獣を、従魔に出来るかも知れないの?」
「可能性はあるな」
「トガレーには一週間居るんだよね?」
「その予定だ。依頼が出ていて、今まで、狩ったことのない動物が数多くいるし、珍しい植物も豊富にあるからな」
「よし、頑張って、魔獣探すぞ」
魔力感知や、探索魔法の訓練になるからちょうどいい、興味を持ってやった方が、上達も早いだろうしな。
取り敢えず今日明日は、野宿しないといけないので、食材探しと、夜営地を探し始める。
夜営地を見付け、食事をしてなんとなく皆でまったりしていると、リョウが何やら、魔力を動かし始めた。リョウの目の前に青白い透明な板が浮かび上がり、黄色い文字が浮かび上がって来る。その画面を見ながら、何やら言葉を発していると、更に、細かい文字が浮かんできた。
「リョウ?何をしてるんだ?」
「えーと、ゲーム説明の時にちょっと言ってたけど、自分の強さとか数値化出来ないかなぁと思って」
「「数値化?」」
おっと、クラリーちゃんとハモってしまった。
「うん、さっき元居た世界でやっていたゲームの話をしてたけど、それに出てくるんだよ。ステータスっていって、レベルとか、生命力、魔力とか、身体的な事も、数値で表されるんだ。狩りとかの経験値も数値化されていて、その数値が上がるとレベルアップ出来ていろいろやれることも増えたりしてくんだ」
「えーと、それは、普通に修行とかして自分のレベルを上げるのと何が違うんだ?」
「身体能力とかも数字で見れるから、鍛えたりない所とか、効率よく修行が出来るから、便利かなぁと思うよ。それに、鑑定の時に、生命力とか、魔力の量も分かるから、戦う相手の強さが大体分かったりするし」
「成る程、確かに、自分には何が足りないのか分かるのはありがたいな。魔獣に関しては、冒険者ランクの様に、ランク付けされているけど、かなり大雑把だし、そうなれば、確かに戦いやすいか…」
「そう、だからやってみようと、思ったんだけど、基礎となる数値が分からないからダメみたい」
「ああ、成る程、中央に問い合わせて、数値化してもらえば良いのか」
「ん?どういうこと?」
「前に言っただろ、中央、この場合『空』だな。空は観察者がいるんだ。光と闇の精霊たちが、地上の変化を観察しているから、今までのを数値化出来るか問い合わせて、可能なら、冒険者や、魔獣のランク付けにも使ってもらって、更に、情報をまとめれば、いろいろ役立ちそうじゃないか?」
「確かに…それで、天上の神様にお願いしたら、皆がステータス見れるようにならないかな?」
「それはどうだろう?それは鑑定に入るわけだろ、光と闇、両方の魔力持ちじゃないと鑑定魔法は覚えられないと聞いたぞ」
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