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冒険の始まり
ハバー大陸一周の旅 70
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メリロットに連れられ役所に入り、リョウが魔術習得の為に通っていた部屋に通される。そこに、転異者から『天使』と言われている白い翼を持つ光の精霊と『堕天使』と言われている黒い翼の闇の精霊…(なので、闇の精霊達は、転異者の事をあまり好く思っていない…)が何やら分厚い資料を持っている。
「今回の災害状況と、それにともない絶滅するであろう動植物の資料です。目を通しておいてください」
「あ、はい…」
挨拶もなしに、無表情の圧に堪えられず、光の精霊が差し出してきた資料を、素直に受け取ってしまった。
「そして、こちらが、今回のダンジョン創りの計画書です。これも、目を通しておいてください。では、失礼します」
闇の精霊も無表情まま、資料を差し出し、俺が受けとるのを見ると、二人は部屋を出ていこうとする。
「え?ちょっと待って下さい。これって、どういう意味ですか?」
「どういう意味とは?」
「え?この資料を読んで、俺は何をすればいいのでしょう?」
「何もする必要はありません。読んでおいてもらいたいだけです」
「え?」
「神の仲間入りするための準備です。先ずは、地上の事を把握してください。そして、工芸家として良い物を作り上げて下さい」
「は、はい」
「では、私達は、失礼します」
そう言って、二人は出ていった…
「神様になるって、勉強が必要なんだ…それ、全部覚えるの?」
俺が渡された厚みが三十センチ近くある資料の束を見ながらリョウが聞いてきた。
「覚えると言うか、知ってて当たり前みたいな感覚なのかもしれない…」
「うわっ、…でも、ダンジョンの計画書は、ちょっと見たいかな~、攻略法とか分かりそう」
メチャクチャ嫌そうな顔をした後に、資料の上を覗きこみ、そんなことを言い出した。
全く…ちゃっかりしてると言うか、現金なヤツだな…
「チッチッチッ、これは見せられないな、情報収集込みで、ダンジョン攻略目指してくれ」
「うわー、ディルのケチィ」
なんて話してる所に、ノックの音が聞こえた。返事をすると、メリロットが入ってきて、資料の束を見た。
「どういう事?竜王様や神器の説明を受けただけでも驚いたのに、名指しで空から、直接、使者が降りて来るなんて、何かしたの?」
物凄く、怪訝な顔つきで聞いてきた。
少し考え、口止めはされてないから、話しても良いのだろうと、シーズを旅立ってからのことをざっと話した。
「生まれたときから特別と言われてたけど…神だったのね。ちょっと、驚いたけど、納得出来るわ」
「いや、まだ、神となったわけでは…」
「こんな大規模災害起こしておいて、神じゃないなんてあり得ないでしょ!」
「うわっ、そっちか…その言い方は、やめてよ。邪神とかになりそうだよ…」
「だったら、ちゃんと気をつけてね。子供達に、悪影響が出たら困るから!」
「う、はい、気を付けます…」
一通り、メリロットから注意を受けてから、烈震達の事を聞いてみる。
「烈震様と地竜の剣様は、これを身に付けておいて下さい」
と、メリロットが手渡した物を見る。
「えっ、冒険者のタグ?」
「そう。空から発行されてる特S冒険者証明書よ。伝説のお二方を従魔として連れ歩いたら、恨まれるわよ」
「た、確かに…、そうかもしれない」
転異者に人気がないとかいっていたが、四大竜王は、それぞれの大陸の守護者として、絶大な人気があるのだった。しかも、英雄物語のファンも多い、その二人の素性が分かれば…
ブルッと、悪寒が走ったので、必要最小限の情報提供に努めようと決めた。
「ユキちゃんは、こっちね」
始め俺が抱っこしていたが、資料を渡されるときに、肩に移動し、今は、肩車で俺の頭にへばりついてるユキにも、冒険者のタグを渡す。それを見ると…
「うわっ、ユキは、SSSか…」
「雪の女王と魔力が繋がっているのでしょ?正直、地上で相手をできる人がどれぐらいいるかしら?」
「…モ、モンディールぐらいかな?」
「でしょ。それに、あなたもね」
「俺も、そっちの枠に入るのか…」
「今さらね」
「まだ、認めないんスかぁ?」
ぐ、地竜の剣は、この手の話題には、直ぐに突っ込んでくるな…
「だけど、まだ、修行中ってことで、ディルの冒険者証明書は、そのままよ。頑張って等級あげしてね」
「今回の災害状況と、それにともない絶滅するであろう動植物の資料です。目を通しておいてください」
「あ、はい…」
挨拶もなしに、無表情の圧に堪えられず、光の精霊が差し出してきた資料を、素直に受け取ってしまった。
「そして、こちらが、今回のダンジョン創りの計画書です。これも、目を通しておいてください。では、失礼します」
闇の精霊も無表情まま、資料を差し出し、俺が受けとるのを見ると、二人は部屋を出ていこうとする。
「え?ちょっと待って下さい。これって、どういう意味ですか?」
「どういう意味とは?」
「え?この資料を読んで、俺は何をすればいいのでしょう?」
「何もする必要はありません。読んでおいてもらいたいだけです」
「え?」
「神の仲間入りするための準備です。先ずは、地上の事を把握してください。そして、工芸家として良い物を作り上げて下さい」
「は、はい」
「では、私達は、失礼します」
そう言って、二人は出ていった…
「神様になるって、勉強が必要なんだ…それ、全部覚えるの?」
俺が渡された厚みが三十センチ近くある資料の束を見ながらリョウが聞いてきた。
「覚えると言うか、知ってて当たり前みたいな感覚なのかもしれない…」
「うわっ、…でも、ダンジョンの計画書は、ちょっと見たいかな~、攻略法とか分かりそう」
メチャクチャ嫌そうな顔をした後に、資料の上を覗きこみ、そんなことを言い出した。
全く…ちゃっかりしてると言うか、現金なヤツだな…
「チッチッチッ、これは見せられないな、情報収集込みで、ダンジョン攻略目指してくれ」
「うわー、ディルのケチィ」
なんて話してる所に、ノックの音が聞こえた。返事をすると、メリロットが入ってきて、資料の束を見た。
「どういう事?竜王様や神器の説明を受けただけでも驚いたのに、名指しで空から、直接、使者が降りて来るなんて、何かしたの?」
物凄く、怪訝な顔つきで聞いてきた。
少し考え、口止めはされてないから、話しても良いのだろうと、シーズを旅立ってからのことをざっと話した。
「生まれたときから特別と言われてたけど…神だったのね。ちょっと、驚いたけど、納得出来るわ」
「いや、まだ、神となったわけでは…」
「こんな大規模災害起こしておいて、神じゃないなんてあり得ないでしょ!」
「うわっ、そっちか…その言い方は、やめてよ。邪神とかになりそうだよ…」
「だったら、ちゃんと気をつけてね。子供達に、悪影響が出たら困るから!」
「う、はい、気を付けます…」
一通り、メリロットから注意を受けてから、烈震達の事を聞いてみる。
「烈震様と地竜の剣様は、これを身に付けておいて下さい」
と、メリロットが手渡した物を見る。
「えっ、冒険者のタグ?」
「そう。空から発行されてる特S冒険者証明書よ。伝説のお二方を従魔として連れ歩いたら、恨まれるわよ」
「た、確かに…、そうかもしれない」
転異者に人気がないとかいっていたが、四大竜王は、それぞれの大陸の守護者として、絶大な人気があるのだった。しかも、英雄物語のファンも多い、その二人の素性が分かれば…
ブルッと、悪寒が走ったので、必要最小限の情報提供に努めようと決めた。
「ユキちゃんは、こっちね」
始め俺が抱っこしていたが、資料を渡されるときに、肩に移動し、今は、肩車で俺の頭にへばりついてるユキにも、冒険者のタグを渡す。それを見ると…
「うわっ、ユキは、SSSか…」
「雪の女王と魔力が繋がっているのでしょ?正直、地上で相手をできる人がどれぐらいいるかしら?」
「…モ、モンディールぐらいかな?」
「でしょ。それに、あなたもね」
「俺も、そっちの枠に入るのか…」
「今さらね」
「まだ、認めないんスかぁ?」
ぐ、地竜の剣は、この手の話題には、直ぐに突っ込んでくるな…
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